【2026年版】スマート体温計比較10選|非接触・脇下の選び方

スマート体温計 非接触体温計 家族の健康管理と冬の感染症対策 ガジェット・暮らし

hikaku-manビューティー&ヘルス

本ページには広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。当サイトは各ASP・アフィリエイトプログラムに参加し、成果に応じて収益を得ています。

スマート体温計とは、測った体温をBluetoothでスマホアプリへ自動記録できる体温計のこと。総合力はシチズン CTEB723CA、速さはオムロン MC-6800B、非接触はタニタ BT-54X。30代ITコンサルのhikaku-manが10台を比べた。

冬になると家族の体温を毎日測って推移を追う運用が始まる。子どもの熱っぽさを親のカンだけで見抜くのは難しく、朝晩の数字で判断したい場面が増えるからだ。hikaku-manである。今回は楽天とAmazonの公式APIで在庫と商品ページを確認できた体温計10モデルに絞り、測定方式・測定時間・スマホ連携・医療機器認証・防水と抗菌の5軸で並べ直した。カタログから消えた型番を載せても読者の役に立たないので、いま買える10台だけを扱う。

  • 総合の本命はCITIZEN CTEB723CA。商品ページによるとBluetoothでHealth Scanアプリへ自動連携し、Appleヘルスケアとヘルスコネクトにも渡せる
  • とにかく速いのはオムロン MC-6800B Bluetooth。予測式15秒はこの10台で最短、しかもOMRON connect対応
  • 非接触の信頼枠はTANITA BT-54X。特定管理医療機器で、メーカー説明では洋服を着たままおでこで1秒
  • 水洗いできる脇下スマートならOmron MC-6810T2。予測20秒でアプリ連携、商品名に「水洗いOK」と明記されている
  • スマホ連携を捨てて手堅くいくならCITIZEN CTEB532。予測30秒+実測、バックライト、SIAA抗菌、電池交換まで対応
  1. スマート体温計・非接触体温計の選び方 — 先に決める3つのこと
    1. 1. 脇下か、おでこか(今回の10台は脇下7・非接触寄り3)
    2. 2. スマホに飛ばすか、本体で完結させるか
    3. 3. 医療機器認証番号と、防水・抗菌という地味な差
  2. スマート体温計・非接触体温計 比較表10選
  3. スマート体温計・非接触体温計 おすすめランキング10選
    1. 10位 Omron MC-681 — 必要なものしか入っていない
    2. 9位 ドリテック TO-401 非接触 — 商品ページが潔いほど短い
    3. 8位 タニタ BT-471 予測式 — 先が曲がるという地味な発明
    4. 7位 CITIZEN CTEB532 — アプリを捨てた分だけ手堅い
    5. 6位 センサスマート S-710 — 色で教えてくれるので数字を読まなくていい
    6. 5位 CITIZEN CTEB722C — 握りやすさに全力を出した優等生
    7. 4位 Omron MC-6810T2 — 水洗いOKを商品名に書ききった潔さ
    8. 3位 TANITA BT-54X — 寝ている子を起こさない1秒
    9. 2位 オムロン MC-6800B Bluetooth — 15秒という数字がすべてを持っていく
    10. 1位 CITIZEN CTEB723CA — アプリの向こう側まで面倒を見てくれる
  4. まとめ — 迷ったらこの3台
    1. 総合1位 CITIZEN CTEB723CA — 全部入りで穴がない家族運用の本命
    2. 総合2位 オムロン MC-6800B Bluetooth — 予測15秒はこの10台で最短
    3. 総合3位 TANITA BT-54X — 服を着たままおでこで1秒の非接触
  5. よくある質問
    1. 非接触体温計は脇下タイプの代わりになりますか?
    2. スマホ連携は本当に必要ですか?
    3. 医療機器認証番号はどこで確認すればいいですか?
    4. アプリなしのモデルでも記録は残せますか?
    5. 家族で1本を共用しても大丈夫ですか?
    6. 同じカテゴリの比較記事

スマート体温計・非接触体温計の選び方 — 先に決める3つのこと

体温計は「体温を測る道具」という一点だけを見れば全部同じである。ところが実際に10台のスペックを並べると、家庭での運用のしやすさがまるで別物になる。先に3つだけ決めておくと、この10台から自分の家に合う1台が勝手に絞れる。

1. 脇下か、おでこか(今回の10台は脇下7・非接触寄り3)

この記事で扱う10台の内訳は、わきに挟む脇下タイプが7台、おでこや耳から赤外線で読む非接触寄りが3台だ。非接触寄りの3台はタニタ BT-54X、ドリテック TO-401、センサスマート S-710で、S-710だけは商品名に「おでこ と 耳 の 2WAY」とあり、接触測定も想定されている。

