調査時点: 2026年10月11日(価格・在庫・提供条件は変動します)
免許なしで公道を走れる電動キックボードは、「特定小型原動機付自転車(特定小型原付)」の基準に合った車体に限られる。区分を満たし、ナンバープレートと自賠責保険をそろえれば16歳以上は免許なしで乗れる。そのうえで選ぶなら、バッテリーを外して室内で充電でき、歩道モードも備えた AINOHOT S07 が最初の候補になる。軽さと価格を優先するなら約13.8kgの RICHBIT ES1 Pro、型式の確認番号を販売ページで確かめられる車体なら GLIDEWAY の1台、1回の充電で走れる距離を重視するなら約50kmを掲げる RICHBIT ES2 Pro、坂道の多い道を走るなら定格600Wの EVEREST XING EX15 PRO が向く。国の性能確認を済ませたと明記する小柄な1台を探すなら eXs 1 TKG も候補に入る。
楽天・Amazonで現在購入できる電動キックボードのうち、販売ページで特定小型原付として販売されている6台を、車両区分、モーターとバッテリー、重さの3つの軸で比べた。人力のキックボードや、区分の記載がない電動モデルは外している。公道を走れるかどうかが分からない車体を並べても、買う人の判断材料にならないからだ。
- 6台の区分・バッテリー・重さを並べる
- 特定小型原付とは、2023年7月に新しくできた車両区分
- 公道で乗る前にそろえる4つのこと
- 走れる場所は車道が基本、歩道は特例モードのときだけ
- 6台を選ぶときに見る数字
- 公道で乗る前提で選んだ電動キックボードランキング
- 1位 AINOHOT S07 — バッテリーを外して部屋で充電できる、歩道モード付きの1台
- 2位 RICHBIT ES1 Pro 電動キックボード 特定小型原付 — 約13.8kgの軽さと手頃な価格が強み
- 3位 GLIDEWAY 電動キックボード 特定小型原付 — 型式確認番号を掲げ、360Whのバッテリーを外して充電できる1台
- 4位 RICHBIT ES2 Pro — 約50kmの航続距離と前後サスペンションを備えた1台
- 5位 eXs 1 TKG — 国の性能確認を済ませたと販売ページに明記する、8.5インチの小柄な1台
- 6位 EVEREST XING EX15 PRO — 上限の600Wで坂道に強い、23kgの重量級
- よくある質問
- まとめ:区分を確かめ、充電の場所と走る距離、坂道の多さで選ぶ
6台の区分・バッテリー・重さを並べる
まず全体を1枚で見る。航続距離はどれも販売ページが示す目安で、乗る人の体重や坂、気温で短くなる。横に並べて勝ち負けを決める数字ではなく、桁の違いをつかむための値と考えてほしい。
| 順位 | 画像 | 商品名 | 区分の表記 | モーター | バッテリー | 航続距離の目安 | 重さ | 購入 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | ![]() |
AINOHOT S07 | 特定小型原付(車道20km/h・歩道6km/h) | 350W | 着脱式(約2.8kg) | 30〜35km | 販売ページに記載なし | |
| 2位 | ![]() |
RICHBIT ES1 Pro 電動キックボード 特定小型原付 | 特例特定小型原付(車道20km/h・歩道6km/h) | 250W | 本体内蔵 36V・7Ah | 約20km | 約13.8kg |
59,800円〜Amazonで見る → 楽天で見る → Yahoo!で見る → |
| 3位 | ![]() |
GLIDEWAY 電動キックボード 特定小型原付 | 特定小型原付(最高速度20km/h・型式確認番号 JATA-0061) | 350W | 着脱式 36V・10Ah(360Wh) | 35〜40km | 16.4kg | |
| 4位 | ![]() |
RICHBIT ES2 Pro | 特例特定小型原付(車道20km/h・歩道6km/h) | 350W(後輪) | 48V・9.6Ah | 約50km | 約17kg | |
| 5位 | ![]() |
eXs 1 TKG | 特定小型原付(車道20km/h・歩道6km/h・国の性能確認済みと記載) | 350W | 36V・7.5Ah | 20〜25km | 販売ページに記載なし | |
| 6位 | ![]() |
EVEREST XING EX15 PRO | 特例特定小型原付(車道20km/h・歩道6km/h) | 600W(最大1,000W) | 48V・15Ah | 50km | 23kg |
