【2025年6月最新版】ファミリーテントの選び方|初心者でも失敗しないための3つの重要ポイント

ファミリー

ランキングを見る前に、まずはテント選びの「モノサシ」を手に入れましょう。これからご紹介する3つのポイントを押さえるだけで、カタログスペックの数字に惑わされることなく、ご自身の家族に本当に必要な機能が見えてきます。この知識が、後悔しないテント選びの最強の武器になります。

ポイント1:家族みんなが快適!「居住性」で選ぶ(広さ・高さ・間取り)

テントは「アウトドアのリビングであり、寝室」です 。家族みんながストレスなく過ごせるかどうかは、この「居住性」にかかっています。  

  • 広さの基本ルール:「使用人数+1~2人」 テントのスペックに書かれている「定員」は、あくまで最大収容人数です。実際にキャンプをすると、着替えや荷物でテント内は意外と手狭になります。快適な空間を確保するためには、「実際に使う人数+1~2人」のサイズを選ぶのが鉄則です 。例えば、大人2人+子ども2人の4人家族なら、5~6人用のテントが理想的です。具体的には、寝室となるインナーテントの床面積が、一辺270cm以上、できれば300cm四方あると、荷物を置いてもゆったり眠れます 。  
  • 「高さ」が快適さを左右する 見落としがちですが、テント内の「高さ」は非常に重要です。特にファミリーキャンプでは、大人が中で着替えたり、子どもの世話をしたりする場面が多くあります。高さが185cm以上あれば、多くの大人が腰をかがめずに立てるので、圧迫感がなくなり快適さが格段にアップします 。  
  • 間取りは「ドーム型」か「2ルーム型」か ファミリー向けテントの主流は、寝室のみの「ドーム型」と、寝室+リビングが一体化した「2ルーム型」です。
    • ドーム型テント: 設営が比較的簡単で、価格も手頃なモデルが多いのが魅力です。ただし、リビングスペースがないため、日中のくつろぎスペースや雨天時の避難場所として、別途タープを張るのが一般的です 。  
    • 2ルーム型テント: テント一つでリビングと寝室が完結するため、天候に左右されずに快適な空間を確保できます。雨が降ってきても、リビングスペースで子どもたちが安全に遊んだり、食事をしたりできるのは大きなメリットです。ただし、大型になる分、設営に少し手間と時間がかかります 。  

ポイント2:パパ・ママの負担を軽減!「設営のしやすさ」で選ぶ

キャンプ場で子どもたちから目を離せない中、複雑なテントの設営に手間取ってしまうのは、初心者ファミリーにとって大きなストレスです 。設営がスムーズにできるかどうかは、キャンプ全体の楽しさを左右する重要なポイントです。  

最近のテントは、初心者でも簡単に設営できるよう、様々な工夫が凝らされています。

  • 色分けされたポールとスリーブ: ポールを差し込むべきスリーブ(筒状の布)がポールと同じ色でマーキングされており、直感的に組み立てられるようになっています。これにより、「どのポールをどこに差せばいいの?」という混乱を防げます 。  
  • アシストクリップ: ポールの一方をクリップで固定しておくことで、一人でもテントを立ち上げやすくする便利な機能です。特に大型の2ルームテントでは、この機能の有無が設営の難易度を大きく変えます 。  
  • シンプルな構造: ポールの本数が少なく、構造が単純なテントほど設営は簡単です。定番の「ドーム型」は、基本2本のポールを交差させるだけのものが多く、初心者でも安心です 。  