脇下タイプは検温のたびに服をめくって数十秒待つ必要がある。そのかわり測り方のブレが小さく、通院時に医師へ見せる数字としては扱いやすい。おでこ式は逆で、タニタ BT-54Xの商品説明にあるとおり「洋服を着たまま」「寝ている子どもにも」1秒で測れるのが最大の価値だ。朝の登園前に3人ぶん測る家庭では、この差が毎日効いてくる。

迷うくらいなら脇下1台と非接触1台の2台体制にするのが現実的だと思う。玄関や洗面所に非接触を置きっぱなしにして通るたびに測り、あやしい数字が出たら脇下で測り直す。体温計は数千円の道具なので、2台持ちのハードルはそこまで高くない。

2. スマホに飛ばすか、本体で完結させるか

10台のうちBluetoothでアプリに飛ばせるのは4台だけである。オムロン MC-6800B、Omron MC-6810T2、CITIZEN CTEB723CA、CITIZEN CTEB722Cの4台で、残る6台は本体表示だけで完結する。

オムロン2台はOMRON connect対応。MC-6800Bの商品説明には「体温の手入力による転記が必要なく、簡単に転送/記録できる」とある。要するに紙のメモを人力で転記する作業が消える、という話だ。シチズン2台はHealth Scanというアプリに対応し、CTEB722Cの説明では測定完了時にSTART/STOPを押すとデータが自動転送され、線グラフで確認できるとされている。CTEB723CAはさらにAppleヘルスケアとヘルスコネクトへの連携まで書かれていて、既存の健康データと同じ場所に体温が並ぶ。

ただ、正直に書いておくと、アプリ連携が要らない家庭のほうが多い。毎日の体温を1年ぶん振り返る人はそう多くないし、記録が要るのは発熱している数日間だけだったりする。その用途なら、CITIZEN CTEB532やタニタ BT-471のような本体完結型のほうが起動も操作も速い。アプリ連携は「あると便利」ではなく「その運用を本当にやるか」で決めたほうがいい。

3. 医療機器認証番号と、防水・抗菌という地味な差

今回の10台は、商品ページ上で医療機器の認証番号を確認できるものを中心に選んでいる。304ADBZX00004000(CITIZEN CTEB723CA)、302AGBZX00125000(オムロン MC-6800B)、301AFBZX00069000(TANITA BT-54X)といった具合だ。正直この文字列は読みづらい。呪文である。とはいえ、この番号が商品ページに書いてあるかどうかは、家族の健康を任せる道具としてはかなり大きな線引きになる。

もうひとつ地味に効くのが防水と抗菌だ。シチズンのCTEB723CAとCTEB722C、CTEB532はいずれも防水と抗菌仕様が明記されていて、CTEB723CAは商品ページにIPX7とSIAA相当の抗菌樹脂の記載がある。オムロン MC-6810T2にいたっては商品名そのものに「水洗いOK」と入っている。家族で1本を回す使い方をするなら、拭くのではなく洗えるという差は毎日の手間として返ってくる。

ちなみにCITIZEN CTEB723CAの商品ページには「ぴたッチメント」という専用アタッチメントが出てくる。肌に直接触れる面積を減らすためのパーツらしい。ぴたッチメント。この名前が通った会議の空気を想像してしまい、しばらく作業が止まった。

スマート体温計・非接触体温計 比較表10選

10台を一覧にした。方式と測定時間はメーカーの商品ページに書かれている内容だけを入れていて、記載がないものは正直に「記載なし」と書いてある。価格は変動が大きいので表には入れず、購入ボタン側の表示に任せた。

画像 順位・製品 方式 測定時間 スマホ連携 価格 購入
CITIZEN CTEB723CA 1位 CITIZEN CTEB723CA 脇下(予測+実測) 約30秒 Bluetooth・Health Scan –
オムロン MC-6800B Bluetooth 2位 オムロン MC-6800B Bluetooth 脇下(予測式) 15秒 Bluetooth・OMRON connect –
TANITA BT-54X 3位 TANITA BT-54X 非接触(おでこ) 1秒 なし –
Omron MC-6810T2 4位 Omron MC-6810T2 脇下(予測式) 20秒 Bluetooth・OMRON connect –
CITIZEN CTEB722C 5位 CITIZEN CTEB722C 脇下(予測+実測) 約30秒 Bluetooth・Health Scan –
センサスマート S-710 6位 センサスマート S-710 おでこ・耳の2WAY 1秒 なし(本体に最大60件記録) –
CITIZEN CTEB532 7位 CITIZEN CTEB532 脇下(予測+実測) 約30秒 なし –
タニタ BT-471 予測式 8位 タニタ BT-471 予測式 腋式(予測式) 20秒 なし –
ドリテック TO-401 非接触 9位 ドリテック TO-401 非接触 非接触 商品ページに記載なし なし –
Omron MC-681 10位 Omron MC-681 脇下(けんおんくん) 商品ページに記載なし なし –