特定小型原付とは、2023年7月に新しくできた車両区分
電動キックボードの扱いは、2023年7月1日に施行された改正道路交通法で大きく変わった。一定の基準に収まる車体は「特定小型原動機付自転車」という新しい区分になり、運転免許がなくても乗れるようになった。基準を外れる車体は、これまでどおり原付(一般原動機付自転車)などの扱いで、免許とヘルメットが必要になる。
特定小型原付に当てはまる主な条件は、次の4つである。
- 車体の大きさが長さ190cm以下・幅60cm以下
- モーターの定格出力が0.60kW(600W)以下
- 構造上の最高速度が時速20km以下で、走行中に最高速度を変えられない
- 最高速度表示灯など、決められた保安部品を備えている
このうち歩道を走れるモード(最高速度時速6km)を持ち、そのモードのときに最高速度表示灯を点滅させる車体は「特例特定小型原動機付自転車(特例特定小型原付)」と呼ばれる。今回の6台では、RICHBIT ES1 Pro・RICHBIT ES2 Pro・EVEREST XING EX15 PRO が販売ページで車両区分を特例特定小型原付と明記し、AINOHOT S07 と eXs 1 TKG も車道モード(最高時速20km)と歩道モード(最高時速6km)の切り替えを案内している。
見た目が同じ電動キックボードでも、出力が600Wを超えたり、時速20kmを超えて走れたりする車体は特定小型原付ではない。通販では区分の書かれていない電動モデルも多く売られているので、買う前に販売ページで「特定小型原動機付自転車」の表記と、性能の確認を受けていることを示す記載(型式の確認番号や性能等確認の表示)を探してほしい。今回の6台でも、GLIDEWAY の1台は型式確認番号を、eXs 1 TKG は国土交通省の性能確認を済ませたことを販売ページに記している。EVEREST XING EX15 PRO は、商品画像に性能等確認済みの表示(JATA-0106)がある一方で、仕様欄の認証の項目は「取得中」と書かれたままになっている。
公道で乗る前にそろえる4つのこと
特定小型原付は免許がいらない一方で、扱いは「原動機付自転車」の仲間である。車体が届いてすぐに公道へ出られるわけではなく、次の4つをそろえてから走ることになる。
1. 16歳以上であること
運転できるのは16歳以上に限られる。16歳未満が運転すると道路交通法違反になり、16歳未満に貸したり譲ったりすることも禁じられている。販売ページの多くはこの点を注意書きに入れていて、RICHBIT ES1 Pro・EVEREST XING EX15 PRO・eXs 1 TKG の販売店は購入後に年齢を確かめる書類の提出を求めている。
2. 市区町村でナンバープレートを受け取る
公道を走るには、住んでいる市区町村の窓口でナンバープレート(標識)の交付を受け、車体に取り付ける必要がある。申請には販売証明書などの書類が要る。AINOHOT S07 と RICHBIT ES2 Pro は付属品の一覧に販売証明書を挙げている。AINOHOT S07 の販売ページは、申請のときに取扱説明書も持っていくよう勧めている。
3. 自賠責保険に入る
特定小型原付も自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)への加入が義務になっている。加入していない車体で公道を走ることはできない。自賠責保険は相手の身体への賠償に限られるので、物の損害や自分のけがに備えるなら任意保険も検討したい。
4. 保安部品がそろった状態で乗る
前照灯、尾灯、ブレーキ、ウインカー、最高速度表示灯などの保安部品は、走るときにすべて機能している必要がある。通販の車体はハンドルやウインカーを自分で取り付けて届くものが多い。楽天市場のレビューでも、組み立てのときにウインカーの左右や配線の差し込みを確かめたという書き込みが複数あった。届いたらまず説明書どおりに組み、灯火類が点くかを確かめてから申請に進むと手戻りが少ない。
ヘルメットの着用は努力義務で、罰則はない。ただ、車道を時速20kmで走る乗り物である。かぶっておくに越したことはない。
走れる場所は車道が基本、歩道は特例モードのときだけ
特定小型原付が走れるのは、原則として車道の左側と自転車道である。歩道は走れない。例外は特例特定小型原付で、歩道モード(最高時速6km)に切り替えて最高速度表示灯を点滅させているときに限り、「普通自転車等及び歩行者等専用」の標識がある歩道を通れる。歩道では歩行者が優先になる。
