秋が深まると犬猫は人間より先に冷えを訴える。エアコンを一晩中つけるのは電気代も跳ねるし、乾燥や乾いた喉のリスクも上がる。局所を温める発想に切り替えれば消費電力は10〜30W程度で済み、寝ているあいだだけしっかり暖を届けられる。ただしペット用ヒーターには「低温やけど」「コードの噛みつき」という固有のリスクがあり、人間用ホットカーペットの流用は事故のもとになる。hikaku-manである。実売主流の10モデルを、犬猫の秋冬保温用途に絞って並べ直した。
- ペット用ヒーターは体温より少し高い38〜45℃程度の低温設計が基本。人間用より温度上限が低く、長時間接触前提で作られている
- 電源型(マット・カーペット・こたつ)と電源不要型(湯たんぽ)を組み合わせるとリスク分散になる
- 単価はマット型2,000〜5,000円、カーペット型3,000〜8,000円、こたつ型1万円前後、寝袋型1.5万〜2万円が目安
- コード噛みつき対策は金属コードカバー内蔵モデルを選ぶか、コード全体をスパイラルチューブで保護する運用でカバーする
- 丸洗い可否は寿命を左右する。粗相・毛玉吐きが多い個体はカバー丸洗い可の機種が必須条件になる
- ペット用ヒーター・保温マットの選び方 — 6つの軸で絞る
- ペット用ヒーター・保温マット 比較一覧表
- ペット用ヒーター・保温マットおすすめランキング10選
- 1位 ペティオ ペット用電気ヒーターマットS — 業界標準の3層構造プレートヒーター
- 2位 アイリスオーヤマ ペット用こたつ PCK-480 — 完全カバー型で寒がりの猫が入り浸る
- 3位 アイリスオーヤマ ペットヒーター PHM-450 — 3段階温度切替で秋から真冬まで一台
- 4位 マルカン ぬくぬくヒーター丸型 — 直径30cmの猫サイズ、低温設計の丸型プレート
- 5位 ドギーマン 遠赤外線ヒーターマット — 芯まで温める老犬・関節ケア向け
- 6位 アイリスオーヤマ ペット用ホットカーペット角型M PHK-M — 中型犬・多頭飼い向けのカーペット型
- 7位 ペティオ サンドット ペット用ホットカーペット — 大型犬対応の大判サイズ
- 8位 サンコー ペット用寝袋ヒーター — 全周360度保温、外気温を遮断
- 9位 マルカン ドギーマン あったかコーナーベッド — ベッドとヒーターの一体型
- 10位 ジェックス GEX 湯たんぽ ぬくぬくボトル — 電源不要、キャリー・停電時の切り札
- まとめ — 迷ったらこの3台から選ぶ
- よくある質問
ペット用ヒーター・保温マットの選び方 — 6つの軸で絞る
「暖かければ何でもいい」で選ぶと、たいてい半年以内に買い替える羽目になる。犬猫が乗ってくれない、コードを噛んでしまう、粗相で内部基板が壊れる、というのが3大買い替え理由だ。カタログ写真ではなく仕様表を先に読むと避けられる。
1. ペットの体重・サイズ。マットのサイズはSが約35×25cm(超小型犬・猫1匹)、Mが約45×35cm(小型犬・猫2匹)、Lが約60×45cm(中型犬)が目安。大型犬は角型カーペットのL〜LLサイズか、ペット用こたつを選ぶ必要がある。体がマットからはみ出すと片側だけ冷えて寝返りが増え、結果として寝不足になってしまう。
2. 電源型か電源不要型か。電源型は温度が安定するが、コンセントが必要でコード噛みつきリスクがある。電源不要の湯たんぽ型はレンジで数分加熱するだけで6〜8時間持続し、停電時やケージ移動時にも使える。留守番中は電源型、就寝中や外出用ケージは湯たんぽ、というハイブリッド運用が一番安全だ。
3. 温度調節の段階数。1段階(オン/オフのみ)は安いが季節をまたぐと使いにくい。3段階(弱・中・強)以上の切替式を選ぶと、11月の初冬と1月の厳寒期で同じマットが使い回せる。老犬・子犬は「弱」固定運用が推奨されるため、弱モードの表面温度が明記されているモデルが望ましい。
4. 安全機能(温度過昇防止・コードカバー)。温度過昇防止装置(サーモスタット)は必須。上に毛布などをかけて熱がこもった場合に自動で通電を切る機構だ。コードには金属製の噛み付き防止カバーが巻いてあるモデルを選ぶ。カバーがない機種はスパイラルチューブを自分で巻くことになる。
5. 材質と表面素材。プラスチックプレート型は硬いが丸洗い(表面を拭ける)ができ、衛生的だ。フリース・ボア生地のカバー付きは触感が良く犬猫に好まれるが、粗相したときのダメージが大きい。遠赤外線タイプは体の芯まで温まると言われ、老犬の関節炎対策に選ばれる。
