【2026年版】LED防災・センサーライト比較10選|停電対策

LED防災ライト・センサーライト比較10選 ガジェット・暮らし

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停電時に自力で光るライトを、公式APIで実在を確認できた10モデルで比較した。総合1位はジェントス EX-1977IS LEDランタン。30代・現役ITコンサルの僕(hikaku-man)の調査記事である。

台風で数時間だけ電気が止まった夜、家にあったのがスマホのライト1本だった、という話をよく聞く。スマホは連絡手段でもあるので、照明に使った分だけ心細くなる。そこで今回は「停電の夜に、コンセントの助けを借りずに光ってくれる灯り」という一点にしぼって、LED防災ライトとセンサーライトを10モデル並べた。スペックはすべて商品ページとメーカー公表値から拾っている。僕が現物を買って点けたわけではないので、そこは正直に書いておく。

  1. この記事の結論
  2. 【比較一覧表】LED防災ライト・センサーライトおすすめ10選
  3. 停電の夜に効く1台を選ぶ、5つの分かれ道
    1. 最初に困るのは明るさではなく「どこに置くか」だった
    2. コンセントに挿すタイプは、停電の夜にかぎって光らない
    3. ルーメンの数字は、思っているほど比較に使えない
    4. 電池の規格を揃えると、備蓄が一気にラクになる
    5. ソーラーは無料の電気ではなく、日当たりという条件付きの電気である
  4. おすすめ商品10選
    1. 1位 ジェントス EX-1977IS LEDランタン — 部屋のまん中に置く定位置の灯り
    2. 2位 パナソニック BF-BM10 手回し LEDライト — 引き出しの余り電池が非常電源になる
    3. 3位 コールマン クアッドマルチパネルランタン — 名前からして分ける気まんまん
    4. 4位 アイリスオーヤマ BSL-MS1 — 廊下とトイレの「まぶしくない」担当
    5. 5位 ASSEUI 人感センサーライト 室内 充電式 — 貼るだけで足元が消えなくなる
    6. 6位 NeoByteBe 人感センサーライト 室内用 LED — 最大60時間という数字の読み方
    7. 7位 GENTOS Explorer EX-000R 1000ルーメン — 情報が出てこない、という理由での7位
    8. 8位 アセキ 210LED — 玄関先に小さなナイター設備を置く感覚
    9. 9位 Ashei ソーラーライト 屋外 防水 — 2個セットで死角を潰す
    10. 10位 DAISHIN DLA-N4T200 — 良い製品だが、停電では光らないと書いておく
  5. 【まとめ】迷ったらこの3台から始める
    1. 総合1位 ジェントス EX-1977IS LEDランタン — リビングの定位置
    2. 総合2位 パナソニック BF-BM10 手回し LEDライト — 移動と長期戦の担当
    3. 総合3位 アイリスオーヤマ BSL-MS1 — 廊下と階段の常駐
  6. よくある質問
    1. 停電のとき、最初に必要になるのはどのタイプ?
    2. センサーライトは停電中も動くの?
    3. 何ルーメンあれば足りる?
    4. 充電式と乾電池式、どちらを備えるべき?
    5. ソーラーライトは日陰でも使える?
    6. 商品ページのスペックは、どこまで信じていい?
    7. 同じカテゴリの比較記事

この記事の結論

  • 停電時の「部屋のまん中に置く1台」ならジェントス EX-1977IS LEDランタン。商品ページによると明るさ100ルーメン、実用点灯12〜36時間で、ANSI規格準拠と明記されている。
  • 電池の在庫を気にせず使いたいならパナソニック BF-BM10 手回し LEDライト。単1形から単4形まで、どれでも1本あれば点くと商品ページに書かれている。
  • 廊下やトイレに置きっぱなしにするならアイリスオーヤマ BSL-MS1。乾電池式なので、停電しても点灯そのものは止まらない。
  • 屋外の広い範囲を照らすならアセキ 210LED。メーカー公表値は最大3000ルーメン、ソーラー充電で配線不要とされている。
  • 逆に、コンセントに挿すタイプ(今回はDAISHIN DLA-N4T200)は停電中は光らない。防犯用と防災用は別物として数えたほうがいい。