時速6kmは、早歩きと同じくらいの速さだ。楽天市場のレビューにも、歩道モードは歩いた方が早いと感じるという声があった。歩道モードは混んだ場所を抜けるための機能と割り切り、移動の大半は車道で走ることになる。
交通ルールは原付に近い。信号や一時停止を守るのはもちろん、二人乗りや飲酒運転は禁止で、違反は取り締まりの対象になる。特定小型原付の乗車定員は1名である。交通ルールの詳細は警察庁のウェブサイトで案内されていて、販売ページでも購入前に読むよう求めている。
6台を選ぶときに見る数字
区分を満たした6台の中で差が出るのは、充電のしかた、1回の充電で走れる距離、重さ、そしてモーターの出力である。
充電のしかたは、置き場所と直結する。AINOHOT S07 と GLIDEWAY の1台はバッテリーを外して充電できるので、車体を玄関先に置いたまま、バッテリーだけを部屋に持ち込める。RICHBIT ES1 Pro はバッテリーが本体に内蔵されていて、充電するときは車体ごとコンセントの近くまで運ぶ。楽天市場のレビューでも、RICHBIT ES1 Pro には「充電のために本体ごと玄関に入れなくてはならない」「バッテリー取り外し式ならもっと良かった」という声があり、AINOHOT S07 には「バッテリーを外して充電できるのがよい」という声が複数ある。残る RICHBIT ES2 Pro・eXs 1 TKG・EVEREST XING EX15 PRO の3台は、販売ページにバッテリーを外せるかどうかの記載がない。屋外に置いて充電したい人は、購入前に販売店へ確かめておきたい。
航続距離は、片道の距離の2倍に余裕を足して考える。目安は RICHBIT ES1 Pro が約20km、eXs 1 TKG が20〜25km、AINOHOT S07 が30〜35km、GLIDEWAY の1台が35〜40km、RICHBIT ES2 Pro と EVEREST XING EX15 PRO が約50km。駅まで片道2〜3kmなら6台とも足りるが、職場まで片道10km近く走るなら、20km前後の目安は寒い日や坂の多い道で心もとない。なお EVEREST XING EX15 PRO の50kmは、販売店が自社実験による理論値と断っている。
重さは、車に積む、階段で運ぶといった場面で差が出る。RICHBIT ES1 Pro は約13.8kg、GLIDEWAY の1台は16.4kg、RICHBIT ES2 Pro は約17kg、EVEREST XING EX15 PRO は23kg。AINOHOT S07 と eXs 1 TKG は車体の重さが販売ページに見当たらない。AINOHOT S07 については楽天市場のレビューに「想像していたより重い」「少し重いので持ち運びは大変」という声が複数あり、軽さを売りにする1台ではない。
モーターの出力は、坂道で効いてくる。特定小型原付の定格出力の上限は600Wで、EVEREST XING EX15 PRO はその上限にあたる600W。RICHBIT ES1 Pro は250Wで、残る4台は350Wである。EVEREST XING EX15 PRO の楽天市場のレビューでは、坂道をしっかり登るという声が最も多い。
電動キックボードと電動アシスト自転車で迷っている人は、電動アシスト自転車の比較記事も合わせて読むと判断しやすい。アシスト自転車は自転車として扱われ、ナンバーも自賠責保険も要らない。荷物を載せたり子どもを乗せたりするなら、そちらのほうが向いている。
公道で乗る前提で選んだ電動キックボードランキング
1位 AINOHOT S07 — バッテリーを外して部屋で充電できる、歩道モード付きの1台

350Wのブラシレスモーターを積んだ特定小型原付で、車道モード(最高時速20km)と歩道モード(最高時速6km)をボタンで切り替えられる。販売ページは、道路運送車両法に準じた保安部品を装着済みと案内している。
いちばんの特徴は、ハンドルの支柱に付いたバッテリーを鍵で外せることだ。バッテリー単体は約2.8kgで、付けたままでも外してからでも充電でき、満充電まで約6時間と案内されている。最大走行距離は30〜35km、登れる坂は最大15度。折りたたむと107×49×47cmになる。
楽天市場のレビュー(58件・平均4.47)では、「組み立ては簡単だった」という声が最も多く、届いた日にナンバーの取得まで済ませたという書き込みもある。一方で「想像していたより重い」という声も複数あった。付属品には販売証明書と交通法規のリーフレットが含まれ、ナンバーの申請に必要な書類が最初からそろう。