6. 消費電力と電気代。ペット用ヒーターの消費電力は10W〜60W程度。1日8時間・毎日使っても電気代は月100〜400円程度で、エアコンの数十分の一だ。ペット用こたつだけは60〜120W級になり、月500〜1,000円まで上がる。ただし部屋全体を暖めるエアコンと比べれば圧倒的に安い。
ペット用ヒーター・保温マット 比較一覧表
10モデルを種類・サイズ・温度調節・価格帯で並べた。価格は2026年8月時点の実売の目安で、モール・時期によって変動する。種類列で「マット」は硬めのプレート型、「カーペット」は布地の柔らかいタイプ、「こたつ」「寝袋」は覆い型、「湯たんぽ」は電源不要のレンジ加熱型と読み分けられる。
| 画像 | 順位 | 製品名 | 種類 | サイズ・対応 | 温度調節 | 価格目安 | リンク |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
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1位 | ペティオ ペット用電気ヒーターマットS | プレート型マット | 約35×25cm・猫/超小型犬 | 1段階 | 約2,500〜3,500円 | |
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2位 | アイリスオーヤマ ペット用こたつ PCK-480 | こたつ型 | 約48×48×32cm・猫/小型犬 | 1段階(低温設計) | 約9,000〜13,000円 | |
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3位 | アイリスオーヤマ ペットヒーター PHM-450 | プレート型マット | 約45×35cm・小型犬/猫 | 3段階 | 約3,500〜5,000円 | |
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4位 | マルカン ぬくぬくヒーター丸型 | 丸型プレート | 直径約30cm・猫/超小型犬 | 1段階(低温) | 約2,500〜3,500円 | |
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5位 | ドギーマン 遠赤外線ヒーターマット | 遠赤外線マット | 約42×32cm・小型犬/猫 | 1段階(遠赤) | 約4,000〜5,500円 | |
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6位 | アイリスオーヤマ ペット用ホットカーペット角型M PHK-M | カーペット型 | 約50×36cm・小/中型犬 | 2段階 | 約3,500〜5,000円 | |
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7位 | ペティオ サンドット ペット用ホットカーペット | カーペット型 | 約72×48cm・中/大型犬 | 2段階 | 約5,500〜7,500円 | |
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8位 | サンコー ペット用寝袋ヒーター | 寝袋型 | 約55×45cm・小型犬/猫 | 3段階+タイマー | 約7,000〜9,000円 | |
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9位 | マルカン ドギーマン あったかコーナーベッド | カバー内蔵型 | 約48×45×20cm・猫/超小型犬 | 1段階 | 約4,500〜6,000円 | |
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10位 | ジェックス GEX 湯たんぽ ぬくぬくボトル | 湯たんぽ型(電源不要) | 約25×20cm・全サイズ対応 | —(レンジ加熱) | 約2,000〜3,000円 |
表を作って見えたのは、値段と機能の関係が意外と素直だという事実だ。マット型は2,000〜5,000円のレンジで機能差は温度段階数くらい。カーペット型はサイズが上がるほど価格が上がる。こたつ・寝袋型は1万円前後の別カテゴリで、これは「部屋の空間ごと覆う」ための費用と考えるとわかりやすい。