設営に自信がない、あるいは少しでも時間を短縮したい方には、傘のように開くだけの「ワンタッチ型テント」という選択肢もあります 。  

ポイント3:突然の雨風でも安心!「耐候性と安全性」で選ぶ

山の天気は変わりやすいもの。家族の安全を守るため、テントの耐候性(雨や風に耐える性能)は絶対に妥協できないポイントです。

  • 防水性能の目安は「耐水圧1,500mm以上」 テントの防水性能は「耐水圧」という数値で示されます。これは、生地にどれくらいの水圧がかかったら水が染み出すかを示す指標です。一般的な傘の耐水圧が500mm程度なので、キャンプではそれ以上の性能が求められます。 安心してキャンプを楽しむためには、フライシート(屋根部分)の耐水圧が最低でも1,500mm以上あるモデルを選びましょう。2,000mm以上あれば、激しい雨でも安心です 。   さらに重要なのが、フロア(床)部分の耐水圧です。地面からの浸水を防ぐため、こちらも1,500mm、できれば2,000mm以上あると、雨の日のキャンプでも快適に眠れます 。  
  • 風への強さは「ポールの材質」と「形状」で決まる 強風はキャンプで最も注意すべき危険の一つです。テントの耐風性は、フレーム(ポール)の材質とテントの形状に大きく影響されます。ポールは、安価なテントに使われるFRP(グラスファイバー)よりも、軽量でしなやか、かつ強度の高いアルミ合金製がおすすめです 。   形状については、背が低く丸みを帯びたドーム型は、風を受け流しやすいため、本質的に耐風性が高いとされています 。  

これらの3つのポイントを頭に入れておけば、この後のランキングがより深く理解できるはずです。

この記事で紹介するキャンプ用テント一覧【比較表】

商品名総合評価居住性設営のしやすさ耐候性
【1位】 コールマン タフスクリーン2ルームハウス/MDX★★★★★★★★★★★★★★☆★★★★☆
【2位】 スノーピーク エントリー2ルーム エルフィールド★★★★★★★★★★★★★★☆★★★★★
【3位】 コールマン タフワイドドームV/300★★★★☆★★★★☆★★★★★★★★★☆
【4位】 DOD カマボコテント3M★★★★☆★★★★★★★★☆☆★★★★☆
【5位】 スノーピーク アメニティドームL★★★★☆★★★☆☆★★★★★★★★★★

【徹底比較】ファミリーキャンプ用テントのおすすめランキングTOP5

いよいよ、数あるファミリーテントの中から、特に初心者におすすめのモデルをランキング形式でご紹介します。専門家の視点で「居住性」「設営のしやすさ」「耐候性」そして「コストパフォーマンス」を総合的に評価しました。あなたの家族にぴったりの一台が、きっと見つかります。

第1位:コールマン(Coleman) タフスクリーン2ルームハウス/MDX

評価:

  • 総合評価:★★★★★
  • 居住性:★★★★★
  • 設営のしやすさ:★★★★☆
  • 耐候性:★★★★☆

概要: 「ファミリーテントの王道」と呼ぶにふさわしい、コールマンの超人気2ルームテントです。「初めてのテントで失敗したくない」という方に、まず最初におすすめしたいモデル。広々としたリビングと寝室が一体となり、これ一つで快適なキャンプサイトが完成します。圧倒的な人気が、その性能と満足度の高さを物語っています。まさに、価格・機能・安心感のすべてを兼ね備えた、初心者ファミリーのための最適解と言える一張りです 。  

▼ここがイチオシ!

  • 雨でも安心!家族でくつろげる広大なリビング空間 このテント最大の魅力は、なんといっても広々としたリビングスペースです。テーブルとチェア4脚を置いても余裕があり、雨の日や虫が多い季節でも、子どもたちが安全に遊んだり、家族みんなで食事を楽しんだりできます 。ドームテント+タープという組み合わせも良いですが、天候に左右されずに常に快適な「家」がある安心感は、特に初心者ファミリーにとって何物にも代えがたいメリットです。  
  • 大型なのに考え抜かれた「設営のしやすさ」 「こんなに大きいと設営が大変そう…」と思うかもしれませんが、心配は無用です。ポールを差し込むべき場所が色分けされていたり、一人でもテントを立ち上げやすい「アシストクリップ」が採用されていたりと、初心者でも迷わず設営できる工夫が満載です 。もちろん時間はかかりますが、説明書や動画を見ながら夫婦で協力すれば、確実に建てられる設計になっています。  
  • 「さすがコールマン」と言える圧倒的なコストパフォーマンス これだけの広さと機能性を持ちながら、比較的手に取りやすい価格設定は、コールマンならではの魅力です。スノーピークなどのハイブランドに引けを取らない快適性を、より現実的な予算で実現できます 。まさに「ファミリーキャンプを始めるなら、まずはコレ」と自信を持っておすすめできる、コストパフォーマンス最強の一張りです。  