- 着脱式バッテリー:車体を外に置いたまま、バッテリーだけを室内で充電できる
- 2つの走行モード:車道は時速20km、歩道は時速6kmで切り替え
- 重さ:持ち運びを重視する人には不向き
向いている人:集合住宅や玄関先に置き、毎日の通勤・通学で片道数km走る人。
向いていない人:階段で担いで運ぶ場面が多い人。
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2位 RICHBIT ES1 Pro 電動キックボード 特定小型原付 — 約13.8kgの軽さと手頃な価格が強み

販売ページで車両区分を「特例特定小型原動機付自転車」と明記している1台。車道モード時速20km、歩道モード時速6kmで、前輪に250Wのモーターを備える。重さは約13.8kg、適応身長は130〜200cm、最大荷重は100kgと、仕様欄の数字がひととおりそろっている。
バッテリーは36V・7Ahのリチウムイオンで、充電時間は約4時間、1回の充電で走れる距離の目安は約20km。タイヤは8.5インチのノーパンクタイヤで、ブレーキは前後ともディスクブレーキである。生活防水の仕様なので、販売ページは雨の日の走行と屋外での保管を控えるよう求めている。
楽天市場のレビュー(53件・平均4.45)では、「組み立てが簡単」「値段が手頃」という声が多い。気になる点としては、「鍵がない」という指摘が複数あり、駐輪するならチェーンロックなどを別に用意する前提で考えたい。車に積んで旅行先で使う、駐車場から家までの1kmほどを移動するといった、短い距離の使い方を挙げた書き込みもある。
- 約13.8kg:6台の中でいちばん軽く、車に積みやすい
- 仕様の記載が細かい:重さ・適応身長・最大荷重まで販売ページで確かめられる
- バッテリーは内蔵:充電は車体ごとコンセントの近くで行う
向いている人:駅や駐車場までの数kmを移動したい人、車に積んで使いたい人。
向いていない人:片道10km近い距離を毎日走る人、屋外に置いて充電したい人。
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3位 GLIDEWAY 電動キックボード 特定小型原付 — 型式確認番号を掲げ、360Whのバッテリーを外して充電できる1台

販売ページで「国交省認定型式確認番号:JATA-0061」と型式の確認番号を示している GLIDEWAY X1。350Wのモーターに36V・10Ah(360Wh)の着脱式バッテリーを組み合わせ、1回の充電で35〜40km走れると案内している。バッテリーを外して充電できる2台のうち、航続距離の目安が長いのはこちらだ。
タイヤは10インチ、登れる坂は15度、防水はIPX4。重さは16.4kgで、最大荷重は100kg。折りたたむと112×53×47cmになる。充電時間は6〜7時間と長め。販売価格は6台の中で高い部類に入る。
楽天市場のレビュー(24件・平均4.58)は星1〜2が0件で、「通勤が楽になった」という趣旨の書き込みが目立つ。組み立てについては「説明書だけでは難しく動画を参考にした」という声が複数あり、届いた日にすぐ乗れるとは考えないほうがよい。「思っていたより大きい」「結構重い」という声もあった。
- 型式確認番号を明記:区分の裏づけを販売ページで確かめられる
- 着脱式で35〜40km:室内で充電しつつ、片道の距離が長めの通勤にも対応する
- 価格と重さ:価格は高めで、16.4kgある
向いている人:片道5km以上を毎日走る人、区分の確認がはっきりした車体を選びたい人。
向いていない人:予算を抑えたい人。
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4位 RICHBIT ES2 Pro — 約50kmの航続距離と前後サスペンションを備えた1台

販売ページで車両区分を「特例特定小型原動機付自転車」と明記している1台。後輪に350Wのモーターを備え、車道モード時速20km、歩道モード時速6kmで走る。バッテリーは48V・9.6Ahのリチウムイオンで、1回の充電で走れる距離の目安は約50km、充電時間は約5時間と案内している。
タイヤは10インチのノーパンクタイヤで、前後にサスペンションとディスクブレーキを備える。車体の重さは約17kg、最大荷重は120kg、適正身長は140cm以上。折りたたむと長さ1,190×幅560×高さ540mmになる。付属品には販売証明書が含まれる。防水については、通常の雨なら問題ないとしつつ、雨の中での長時間の放置は避けて屋内で保管するよう案内している。