表を10行つくったあたりで型番がゲシュタルト崩壊した。CTEB723CAとCTEB722CとCTEB532を3回見比べて、まだ間違える。以下のランキングでは、この文字列の違いが何を意味するのかを1台ずつほどいていく。

スマート体温計・非接触体温計 おすすめランキング10選

10位 Omron MC-681 — 必要なものしか入っていない

Omron MC-681

商品名は「オムロンヘルスケア オムロン 電子体温計 けんおんくん MC-681」。商品ページに書かれているのは管理医療機器であること、認証番号225ACBZX00050000、本体サイズが幅30×長さ110×厚さ14mm、そして付属品にお試し用電池のCR2016と収納ケース、取扱説明書、EMC技術資料が付くこと。ほぼそれだけである。

面白いのは認証番号だ。今回並べた他の9台が30x番台なのに対して、この1台だけ225から始まる。認証を取った時期が明らかに古い。つまり、それだけ長く売られ続けている型だと読める。仕様を毎年いじる商品ではないという、オムロン側の判断がそのまま番号に残っている感じがする。

予測式か実測式かは商品ページに明記がないため、この記事では断定しない。スマホ連携もない。だからこそ、家に1本置いておく基本の脇下体温計としては候補に挙がる。10位にしたのは性能が低いからではなく、この記事のテーマである「スマート」「非接触」の軸から最も遠いからだ。

向く家庭:とりあえず1本ちゃんとしたものが欲しい・アプリも非接触も要らない・実家や子ども部屋に置く2本目を探している。

9位 ドリテック TO-401 非接触 — 商品ページが潔いほど短い

ドリテック TO-401 非接触

楽天の商品名は「ドリテック 非接触体温計 TO-401(NWT)」。以上である。スペックの箇条書きが一行も出てこない。10台ぶんの商品ページを順に読み込んでいて、ここだけ急に更地に出たような気持ちになった。

とはいえ、書いてないことを補って書くわけにはいかない。分かっているのは、ドリテックというキッチン家電と健康計測器で知られる国内ブランドの製品であり、非接触体温計であること。この2つだけだ。測定時間も測定範囲もメモリー件数も、この記事では「記載なし」として扱う。

ではなぜランキングに残したかというと、非接触体温計を1台ためしに置いてみたい層にとって、価格が低い側の選択肢は意味があるからだ。玄関に置く用途なら、機能を積んだモデルである必要はない。詳細スペックが要る人は購入前に商品ページの仕様欄を必ず開いてほしい。ここだけは他の9台と同じ深さでは書けない。

向く家庭:非接触を試しに1台入れてみたい・玄関や洗面所に置きっぱなしにする用途・機能より置き場所の都合を優先したい。

8位 タニタ BT-471 予測式 — 先が曲がるという地味な発明

タニタ BT-471 予測式

商品名が仕様書になっているタイプで、「スピード検温20秒予測式 先が曲がるバックライト付き大画面体温計」と全部書いてある。スペック欄で分かるのは電源がコイン形リチウム電池CR2032を1個使うことと、スタイルが腋式であることだ。

注目したいのは「先が曲がる」の一点。わきに挟んだまま自分で数字を読もうとすると、首の角度が妙なことになる。あの見づらさを構造で解決しにいった商品名である。しかも大画面とバックライトが付く。20秒の予測式で、暗い寝室でも読める。派手さはないが、体温計に本当に要る機能だけを積んだ構成だ。

スマホ連携はない。ただ、記録が要るのは発熱している数日だけという家庭なら、そもそもアプリを起動する場面が来ない。手に取ってから数字を読むまでの時間で言えば、この手のシンプルな1台が最も速い。

向く家庭:わきに挟んだまま自分で数字を読む機会が多い・暗い寝室で測る・アプリより表示の見やすさを優先したい。

7位 CITIZEN CTEB532 — アプリを捨てた分だけ手堅い

CITIZEN CTEB532

シチズンの脇下タイプで、商品ページには予測式約30秒と実測式の両対応、バックライト、防水と抗菌(SIAA抗菌加工)、電池交換対応、収納ケース付きと並ぶ。認証番号は304ADBZX00068000。Bluetoothだけが載っていない構成だ。

メーカー説明によると、検温開始から30秒で予測検温が完了し、そのまま約10分続けると実測検温もできる。つまり普段は30秒で済ませ、医師に見せる数字が要るときだけ実測に切り替えられる。この使い分けができる点が、単なる安価モデルとの差になっている。