▼ちょっと気になる点

  • 重量と収納サイズは覚悟が必要 居住性が高い分、重量は約17kgと重く、収納サイズも大きめです 。車の積載スペースをそれなりに占有することは覚悟しておきましょう。購入前に、ご自身の車のラゲッジスペースに収まるか確認することをおすすめします。  
  • 付属のペグとハンマーは買い替え推奨 これは多くのテントに共通することですが、付属のプラスチック製ペグとハンマーは、あくまで緊急用と考えた方が良いでしょう 。特に地面が硬いキャンプサイトでは歯が立たないことも。安全に、そしてスムーズに設営するためにも、頑丈な「鍛造ペグ」としっかりした重さのペグハンマーを別途購入することを強くおすすめします。  

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第2位:スノーピーク(Snow Peak) エントリー2ルーム エルフィールド

評価:

  • 総合評価:★★★★★
  • 居住性:★★★★★
  • 設営のしやすさ:★★★★☆
  • 耐候性:★★★★★★

概要: 日本が世界に誇るアウトドアブランド、スノーピークが「これからキャンプを始める人のために」と本気で開発した2ルームテントです。エントリーモデルと銘打ってはいるものの、その品質、設計思想、堅牢性はまさに一級品。「良いものを長く使いたい」「どうせ買うなら最高の安心感が欲しい」と考えるファミリーに、これ以上ない選択肢です 。  

▼ここがイチオシ!

  • 所有する喜びと「永久保証」という絶対的な安心感 スノーピーク製品の魅力は、その高い品質だけではありません。製品を製造上の欠陥について「永久保証」する制度は、ブランドの自信の表れです 。何かあっても修理して使い続けられるという安心感は、高価なテントを購入する際の大きな後押しになります。所有欲を満たす美しいデザインと相まって、長く愛せる「一生モノ」の相棒となるでしょう。  
  • どんな天候でも家族を守る、堅牢な作りと高い耐候性 エルフィールドは、スノーピーク独自の厳しい基準で定められた「耐水圧1,800mmミニマム」を誇り、どんな豪雨でも浸水の心配がありません 。また、高品質なアルミ合金フレームと計算された構造により、耐風性も抜群。変わりやすい山の天気の中でも、家族を守るシェルターとして絶対的な信頼を置けます。  
  • 初心者でも直感的にわかる、考え抜かれた設営のしやすさ 大型テントでありながら、設営が非常に分かりやすいのもエルフィールドの特長です。4本のアーチフレームと本体のスリーブが色分けされており、説明書を見れば誰でも直感的に組み立てられます 。インナーテントも吊り下げ式なので、雨の日でもフライシートを先に建ててから、濡れずにインナーを設置できるなど、細部まで考え抜かれた設計が光ります 。  

▼ちょっと気になる点

  • エントリーモデルとしては高価な価格設定 品質が高い分、1位のコールマンと比較すると価格は高めです 。初期投資を抑えたい初心者にとっては、少しハードルが高いかもしれません。しかし、その品質と永久保証を考えれば、長期的なコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。  
  • 大型ゆえの重量と、濡れた後の乾燥の手間 重量は約15.5kgと、やはり重たい部類に入ります 。また、これは大型テント全般に言えることですが、雨に濡れた後は、カビを防ぐために巨大な幕体を完全に乾かす必要があります。自宅に広い物干しスペースがない場合は、少し苦労するかもしれません 。  

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第3位:コールマン(Coleman) タフワイドドームV/300

評価:

  • 総合評価:★★★★☆
  • 居住性:★★★★☆
  • 設営のしやすさ:★★★★★
  • 耐候性:★★★★☆

概要: 「ファミリーテントの原点にして頂点」とも言える、コールマンの超ロングセラードームテントです。設営のシンプルさと、ドーム型とは思えないほどの広い室内空間が魅力。すでにタープを持っている方や、「リビングはタープで開放的に楽しみたい」と考えるファミリーに最適な選択肢です 。  

▼ここがイチオシ!