楽天市場のレビュー(25件・平均3.96)では、「組み立てが簡単」「坂道も問題なく登れた」という声が多い。同時に「ブレーキの効きが強く、慣れるまで怖い」という声も複数あり、乗り始めは広い場所でブレーキの感覚をつかんでおきたい。車体の重さを感じたという声もある。星1の4件は、届いた車体の凹みや傷、走行中の異音や電源が落ちたといった、使い始めてすぐの不具合を挙げている。
- 約50km:6台の中で航続距離の目安が長い
- 前後サスペンション・最大荷重120kg:段差の多い道や体格の大きい人にも向く
- ブレーキの効きが強め:慣れるまでは操作に注意が要る
向いている人:片道の距離が長めの通勤に使いたい人、最大荷重に余裕がほしい人。
向いていない人:階段で担いで運ぶ場面が多い人。
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5位 eXs 1 TKG — 国の性能確認を済ませたと販売ページに明記する、8.5インチの小柄な1台

バイクパーツの販売・開発を手がけるカスタムジャパンの特定小型原付。販売ページは、国土交通省の性能確認を済ませた車両と案内している。歩道走行モード(時速6km)と車道走行モード(時速20km)の2つのモードを持つ。
モーターの定格出力は350W、バッテリーは36V・7.5Ahで、走行できる距離の目安は20〜25km、充電時間は6時間。タイヤは8.5インチのパンクレスタイヤで、前後にディスクブレーキとサスペンションを備え、ウインカーは前後に付く。最大荷重は120kg。折りたたむと長さ1,125×幅480×高さ500mmになる。車体の重さは販売ページに記載がない。生活防水の仕様で、雨の日の走行は控えるよう案内している。
楽天市場の出品はハンドルバッグとのセットで、レビューはまだ付いていない。購入時には、16歳以上であることを公的書類で確かめる手続きがある。
- 性能確認の記載:国土交通省の性能確認を済ませたと販売ページで明記している
- 20〜25km:近距離の移動向け
- 重さは記載なし:持ち運ぶ場面が多い人は販売店に確かめたい
向いている人:駅や買い物など片道数kmの移動に使い、区分の裏づけを重視する人。
向いていない人:片道10km近い距離を毎日走る人。
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6位 EVEREST XING EX15 PRO — 上限の600Wで坂道に強い、23kgの重量級

販売ページで車両区分を「特例特定小型原動機付自転車」としている1台。モーターの定格出力は特定小型原付の上限にあたる600W(最大出力1,000W)で、バッテリーは48V・15Ah。最大航続距離は50km、最大登坂能力は47%と案内しているが、どちらも販売店の自社実験による理論値と断り書きがある。
タイヤは10インチのノーパンクタイヤで、前後にサスペンションを備え、ブレーキは前がドラム、後ろがディスクと電動ブレーキ。本体の防水はIPX5、最大耐荷重は120kgで、Bluetoothのアプリから設定を変えられる。一方で製品重量は23kgと6台の中でいちばん重く、販売ページは生活防水の仕様として雨の日の走行と屋外での保管を控えるよう求めている。販売ページの商品画像には性能等確認済みの表示(JATA-0106)があるが、仕様欄の認証の項目は「取得中」のままなので、届く車体の表示は購入前に販売店へ確かめたい。
楽天市場のレビュー(27件・平均4.41)では、パワーがあり坂道をしっかり登るという声が最も多く、体重90kg前後から100kgを超える人が坂を登れたという書き込みも複数ある。組み立てはハンドルを取り付けてネジを締めるだけで簡単だったという声も多い。星1の2件は、届いた車体の部品の破損や仕上げの粗さを挙げている。
- 定格600W:坂道の多い道や体格の大きい人でも速度を保ちやすい
- 23kg:持ち上げて運ぶ場面では負担が大きい
- 性能等確認の記載が画像と仕様欄で食い違う:購入前に販売店へ確かめたい
向いている人:坂の多い道を走る人、体格が大きめでパワーに余裕がほしい人。
向いていない人:車体を持ち上げて運ぶ場面が多い人。
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よくある質問
電動キックボードは本当に免許なしで乗れる?