ペット用ヒーター・保温マットおすすめランキング10選
1位 ペティオ ペット用電気ヒーターマットS — 業界標準の3層構造プレートヒーター

3層構造のプレートヒーターで、表面温度は約38℃前後の低温設計。犬猫用ヒーターの実質的な業界標準といえるロングセラーで、迷ったらまずこれというポジションだ。約35×25cmと猫や超小型犬にちょうどいい大きさで、ケージ内・ペットベッドの下・キャリー内など置き場所を選ばない。
温度は1段階だが「体温プラス少し」の低温固定で、老犬・子犬でも安心して使える設計になっている。コードは金属製の噛み付き防止カバーで保護されており、噛みちぎり事故のリスクを大幅に下げてくれる。表面はビニールコーティングで、粗相があってもさっと拭ける。
弱点は温度調節がないことと、フリース面がないため直に乗ると硬いこと。薄いタオルや専用の毛布を1枚敷いて使うのが定番の運用だ。この使い方だと表面温度が数℃下がるので、より安全マージンが取れる。単価も2,000〜3,500円で、1年でダメになっても惜しくない。初めてペット用ヒーターを買う家庭にとっての決定版である。
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2位 アイリスオーヤマ ペット用こたつ PCK-480 — 完全カバー型で寒がりの猫が入り浸る

四方をカバーで囲むこたつ型で、内部温度は約30℃前後で安定する。マット型と根本的に違うのは「空気ごと保温する」点だ。犬猫が中に潜ると自分の体温もこもり、外気温が10℃を切る夜でも快適な密閉空間ができる。とくに寒がりの猫はこれを買ってから寝場所を移すという声が多い。
サイズは約48×48×32cmで、猫や小型犬(体重5kg程度まで)向け。人間用こたつの縮小版のような見た目で、天板をペットが乗る棚として使う個体もいる。内部にサーモスタットが入っており、上限温度を超えると自動で通電を切る。カバーは取り外して丸洗いできるので、抜け毛が多い時期でも衛生を保てる。
注意点は消費電力が60W前後と、マット型より高めなこと。1日中つけっぱなしにすると月500〜700円くらいの電気代がかかる。ただし部屋のエアコンを切って局所暖房に切り替えれば、トータルでは大幅な節約になる。設置スペースを確保でき、猫や小型犬が主な家庭には最強の選択肢だ。
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3位 アイリスオーヤマ ペットヒーター PHM-450 — 3段階温度切替で秋から真冬まで一台

「弱・中・強」の3段階で表面温度を切り替えられるプレート型マット。1位のペティオが「1段階の低温固定」なのに対し、こちらは秋の初めから真冬まで温度を調整できる。11月の朝晩は「弱」、1月の厳寒期は「中〜強」といった使い分けで、1台を通年で使い倒せる。
約45×35cmと小型犬・猫2匹で使える中間サイズ。カバーは取り外して洗える起毛タイプで、直乗りしても柔らかい。裏面は防水処理があり、粗相があっても内部基板に染み込みにくい。コードは噛み付き防止カバー付き。温度過昇防止のサーモスタット内蔵で、上に毛布をかけて熱がこもっても自動で電源を切る仕組みだ。
3段階の温度切替は「強」でも表面約45℃で、人間用ホットカーペットのような高温にはならない設計。ここが「弱→中→強」表現の意味で、体感的にはすべて安全温度域だと考えていい。実売3,500〜5,000円で、温度調節ができる機種としては最もコスパが良い。季節をまたいで長く使いたい人に選んでほしい機種である。
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4位 マルカン ぬくぬくヒーター丸型 — 直径30cmの猫サイズ、低温設計の丸型プレート

直径約30cmの丸型プレートで、猫や超小型犬が丸まって寝るサイズに最適化されている。猫は本能的に丸くなって寝るので、四角いマットより丸型のほうがはみ出しにくい。マルカンはペット用品の老舗で、この製品も長年のロングセラーだ。
特徴は表面温度が約35〜38℃と低めに設計されている点。「低温やけどが心配」という声に応えた作りで、老猫・子猫・シニア小型犬でも安心して使える。カバーは起毛素材で柔らかく、犬猫が触感を嫌がりにくい。カバーを外して手洗いも可能。