  • 初心者でも迷わない、シンプルで立てやすい構造 基本的な構造はメインポール2本をクロスさせるだけ。2ルームテントに比べて部品が少なく、設営・撤収が圧倒的にスピーディーです 。初めてテントを立てる人でも直感的に作業でき、「テント設営が大変でキャンプが嫌になった」という失敗を避けられます。  
  • ドーム型随一の居住性!広々&高々空間 「タフワイドドーム」の名の通り、室内空間は驚くほど広々。インナーテントのサイズは300cm×300cmの正方形で、家族4人が川の字で寝ても余裕があります 。さらに、高さが185cm確保されているため、大人が中で立って着替えられるのも大きなポイント。ドームテントの「狭い・低い」というイメージを覆す快適性です 。  
  • お得な「スタートパッケージ」で最高のコスパ このテントは、テントの下に敷く「グランドシート」と、テントの中に敷く「インナーシート」がセットになった「スタートパッケージ」が用意されていることが多いです。これらを別々に買うと1万円以上かかることもあるため、セットで購入できるのは非常にお得。まさに初心者向けの至れり尽くせりなパッケージです 。  

▼ちょっと気になる点

  • リビングスペースは別途タープが必要 このテントはあくまで「寝室」です。広々とした前室(荷物置きスペース)はありますが、雨の日に家族で過ごすようなリビング機能はありません 。快適なキャンプを楽しむためには、別途タープを準備し、設営する必要があります。  
  • スカートがなく、寒い時期には不向き フライシートの裾に、地面との隙間風を防ぐ「スカート」が付いていません。そのため、春先や秋の夜など、冷え込む時期のキャンプでは下から冷気が入り込みやすく、寒さを感じることがあります 。3シーズン(春・夏・秋)での使用がメインと考えるのが良いでしょう。  

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第4位:DOD(ディーオーディー) カマボコテント3M

評価:

  • 総合評価:★★★★☆
  • 居住性:★★★★★
  • 設営のしやすさ:★★★☆☆
  • 耐候性:★★★★☆

概要: そのユニークな形状と圧倒的な広さで、キャンパーたちから絶大な支持を得ているDODの「カマボコテント」。「他の人とは違う、おしゃれで機能的なテントが欲しい」と考えるファミリーにぴったりの、革新的な2ルームテントです。広いリビングは、まるで秘密基地のよう。家族のキャンプを特別な体験に変えてくれます 。  

▼ここがイチオシ!

  • 大人数でも余裕!圧倒的な開放感のリビング カマボコ(トンネル)型の構造により、壁の圧迫感が少なく、天井高が均一な巨大リビングスペースが生まれます。大人10人がくつろげるほどの広さがあり、テーブルやチェア、荷物を置いてもまだ余裕綽々 。家族だけでなく、友人家族とのグループキャンプでも大活躍します。  
  • 夏は涼しく冬は暖かい、オールシーズン対応の機能性 全てのパネルがメッシュにでき、夏場は抜群の風通しを実現。一方、フライシートの裾にはスカートが付いており、冬場は冷気の侵入を防ぎます 。また、遮光性の高い厚手の150D(デニール)生地を採用しているため、夏の日差しを和らげ、テント内の温度上昇を抑えてくれるのも嬉しいポイントです。  
  • キャンプがもっと楽しくなる、多彩なオプションパーツ DODの魅力は、テント本体だけでなく、キャンプ体験を拡張するユニークなオプションパーツの豊富さにもあります 。リビングをお座敷仕様にする「カマザシキ」や、結露を軽減する「カマボコシールド」など、スタイルに合わせてカスタマイズする楽しみがあります 。  

▼ちょっと気になる点

  • 人気すぎて抽選販売が基本 カマボコテントは非常に人気が高く、公式サイトで定期的に行われる抽選販売に当選しないと、定価で購入するのが難しい場合があります 。欲しいと思ってもすぐには手に入らない可能性があることは、念頭に置いておく必要があります。  
  • 設営には広いスペースが必要 全長が長いため、設営には広い区画サイトが必要です。日本のキャンプ場に多い8m×8m程度のサイトにも収まるよう設計されていますが、狭いサイトでは設営できない可能性も 。予約時にサイトの広さを確認することが重要です。  

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第5位:スノーピーク(Snow Peak) アメニティドームL

評価:

  • 総合評価:★★★★☆
  • 居住性:★★★☆☆
  • 設営のしやすさ:★★★★★
  • 耐候性:★★★★★

概要: スノーピークのテントの中で、最も多くのキャンパーに愛されてきたと言っても過言ではないベストセラードームテント。その理由は、シンプルで立てやすい構造と、悪天候にも耐えうる圧倒的な堅牢性にあります。3位のコールマン・タフワイドドームが「居住性」を重視しているのに対し、こちらは「耐候性・安全性」を極めたモデル。よりタフな環境でも安心してキャンプを楽しみたいファミリーにおすすめです 。  

▼ここがイチオシ!