【比較一覧表】LED防災ライト・センサーライトおすすめ10選

順位 商品 価格 電源 タイプ 停電中 購入
1位 ジェントス EX-1977IS LEDランタン
ジェントス EX-1977IS LEDランタン
電池式 ランタン 光る
2位 パナソニック BF-BM10 手回し LEDライト
パナソニック BF-BM10 手回し LEDライト
乾電池1本(単1〜単4) 懐中電灯/ランタン兼用 光る
3位 コールマン クアッドマルチパネルランタン
コールマン クアッドマルチパネルランタン
充電式 ランタン 光る
4位 アイリスオーヤマ BSL-MS1
アイリスオーヤマ BSL-MS1
乾電池 センサーライト(室内) 光る
5位 ASSEUI 人感センサーライト 室内 充電式
ASSEUI 人感センサーライト 室内 充電式
USB充電 センサーライト(バー型) 光る
6位 NeoByteBe 人感センサーライト 室内用 LED
NeoByteBe 人感センサーライト 室内用 LED
Type-C充電 センサーライト(バー型) 光る
7位 GENTOS Explorer EX-000R 1000ルーメン
GENTOS Explorer EX-000R 1000ルーメン
商品ページに記載を確認できず ランタン 要確認
8位 アセキ 210LED
アセキ 210LED
ソーラー充電(2200mAh内蔵) センサーライト(屋外) 光る
9位 Ashei ソーラーライト 屋外 防水
Ashei ソーラーライト 屋外 防水
ソーラー充電 センサーライト(屋外) 光る
10位 DAISHIN DLA-N4T200
DAISHIN DLA-N4T200
AC100V(コンセント) センサーライト(屋外) 光らない

価格は日によって上下するので、表には具体的な金額を入れていない。各行のボタンから、そのときの表示価格を見てほしい。

停電の夜に効く1台を選ぶ、5つの分かれ道

最初に困るのは明るさではなく「どこに置くか」だった

10モデルを並べて気づいたのは、防災ライトの議論がだいたい明るさの話に吸い込まれていくことである。だが停電の夜に本当に困るのは、リビングと廊下とトイレが同時に暗くなることのほうだ。

灯りは1台では足りない。部屋のまん中に置くランタン型、移動するときに手に持つ懐中電灯型、廊下や階段に据えっぱなしにするセンサー型。この3つは役割が違うので、どれか1つで代用しようとすると必ずどこかが真っ暗になる。予算を1台に集中させるより、3タイプに散らしたほうが体感の安心感は上がるはずだ。

コンセントに挿すタイプは、停電の夜にかぎって光らない

センサーライトを調べていて、これは声を大にして書いておくべきだと思った点がある。AC100Vのコンセント式センサーライトは、停電すると当然ながら点灯しない。

今回の10モデルでいえばDAISHIN DLA-N4T200がそれにあたる。商品ページには「防犯」「ガレージ」「玄関」と並んでいて、日常の防犯灯としては真っ当な作りなのだが、防災の文脈に置いた瞬間に評価軸が変わってしまう。だから10位に置いた。製品が悪いのではなく、記事のテーマと噛み合わないだけである。逆に乾電池式・充電式・ソーラー式の3方式は、電力会社の都合と無関係に光る。防災目的で買うなら、まずこの3方式のどれかを選ぶところから始めたい。

ルーメンの数字は、思っているほど比較に使えない

今回いちばん頭を抱えたのがここだ。ジェントス EX-1977IS LEDランタンは商品ページで100ルーメンと明記されている。一方でアセキ 210LEDは最大3000ルーメンという表記だ。数字だけ見ると30倍だが、これを「30倍明るい」と読むのは無理がある。