コードは金属カバーで保護されており、噛みつき対策も抜かりなし。1段階なので温度調節はできないが、「弱くて安全」に振り切った設計思想で、老犬・老猫の常備品として選ばれることが多い。実売2,500〜3,500円と、1位のペティオと同価格帯。猫飼い・シニアペット飼いには丸型のほうがしっくりくるという理由で、あえて丸型を選ぶ人におすすめ。
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5位 ドギーマン 遠赤外線ヒーターマット — 芯まで温める老犬・関節ケア向け

遠赤外線を放射するタイプのマットで、体の表面だけでなく芯まで温まると言われている。普通のヒーターマットが「触れている面だけ温かい」のに対し、遠赤外線タイプは体全体がぽかぽかする感覚に近い。とくに関節炎を抱える老犬や、寒さで体を丸めて動かなくなる猫に選ばれることが多い。
サイズは約42×32cmで、小型犬・猫にちょうどいい。表面はフリース素材で肌触りが良く、犬猫が乗るのを嫌がりにくい。裏面は防水処理で、粗相しても内部への染み込みを軽減する。カバーは取り外して手洗い可能。
遠赤外線の効果は個体差があり、「明らかに違う」という感想もあれば「普通のマットと違いがわからない」という感想もある。ただしプレート型に比べて温まり方がやわらかく感じられ、犬猫のストレスは軽くなる傾向がある。実売4,000〜5,500円と少し高めだが、シニア犬・関節が弱い個体を飼っている家庭には検討する価値がある。
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6位 アイリスオーヤマ ペット用ホットカーペット角型M PHK-M — 中型犬・多頭飼い向けのカーペット型

約50×36cmと中型犬や多頭飼いの猫にも対応するカーペット型ヒーター。プレート型より柔らかい布地で、体全体を包み込むような使い心地になる。2段階温度切替で「弱」「強」を切り替えでき、季節に応じて調整できる。
カバーは丸洗い可能なフリース素材。裏面は滑り止め付きで、フローリングでもズレにくい。コードは噛み付き防止カバー付きで、温度過昇防止機能も内蔵。表面温度は「弱」で約35℃、「強」で約42℃と、犬猫用として安全な範囲に収まっている。
プレート型よりコストパフォーマンスは若干劣るが、「柔らかい」「体全体で乗れる」という2つの利点でカーペット型を選ぶ人は多い。中型犬(体重5〜10kg)や、猫2匹で寝るケースにはこのサイズがしっくりくる。実売3,500〜5,000円。マット型のプレートが硬くて犬猫が嫌がったという失敗を経験した人が乗り換え先として選ぶ機種でもある。
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7位 ペティオ サンドット ペット用ホットカーペット — 大型犬対応の大判サイズ

約72×48cmと大判で、中〜大型犬にも対応するカーペット型。マット型では体がはみ出してしまう10〜20kg級の犬にとって、これが実用的な選択肢になる。ラブラドール・柴犬・コーギーといった中型犬でも、四肢を伸ばして寝られるサイズ感だ。
2段階温度切替で秋から冬まで対応。カバーは取り外して丸洗い可能で、大型犬特有の抜け毛が多い時期でも清潔を保てる。裏面は滑り止め加工で、大型犬が寝返りを打ってもズレにくい。コードは噛み付き防止カバー付き。
サイズが大きいぶん消費電力もマット型より高めで、50W前後になる。それでも1日8時間使って月200〜300円程度なので、大型犬の暖房費としては安い部類だ。犬用ベッドの上に敷いて使うのが定番の設置方法で、犬用ベッド+このカーペットの組み合わせで「大型犬にも快適な冬の寝床」が完成する。実売5,500〜7,500円。大型犬を飼っている家庭で「小さいマットしか売ってない」と困っていた人向けの決定版。
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8位 サンコー ペット用寝袋ヒーター — 全周360度保温、外気温を遮断

ペットが中に潜り込む寝袋型で、体を全周360度で包み込むタイプ。マット型が「下から温める」、こたつ型が「空間ごと温める」なら、これは「体そのものを袋で覆う」という発想だ。外気温が特に低い深夜〜早朝でも、袋の中は常に体温+αの温度が保たれる。