  • 風を制する、卓越した耐風性 アメニティドームの最大の特徴は、その背の低い流線形のフォルムです。このデザインは、風の力を受け流すために計算し尽くされたもの。地上高を低く抑えることで、風の影響を最小限にし、フレームへの負担を軽減します 。実際に強風下でキャンプをすると、その安定感の違いに驚くはずです。  
  • エントリーモデルを超えた高品質な素材と作り フレームには軽量で高強度なジュラルミンを採用し、生地の縫製技術も非常に高いレベルにあります 。エントリーモデルという位置づけながら、随所にスノーピークの妥協しないモノづくりの精神が感じられます。長く使い込めるタフさは、まさに「本物」の証です。  
  • 使い勝手の良い、広々とした前室 ドーム型テントでありながら、出入口のフロントパネルを広げると、かなり広い前室(荷物置きスペース)が生まれます 。靴やクーラーボックスなど、雨に濡らしたくない荷物を十分に置けるため、寝室を広々と使うことができます。サイドにも出入口があり、動線が確保しやすいのも便利なポイントです 。  

▼ちょっと気になる点

  • 耐風性と引き換えに、天井が低い 卓越した耐風性を実現するため、テントの高さは165cmに抑えられています。そのため、中で大人がまっすぐ立つことはできません 。着替えなどで少し窮屈に感じる可能性がある点は、タフワイドドームと比較する上での重要なポイントです。  
  • 大人気ゆえにキャンプ場で「被りやすい」 ベストセラーモデルであるため、人気のキャンプ場では同じテントを張っているファミリーに遭遇する確率が非常に高いです 。オリジナリティを重視する方にとっては、少し物足りなく感じるかもしれません。  

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ランキング外でもおすすめ!特定ニーズに応える個性派テント

TOP5には入らなかったものの、「こういう機能が欲しかった!」という特定のニーズに応えてくれる、非常に魅力的なテントを2つご紹介します。

ロゴス(LOGOS) neos PANELスクリーンドゥーブル XL-BJ

こんな人におすすめ:

  • タープのように使える広い出入口が欲しい人
  • テントと車を連結させて使いたい人
  • 設営の手間を少しでも減らしたい人

概要: 「LOGOS」独自の画期的な「PANEL SYSTEM」を搭載した2ルームテントです。このシステムにより、テントの出入口部分が2本のポールでタープのように自立。強度が高く、雨水も溜まりにくい構造で、リビングスペースをさらに拡張できます 。車との連結も簡単にできるため、オートキャンプでの利便性は抜群。他のテントにはないユニークな機能が光る、アイデア満載の一張りです。  

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DOD(ディーオーディー) わがやのテントL

こんな人におすすめ:

  • とにかく設営・撤収時間を短縮したい人
  • ワンオペで設営することが多いパパ・ママ
  • 結露しにくいテントを探している人

概要: その名の通り「わがや」のようにくつろげる、設営が驚くほど簡単なワンタッチ式ドームテントです。傘を開くように、テント内部の紐を引くだけでインナーテントが立ち上がります 。設営に時間をかけたくない、子どもから目が離せないというファミリーの悩みを一発で解決してくれます。インナーテントには、通気性と吸湿性に優れたポリコットン(TC素材)を採用しており、結露しにくく快適なのも大きな魅力です 。  

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よくある質問(Q&A)

テント選びや購入後の疑問について、専門家がお答えします。

Q. テントに付属のペグやハンマーは、そのまま使えますか? A. A. 結論から言うと、買い替えを強くおすすめします。 多くのテントに付属しているプラスチック製や細い金属製のペグ、プラスチック製のハンマーは、整備された芝生のサイトなど、ごく限られた条件でしか使えないことが多いです 。地面が硬いキャンプサイトでは、ペグが簡単に曲がってしまったり、ハンマーが軽すぎて打ち込めなかったりと、設営で非常に苦労します。  