片方は室内の卓上に置く前提のランタンで、もう片方は駐車場や庭を照らす屋外用の投光型センサーライトだ。測定条件も用途も違うものを、同じ物差しの上に並べても意味がない。むしろ注目したいのはジェントス EX-1977IS LEDランタンの商品ページにある「ANSI規格準拠」の一言で、これは明るさや点灯時間の測り方を業界共通のルールに合わせているという表示である。数字そのものより、その数字がどう測られたかのほうが効いてくる。ルーメン競争を一歩引いて眺めると、案外そういう地味な表記が残る。知らんけど、少なくとも比較表を作る側としてはそう感じた。

電池の規格を揃えると、備蓄が一気にラクになる

防災用品の面倒くささの半分は、電池の種類が家の中でバラバラになることだと思う。単1が必要なランタンと単4が必要なセンサーライトを同時に備えると、いざというときに片方だけ在庫が尽きる。

その意味でパナソニック BF-BM10 手回し LEDライトの設計思想はおもしろい。商品ページによれば単1形から単4形まで、どのサイズでも1本あれば点灯するとされている。家の引き出しに転がっている中途半端な電池が、そのまま非常用の燃料になるということだ。備蓄計画を立てるのが苦手な人ほど、この手の「規格をまたげる」機能はありがたい。

ソーラーは無料の電気ではなく、日当たりという条件付きの電気である

ソーラーセンサーライトは電気代がかからないのが売りで、実際そこは強い。ただしアセキ 210LEDの商品ページには、設置時は直射日光が当たる場所を選ぶこと、軒下や日陰では十分に充電できない場合があることが、はっきり注意書きとして載っている。

つまりソーラーは「タダの電気」ではなく「日当たりという条件を満たしたときだけ手に入る電気」だ。北向きの壁や深い軒下に付けると、期待した時間だけ光らない可能性がある。屋外の設置場所に日が当たるかどうかを先に確かめてから買うのが、遠回りに見えていちばん早い。

おすすめ商品10選

1位 ジェントス EX-1977IS LEDランタン — 部屋のまん中に置く定位置の灯り

ジェントス EX-1977IS LEDランタン

今回の10モデルのなかで、商品ページの情報量がいちばん多かったのがこれである。防災用品は情報が少ない商品ほど買った後で困るので、この時点でかなり印象が良かった。

メーカー公表のスペックでは、明るさ100ルーメン、実用点灯12〜36時間、防滴仕様。エクスプローラーというシリーズ名と並んで「防災」「停電時用」「ANSI規格準拠」が商品名に明記されている。サイズは直径59×132mm、重量は電池を含めて約244g。素材はABS樹脂とポリカーボネートで、付属品として本体とテスト用電池が挙げられている。

100ルーメンという数字は、屋外用センサーライトの表記に比べれば控えめに見える。ただ卓上に置いて部屋の中を照らす用途なら、明るさより点灯時間のほうが効く。12〜36時間という幅は、明るさモードの切り替えで持ち時間が変わるという意味だと読める。真っ暗をやめるための1台としては、この持続力が素直に頼もしい。缶コーヒーくらいのサイズなので、防災バッグに1つ、リビングの棚に1つと分けて置くのも現実的だ。

向いているのは、まず1台だけ買って家の中心に据えたい人。逆に、庭や駐車場をまるごと照らしたい人には出力が足りないので、後述の屋外センサー型と組み合わせたほうがいい。

2位 パナソニック BF-BM10 手回し LEDライト — 引き出しの余り電池が非常電源になる

パナソニック BF-BM10 手回し LEDライト

先に正直な話をしておく。この製品を「手回しライト」として記憶していたのだが、商品ページを開いたら正式な商品名は「LED懐中電灯 電池がどれでもライト BF-BM10-R」だった。手回しはどこへ行ったのだ。とはいえ、実際に載っている機能のほうが停電対策としては刺さる内容だったので、そのまま2位に置いている。