サイズは約55×45cmで、小型犬・猫向け。3段階温度切替+タイマー機能付きで、「就寝前1時間だけ強で温めて、あとは弱で朝まで」といった細かい運用ができる。中の素材はフリース地で、犬猫が潜って寝るのを嫌がりにくい。カバーは取り外して洗える。
難点は「犬猫が潜ってくれるかは個体次第」なこと。もともと巣穴で寝る習性がある小型犬・猫は喜んで入るが、開けた場所で寝るタイプの犬は入らないこともある。買う前に「うちの子は狭いところが好きか」を思い出してほしい。実売7,000〜9,000円。猫や巣穴好きの小型犬で、寒がりな個体を飼っている家庭には刺さる商品である。
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9位 マルカン ドギーマン あったかコーナーベッド — ベッドとヒーターの一体型

ペット用ベッドの中にヒーターが内蔵されているタイプ。マットを別に買って敷く手間がなく、置くだけで「暖かい寝床」が完成する。三方が立ち上がったコーナー型で、猫や超小型犬が落ち着いて丸まって寝る形状だ。
サイズは約48×45×20cmで、猫や体重3kg程度までの超小型犬向け。ヒーターは内部に埋め込まれており、コードも本体後方から短く出ているだけで、噛みつきリスクが構造的に少ない。ベッドカバーは取り外して丸洗いできる。
温度は1段階(低温固定)で、表面温度は約35℃程度。老犬・老猫や、体温調節が苦手な個体に向いている。ヒーター単体を買うより割高で、実売4,500〜6,000円になるが、「新しいベッドも欲しかった」という状況ならまとめて解決できる。ベッドとヒーターを別々に買うのが面倒な人と、猫のような丸まって寝る動物を飼っている家庭に向く。
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10位 ジェックス GEX 湯たんぽ ぬくぬくボトル — 電源不要、キャリー・停電時の切り札

電子レンジで数分加熱するだけで6〜8時間持続する湯たんぽ型。電源を必要としないため、キャリーケース内・車移動中・停電時など、電気ヒーターが使えないシーンで威力を発揮する。1位〜9位の電源型ヒーターと組み合わせて「二重の暖房体制」を作るのが上級者の運用だ。
サイズは約25×20cmで、湯たんぽ本体は柔らかいシリコン素材+外側フリースカバー付き。犬猫が抱きついても違和感がなく、寝袋・ベッドの中に放り込むだけで局所暖房になる。カバーは取り外して洗える。加熱は電子レンジで500W約3分。
難点は「6〜8時間で冷める」ことで、朝まで持たないケースもある点。日中の留守番用より、就寝前や短時間の外出時に向いている。実売2,000〜3,000円と最安クラスで、電気ヒーターと1台ずつ持っておくと使い分けの幅が広がる。停電・災害時の備えとしても優秀で、防災用品を兼ねて1つ持っておきたい機種だ。
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まとめ — 迷ったらこの3台から選ぶ
10モデルを見てきたが、実際に選ぶ基準は「ペットのサイズ」と「暖め方の考え方」の2軸に集約される。以下の3台なら、ほとんどのケースをカバーできる。
【まず1台目に選ぶなら】ペティオ ペット用電気ヒーターマットS。業界標準のプレート型マットで、猫や超小型犬に最適。低温固定で老犬・子犬にも安全、実売2,500〜3,500円という価格の安さも文句なし。「初めてのペット用ヒーター」で失敗しない選択肢である。
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【寒がりの猫・小型犬なら】アイリスオーヤマ ペット用こたつ PCK-480。四方をカバーで囲む完全保温型で、外気温が10℃を切る夜でも中は快適空間になる。実売9,000〜13,000円と高めだが、寒がりな個体を飼っている家庭では投資対効果が大きい。
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【秋から冬まで1台で通したいなら】アイリスオーヤマ ペットヒーター PHM-450。3段階温度切替で季節に応じて調整でき、実売3,500〜5,000円というコスパの良さ。1台で通年使える汎用機として、迷ったらこれで間違いない。
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よくある質問
ペット用ヒーターで低温やけどはしませんか?