特定小型原付の基準を満たした車体なら、16歳以上は免許なしで乗れる。ただしナンバープレートの取得と自賠責保険への加入が必要で、どちらもないまま公道を走ることはできない。基準を満たさない電動キックボードは原付などの扱いになり、運転免許が必要になる。
ヘルメットはかぶらなくてもいい?
特定小型原付のヘルメット着用は努力義務で、かぶらなくても罰則はない。ただし車道を時速20kmで走る以上、転倒したときに頭を守る手段は持っておきたい。
歩道を走ってもいい?
走れるのは特例特定小型原付だけで、歩道モード(最高時速6km)に切り替えて最高速度表示灯を点滅させ、「普通自転車等及び歩行者等専用」の標識がある歩道に限られる。それ以外の歩道は走れない。
ナンバープレートはどこでもらう?
住んでいる市区町村の窓口で交付を受ける。販売証明書などの書類が必要になるので、届いた箱の中身を確かめ、書類をなくさないようにしたい。手続きの細かな流れは市区町村によって異なる。
体重が重くても乗れる?
最大荷重は車体ごとに決まっている。今回の6台では、RICHBIT ES2 Pro・eXs 1 TKG・EVEREST XING EX15 PRO が120kg、RICHBIT ES1 Pro と GLIDEWAY の1台が100kg。荷物を背負う分も含めて、余裕のある車体を選びたい。
雨の日も乗れる?
RICHBIT ES1 Pro・eXs 1 TKG・EVEREST XING EX15 PRO は、販売ページが生活防水の仕様として雨の日の走行を控えるよう求めている(EVEREST XING EX15 PRO は本体IPX5と表示したうえで同じ注意書きを載せている)。GLIDEWAY の1台はIPX4、RICHBIT ES2 Pro は通常の雨なら問題ないと案内しているが、濡れた路面では止まるまでの距離が延び、小さなタイヤは段差や白線で滑りやすい。雨の日は乗らないと決めておくのが無難だ。
盗難対策はどうすればいい?
鍵の有無は車体によって違い、RICHBIT ES1 Pro は楽天市場のレビューで鍵がないことを挙げる声が複数ある。駐輪するときは、ワイヤーロックやチェーンロックで柱などにつないでおきたい。
まとめ:区分を確かめ、充電の場所と走る距離、坂道の多さで選ぶ
電動キックボード選びは、まず特定小型原付の区分を満たしているかを確かめることから始まる。そのうえで、バッテリーを外して充電したいか、片道どれくらい走るか、坂道がどれだけあるかで、6台のどれが合うかが決まる。
- 毎日の通勤・通学で使い、室内で充電したい:AINOHOT S07
- 短い距離の足として、軽さと価格を優先したい:RICHBIT ES1 Pro
- 型式の確認番号がはっきりした車体で、バッテリーを外して充電したい:GLIDEWAY の1台
- 片道の距離が長く、航続距離を重視したい:RICHBIT ES2 Pro
- 国の性能確認の記載を重視し、近距離で使いたい:eXs 1 TKG
- 坂道が多い道を走り、パワーに余裕がほしい:EVEREST XING EX15 PRO
どれを選んでも、公道に出る前にナンバープレートと自賠責保険の手続きが要る。届いた日に乗るつもりなら、市区町村の窓口の受付時間を先に調べておくと段取りがよい。