商品ページによると、単1形から単4形までの電池がどれでも1本で使え、最長で約85時間30分の連続使用が可能とされている。さらに新シェードの採用でランタンとしても使えるという記載があり、懐中電灯と据え置き照明の両方を1台で担える。本体サイズは高さ80×奥行135×幅125mmで、色はレッド。

この「どれでも1本」という仕様の何がいいかというと、備蓄の失敗が致命傷にならないことだ。単3を切らしていても単1が残っていれば点く。防災用品の最大の敵は買ったあとの管理コストなので、管理しなくても成立する設計は評価が高い。85時間半という連続点灯も、災害が長引いたときの精神的な余裕につながる。

向いているのは、防災用品の在庫管理が続かない自覚がある人。手回し発電やラジオを目的に探している人は、必要な機能が載っているか商品ページで確認してから決めてほしい。

3位 コールマン クアッドマルチパネルランタン — 名前からして分ける気まんまん

コールマン クアッドマルチパネルランタン

キャンプ用品の棚で見たことがある人も多いはずだ。商品ページの表記は「コールマン クアッドマルチパネルランタン LED 防災 停電 充電式 アウトドア キャンプ」で、防災と停電がアウトドアと同列に並んでいる。メーカー側も非常時の用途を想定して売っていることが読み取れる。

クアッド、つまり4を意味する言葉とマルチパネルという語が商品名に入っている構成なので、複数のパネルで光をつくるモデルであることは名前から読み取れる。ただしパネルの取り外し可否や1枚あたりの点灯時間までは商品ページから確認できなかったので、そこは購入前に必ず商品ページ側で見てほしい。曖昧なまま断定するのは、この記事の主旨に反する。

電源は充電式と明記されているため、停電中でもバッテリーが残っていれば光る。キャンプに持ち出す用途と防災の備えを1台で兼ねられるのは、家に置き場所が少ない人にとって地味に効く利点だ。防災専用の道具は使う機会がないぶん存在を忘れがちだが、普段からキャンプで持ち出していれば充電残量にも自然と目が行く。

向いているのは、アウトドアの予定がある家。防災専用に絞って安く揃えたい人には、機能が過剰になりやすい。

4位 アイリスオーヤマ BSL-MS1 — 廊下とトイレの「まぶしくない」担当

アイリスオーヤマ BSL-MS1

商品ページを読んでいて、想定シーンの書き方がやたら具体的で唸ったのがこれだった。「夜中に移動するとき、電気をつけると目が覚めてしまう」「就寝時、子供が暗闇を怖がってしまう」といった困りごとが並んでいる。防災グッズというより、生活の道具として設計されている。

メーカーの説明によれば、乾電池式のLEDセンサーライトで、下方向を優しく照らす下方発光タイプ。まぶしさを抑える間接光設計で、おすすめの設置場所としてトイレや廊下が挙げられている。設置方法は置き型でも壁付け型でも対応でき、配線工事は不要。AUTOモードでは人を感知して約10秒間点灯し、明るい場所ではセンサーが反応しない仕様と明記されている。明るさはHiが100%、Lowが50%の2段階で調節できる。

そして防災の観点で重要なのが、電源が乾電池であることだ。コンセントを使わないので、停電しても点灯の仕組み自体は影響を受けない。停電の夜にいちばん危ないのは階段や廊下での転倒なので、そこに常設できる灯りは1台目の次に買うべきものだと思う。日常的に足元灯として働いてくれるぶん、備えていることを忘れない点もいい。

向いているのは、廊下や階段の暗さが前から気になっていた人。屋外の広い範囲を照らす用途には作られていないので、そこは屋外モデルに任せたい。

5位 ASSEUI 人感センサーライト 室内 充電式 — 貼るだけで足元が消えなくなる

ASSEUI 人感センサーライト 室内 充電式

細長いバー型のセンサーライトである。商品ページによると長さは23cmで、昼白色の超薄型設計。マグネットと3Mテープ、鉄板が付属し、配線工事なしで棚下や壁面に取り付けられるとされている。