ペット用として販売されているヒーターは、表面温度が体温より少し高い38〜45℃程度に抑えられており、直接接触前提で作られている。ただし長時間同じ姿勢で接触し続けると低温やけどのリスクはゼロではない。対策は3つ。①マット全面を占領しない大きさを選び、犬猫が体をずらせる余地を残す。②タオルや専用毛布を1枚敷いて温度を数℃下げる。③老犬・老猫・体力の落ちた個体は「弱」モード固定にする。とくに人間用ホットカーペットは表面温度が50℃を超えるモデルも多く、ペットに使うと危険なので流用は避ける。
子犬・老犬・老猫も使えますか?
子犬(3ヶ月未満)や老犬・老猫は体温調節能力が弱く、むしろ大人の犬猫より保温が必要な対象だ。ただし「暑い」と自己申告できないため、温度は必ず「弱」モードに固定し、マットの上に薄い布を1枚敷いて温度を下げる。使用中は1〜2時間に1回、ペットが同じ姿勢で寝続けていないかを確認したい。ぐったりして動かない、呼吸が浅い、といった様子があれば熱がこもっている可能性があるので即座に電源を切る。1段階固定・低温設計の1位ペティオ、4位マルカンあたりが老齢個体向けとして選ばれやすい。
コードを噛んでしまう対策は?
ペット用ヒーターの多くは金属製のコードカバーが標準装備で、噛みちぎり事故のリスクを大幅に下げている。それでも噛む個体には、追加でスパイラルチューブ(100均やホームセンターで数百円)をコード全体に巻くと二重保護になる。もう1つの対策は「コードが見えない位置に配線する」こと。壁沿いに這わせて家具の裏を通す、コードを床下配線カバーで隠す、といった物理的な遮断が最も確実だ。それでも噛む個体には、電源不要の10位ジェックス湯たんぽに切り替える判断もある。
夏場は片付けたほうがいいですか?
季節オフのペット用ヒーターは、電源プラグを抜いてカバーを外して洗い、乾燥させてから収納するのが基本だ。年中つけっぱなしにしておく人もいるが、夏の湿気で内部に結露が発生し、翌シーズンに通電したときにショートするリスクがある。カバーを洗って乾かし、乾燥剤と一緒に袋に入れて押入れにしまうと寿命が2〜3年延びる。寝袋型やこたつ型もカバーは丸洗いして風通しのいい場所で乾燥させておく。
電気代の目安はどれくらいですか?
ペット用マット型ヒーター(10〜20W)を1日8時間・毎シーズン120日使った場合、電気代は月100〜200円、シーズン合計で500〜800円程度。ホットカーペット型(30〜50W)は月200〜400円、こたつ型(60〜120W)は月500〜1,000円が目安になる。エアコンで部屋全体を暖める場合は1日100〜300円かかることを考えると、局所暖房のコスト効率は圧倒的に高い。「エアコンを弱く設定してヒーターで補う」という組み合わせが、電気代・乾燥・ペット快適性の3点で最適解になりやすい。
※本記事の価格・仕様は2026年8月時点の実売の目安で、モール・時期・在庫状況によって変動します。購入時は最新情報を各販売ページでご確認ください。ペットの体調や個体差により合わない場合があるため、初回使用時は必ず観察しながら短時間から試すことを推奨します。