安全のためにも、最初の投資として、地面に力強く打ち込める「鍛造ペグ」と、しっかりとした重さのある「ペグハンマー」を別途購入しましょう。これが、ストレスフリーなキャンプへの一番の近道です 。  

Q. 初めてのテント、撤収後のお手入れはどうすればいいですか? A. A. 最も重要なのは「完全に乾燥させること」です。 キャンプ後のテントは、雨に降られなくても夜露や結露で湿っています。濡れたまま収納すると、カビや生地の劣化(加水分解)の原因となり、テントの寿命を著しく縮めてしまいます 。  

お手入れの基本手順は以下の通りです。

  1. 汚れを落とす: 泥汚れなどは、テントが乾いてからブラシで優しく払い落とします。取れない汚れは、固く絞った濡れ雑巾で優しく拭き取ります。洗剤を使う場合は、必ず中性洗剤を薄めて使い、強くこすらないようにしましょう 。  
  2. 完全に乾燥させる: 自宅に帰り、風通しの良い日陰でフライシートとインナーテントを別々に干します。完全に乾いたことを確認してから収納してください 。  
  3. 正しく保管する: 高温多湿を避け、風通しの良い場所で保管するのが理想です 。  

Q. TC(ポリコットン)素材のテントのメリット・デメリットは? A. A. TC素材は、独特の風合いと機能性で人気ですが、一長一短があります。

  • メリット:
    • 通気性が良い: 湿気を吸って吐き出す性質があるため、テント内の結露が起きにくいです 。  
    • 火の粉に強い: ポリエステル100%の生地に比べて、焚き火の火の粉が当たっても穴が開きにくい難燃性があります 。  
    • 夏涼しく、冬暖かい: 遮光性が高く、夏は濃い日陰を作ってくれます。また、保温性もあるため冬キャンプにも向いています 。  
  • デメリット:
    • 重くてかさばる: コットンを含んでいるため、ポリエステル製のテントより重くなります 。  
    • 乾きにくい: 水を吸うと非常に重くなり、完全に乾かすのに時間がかかります。生乾きはカビの最大の原因なので、メンテナンスには注意が必要です 。  

ご自身のキャンプスタイルや、メンテナンスにかけられる時間を考慮して選ぶことが大切です。

まとめ:あなたに最適なファミリーテントを見つけて、最高のキャンプデビューを!

ここまで、ファミリーキャンプ用テントの選び方から、具体的なおすすめモデルまで詳しく解説してきました。最後に、あなたの家族に最適なテントを選ぶための指針をもう一度おさらいしましょう。

テント選びは、**「居住性(広さ・快適さ)」「設営のしやすさ(手軽さ)」「耐候性(安全性)」**という3つの要素のバランスを、ご自身の家族が何を一番大切にしたいかで決める旅です。

  • 天候を気にせず、広々とした空間で快適に過ごしたい。価格と機能のバランスを重視するなら…1位:コールマン タフスクリーン2ルームハウス/MDX が間違いのない選択です。迷ったらコレを選べば、後悔することはないでしょう。
  • 初期投資はかかっても、長く使える一級品が欲しい。ブランドの信頼性と絶対的な安心感を求めるなら…2位:スノーピーク エントリー2ルーム エルフィールド が、あなたの期待に最高の品質で応えてくれます。
  • 設営はとにかく手早く済ませたい。寝室としての機能と伝統的なキャンプスタイルを重視するなら…3位:コールマン タフワイドドームV/300 が、優れたコストパフォーマンスであなたのキャンプデビューをサポートします。
  • 他の人とは違う、おしゃれで広大なテントが欲しい。キャンプを個性的に楽しみたいなら…4位:DOD カマボコテント3M が、家族に特別なワクワク感と快適な空間を提供してくれます。

この記事が、あなたの家族にとって最高の思い出作りへの第一歩となれば幸いです。気になるテントが見つかったら、ぜひ下のリンクから詳細をチェックして、最高のキャンプデビューを飾ってください!

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