センサーの仕様は、最大120度・3メートル以内の動体を検知して点灯し、約20秒間動きがなければ自動で消灯するという説明。明るさは10%から100%までの無段階調光に対応し、前回の明るさを覚えている記憶機能も搭載されている。点灯モードは3つで、常時点灯モード、人感センサーのみで反応するモード、人感センサーと明暗センサーを組み合わせて暗いときだけ反応するモードが選べる。電源はUSB充電式のリチウムイオン電池内蔵。

停電対策として見た場合、この「常時点灯モードが手動で選べる」点が効く。センサー任せだと、じっと座っているあいだに消えてしまう。手元でボタンを押して光らせ続けられるなら、非常時には小さなランタンとして使える。クローゼットや食器棚の中など、電源を引けない場所に光を足せるのも充電式ならではだ。

向いているのは、コンセントのない場所を明るくしたい人。屋外や水回りに常設したい人は、防水性能の有無を商品ページで確認してほしい。

6位 NeoByteBe 人感センサーライト 室内用 LED — 最大60時間という数字の読み方

NeoByteBe 人感センサーライト 室内用 LED

5位のASSEUIとよく似たバー型だが、こちらは長さ30cmで、公表されている数字がやや細かい。商品ページには1500mAhの電池を内蔵し、最低電力なら最大60時間、最高電力でも6時間の連続点灯が可能と書かれている。AUTOモードでは約1〜3ヶ月持続し、充電はおよそ2時間でフル充電に達するという記載もある。

この「モードによって60時間と6時間の差がある」という書き方は、むしろ信用できると感じた。連続点灯時間だけを大きく打ち出す商品が多いなか、最大と最小を両方書いているからだ。停電時に想定すべきなのは当然ながら短いほうの数字である。

色温度は3000K・4500K・6000Kの3段階を切り替えられ、明るさも10%から100%の無段階調光。厚さは9mmでアルミ合金ボディ、貼り付け式の固定クリップで棚やクローゼットに設置する方式とされている。センサーは120度・最大3m先の動きを検知し、離れると約20秒後に自動消灯する。

向いているのは、読書灯や棚下灯として日常的に使いながら非常用も兼ねたい人。1台で家全体を照らす用途には向かない。

7位 GENTOS Explorer EX-000R 1000ルーメン — 情報が出てこない、という理由での7位

GENTOS Explorer EX-000R 1000ルーメン

ジェントスのランタンで、1位のEX-1977ISと同じエクスプローラー系のモデルである。ただし商品ページから拾えたのは「GENTOS ランタン EX-000R」という商品名だけで、明るさ・点灯時間・電源方式・サイズのどれも確認できなかった。

ブランドとしての信頼はある。1位に挙げたモデルの作り込みを見れば、同じメーカーの上位機が悪いはずはないという推測は立つ。だが推測で順位を上げるのは、この記事でやってはいけないことのほうに入る。商品名に1000ルーメンという文字は入っているものの、僕が確認できた範囲の商品ページには裏づけとなる記載がなかった。だから断定はしない。

結論としては「候補として名前は挙げておくが、買う前に商品ページで実数値を自分で確かめてほしい1台」ということになる。防災用品は数字を信じて備えるものなので、数字が確認できない状態で上位に置くわけにはいかない。逆に言えば、商品ページに明るさと点灯時間と電源方式が揃って書いてあれば、それだけで検討価値はぐっと上がる。

向いているのは、ジェントス製品を指名で探していて、スペックは自分で確認する前提の人。

8位 アセキ 210LED — 玄関先に小さなナイター設備を置く感覚

アセキ 210LED

スペック表を見た瞬間に笑ってしまった。メーカー公表値で210個のLEDチップ、最大3000ルーメン、3面発光で実質270度をカバーするという。玄関先に小さなナイター設備を建てるようなものである。

商品ページによれば、色温度は昼光色7000K、左右のパネルは上下左右に可動して照射方向を調整できる。人感センサーと光センサーを搭載し、検知角度は120度、最大8m先まで検知するという。付属のリモコンで3つのモードを切り替えられ、人を感知して点灯し約20秒後に消えるセンサーモード、暗くなると微光で点いて人が近づくと明るくなる常夜灯モード、夜間に中輝度で点灯して4時間後にセンサーモードへ移行する常時点灯モードが用意されている。本体はIP65相当の防水防塵で、2200mAhのバッテリーを内蔵。2個セットでの販売だ。

防災の文脈では、停電時でも自立稼働すると商品ページに明記されている点が大きい。ただし前述のとおり、直射日光が当たる場所への設置が前提で、軒下や日陰では十分に充電できない場合があるという注意書きも同じページに載っている。買う前に設置場所の日当たりを確かめるのは必須だと考えたほうがいい。

向いているのは、駐車場や庭など屋外の暗がりを潰したい家。室内の小さな明かりが欲しいだけなら明らかに過剰である。

9位 Ashei ソーラーライト 屋外 防水 — 2個セットで死角を潰す

Ashei ソーラーライト 屋外 防水

同じソーラーセンサーライトでも、こちらは数字を押し出すより設置のしやすさを語るタイプの商品ページだった。2個入りで、玄関・廊下・庭・壁掛け・駐車場、そして停電時などの照明用と用途が並べられている。

メーカーの説明では、点灯モードは3種類。動きを検知したときだけ光るセンサーモード、常時弱く光り動きを検知すると強くなるDIMモード、中輝度で4時間点灯する常時点灯モードである。充電はソーラーパネルで約5〜6時間、点灯時間は強で約6時間、弱で約12時間と公表されている。本体は約280gの軽量設計で、プラスチックボディに梨地塗装、IP65相当の防塵防水性能。LEDの寿命は10万時間とされ、配線は不要。付属品はネジセットと日本語説明書。

2個セットというのが、防災用途では地味に効く。玄関だけ明るくしても、勝手口や駐車場が真っ暗なら不安は残る。同じ製品を2箇所に付けられれば、明るさのムラを減らせる。約280gという軽さも、壁面に貼り付けるタイプの設置では扱いやすいはずだ。

向いているのは、屋外の照らしたい場所が2箇所ある家。1箇所を強力に照らしたいなら、8位のアセキ 210LEDのほうが数字は上である。

10位 DAISHIN DLA-N4T200 — 良い製品だが、停電では光らないと書いておく

DAISHIN DLA-N4T200

先に結論を書く。製品としての完成度は高いのに、この記事のテーマとは噛み合わない。だから10位に置いた。

商品ページによれば、屋外用の2灯式センサーライトで、電源はAC100Vのコンセント式。センサーは赤外線探知方式で、探知エリアは約3mの距離で約180度、約12mの距離で約90度とされている。点灯時間は約10秒から約5分まで設定でき、本体サイズは約W140×D94×H160mm、重量は約400g。電源コードの長さは約1.5mで、クランプの取り付けサイズは約130mmまで対応する。防水防雨仕様で、ガレージや庭、玄関への設置が想定されている。

数字が具体的に並んでいるのは好印象だ。探知エリアを距離ごとに角度で示している商品はそう多くない。ただしコンセントから電気を取る以上、停電中は点灯しない。防犯灯として日常的に働いてもらい、防災の担当は乾電池式か充電式かソーラー式に任せる。この線引きをせずに買うと、必要な夜に光らなかったという結果になりかねない。

向いているのは、防犯目的で屋外に常設したい人。停電対策として1台目に選ぶ製品ではない。

【まとめ】迷ったらこの3台から始める

10モデルを並べ終えて思ったのは、防災ライトは順位で選ぶより役割で選ぶものだということである。以下の3台は競合ではなく、家の中の別々の持ち場を担当する組み合わせだ。

総合1位 ジェントス EX-1977IS LEDランタン — リビングの定位置

家族が集まる部屋に置く1台目。商品ページによると明るさ100ルーメン、実用点灯12〜36時間、防滴仕様でANSI規格準拠と明記されている。約244gと軽く、防災バッグに移すのも簡単だ。数字の測り方まで表示している製品は、非常時の計算がしやすい。

総合2位 パナソニック BF-BM10 手回し LEDライト — 移動と長期戦の担当

トイレや玄関へ移動するときに持ち歩く1台。単1形から単4形までどれでも1本で使え、最長で約85時間30分の連続使用が可能とされている。ランタンとしても使える構造なので、置いても持っても機能する。備蓄の管理が続かない人ほど効く仕様である。

総合3位 アイリスオーヤマ BSL-MS1 — 廊下と階段の常駐

据えっぱなしにして転倒を防ぐ担当。乾電池式なので停電の影響を受けず、置き型でも壁付け型でも設置できる。人を感知して約10秒間点灯するAUTOモードと、Hi・Lowの2段階調光を搭載。まぶしさを抑えた下方発光なので、夜中に目が覚めても目に刺さらない。

屋外まで手を伸ばすなら、ここにアセキ 210LEDかAshei ソーラーライト 屋外 防水を足す。室内の細かい場所を潰すならASSEUI 人感センサーライト 室内 充電式かNeoByteBe 人感センサーライト 室内用 LEDが効く。全部を一度に買う必要はないので、まずは部屋のまん中の1台から始めるのがいい。

よくある質問

停電のとき、最初に必要になるのはどのタイプ?

部屋のまん中を照らせるランタン型が最優先である。懐中電灯は光が一方向に集中するので、手元は見えても部屋全体は暗いままになる。今回の10モデルなら、ジェントス EX-1977IS LEDランタンやコールマン クアッドマルチパネルランタンがこの役割にあたる。

センサーライトは停電中も動くの?

電源方式によって答えが変わる。乾電池式・USB充電式・ソーラー充電式は建物の電気を使わないので、停電中も点灯する。一方、AC100Vのコンセントに挿すタイプは停電すると光らない。この記事ではDAISHIN DLA-N4T200がコンセント式にあたるため、防災用ではなく日常の防犯用として扱っている。

何ルーメンあれば足りる?

用途によって必要な数字が変わるため、一律の目安を出すのは難しい。ジェントス EX-1977IS LEDランタンの100ルーメンは室内の卓上照明として設計された数字で、アセキ 210LEDの最大3000ルーメンは駐車場や庭を照らすための数字である。室内用と屋外用を同じ物差しで比べず、置きたい場所を先に決めてから数字を見るほうが失敗しにくい。

充電式と乾電池式、どちらを備えるべき?

両方を混ぜるのが現実的である。充電式は繰り返し使えて経済的だが、停電が長引くと充電手段が尽きる。乾電池式は電池さえあれば動き続けるかわりに、在庫管理が必要だ。パナソニック BF-BM10 手回し LEDライトのように電池サイズを選ばないモデルを1台入れておくと、在庫切れのリスクを減らせる。

ソーラーライトは日陰でも使える?

設置場所の日当たり次第である。アセキ 210LEDの商品ページには、設置時は直射日光が当たる場所を選ぶこと、軒下や日陰では十分に充電できない場合があることが注意として明記されている。購入前に、取り付けたい壁に日中どれくらい日が当たるかを確認しておきたい。

商品ページのスペックは、どこまで信じていい?

測定条件が書かれているかどうかで信頼度が変わる。ジェントス EX-1977IS LEDランタンの商品名にある「ANSI規格準拠」は、明るさや点灯時間を業界共通の方法で測っているという表示である。連続点灯時間についても、最大値だけでなく最小値を併記している商品のほうが、非常時の計算には使いやすい。

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