細かいところでは収納ケースの説明が良かった。上部が開放されているタイプで、取り出すたびにケースを開閉しなくていいと書いてある。ケースの開け閉めが面倒でケースを使わなくなる、というあるあるへの答えになっている。地味だが、こういう記述がある商品ページは信用しやすい。

向く家庭:アプリ連携は要らないが実測もたまに使いたい・水で丸洗いしたい・家族で1本を回す。

6位 センサスマート S-710 — 色で教えてくれるので数字を読まなくていい

センサスマート S-710

商品名に「おでこ と 耳 の 2WAY」「スピード測定 1秒」とあり、赤外線でおでこからも耳からも測れる構成だ。今回の10台で2WAYはこれ1台だけである。認証番号は304AGBZX00061000、測定範囲は32.0℃から42.9℃と明記されている。

いちばん実用的だと感じたのは表示の設計だ。メーカー説明によると、37.6℃以上で赤く点灯して短いビープ音が鳴り、37.5℃以下なら緑に点灯する。つまり寝ぼけた朝でも、数字を読まずに色だけ見れば判断が付く。さらに最大60件ぶんの測定値を本体に記録できるので、アプリ連携がなくても直近の推移は本体で追える。

おでこと耳を切り替えられるのは、子どもの機嫌に合わせて測り方を変えられるという意味でもある。ぐずっている日はおでこ、寝ている日は耳、といった具合だ。スマホ連携がない点だけが上位機との差になる。

向く家庭:測定を1秒で終わらせたい・数字を読まずに色で判断したい・アプリなしで直近の記録だけ本体に残したい。

5位 CITIZEN CTEB722C — 握りやすさに全力を出した優等生

CITIZEN CTEB722C

ここから上はBluetooth搭載モデルになる。CTEB722Cは専用アプリ「Health Scan」に対応し、メーカー説明によると測定完了時にSTART/STOPスイッチを押すとデータが自動でスマホへ転送され、アプリ内に線グラフとして残る。日々の小さな体調変化を確認できる、というのがシチズン側の説明だ。

スペックとしては予測式約30秒+実測式、バックライト、防水と抗菌樹脂仕様。ここまでは7位のCTEB532とほぼ同じで、差はBluetoothの有無になる。

そのうえで商品ページが1項目まるごと割いているのが「フィット感・持ちやすさの追求」だ。わきに挟むとき、結果を確認するとき、側面に指を置いたときに安定する形状で、電源ボタンを押すと自然に指でホールドできる、と書かれている。体温計のスペック欄で握り心地に一項目を使う製品はそう多くない。毎日家族3人ぶん測る運用だと、この手の設計は効いてくるはずだ。

向く家庭:アプリで推移をグラフで見たい・持ちにくさに地味なストレスを感じている・防水と抗菌も外したくない。

4位 Omron MC-6810T2 — 水洗いOKを商品名に書ききった潔さ

Omron MC-6810T2

商品名が「オムロン 電子体温計 MC-6810T2 予測式 20秒 アプリ連携 簡単データ転送 OMRON connect対応 水洗いOK」。予測20秒、OMRON connect連携、そして水洗い可という3点が全部タイトルに入っている。スペック欄に載っているのは管理医療機器であることと認証番号303AGBZX00094000で、情報量としては商品名のほうが多い。

OMRON connect対応というのは、オムロンの血圧計や体重計、活動量計と同じアプリに体温が並ぶという意味になる。すでにオムロンの血圧計を使っている家庭なら、追加するアプリがゼロで済む。健康データを1つの場所に集めたい人にとって、この既存アプリへの相乗りは地味に大きい。

そのうえで水洗いに対応している。家族で1本を回すとき、拭くのではなく洗えるかどうかは衛生面のハードルを1段下げる。予測20秒はこの10台では2番目に速い。2位のMC-6800Bとの差は5秒と水洗いの有無で、そこをどう評価するかで順位は入れ替わる。

向く家庭:オムロンの血圧計や体重計をすでに使っている・家族で1本を共用する・アプリ連携と水洗いを両取りしたい。

3位 TANITA BT-54X — 寝ている子を起こさない1秒

TANITA BT-54X

今回の非接触枠で最上位に置いたのがタニタのBT-54Xだ。区分は特定管理医療機器で、認証番号は301AFBZX00069000。非接触体温計は認証の有無で商品ページの書きぶりが大きく変わるジャンルなので、ここが明記されているだけで候補としての重みが違ってくる。

メーカー説明はこうだ。洋服を着たままおでこで測定でき、寝ている子どもや動いてしまう赤ちゃんの体温もわずか1秒で測れるため、測定時の負担が軽減できる。さらにバックライト付きで、暗い部屋でも電気をつけずに数値が確認できる。

この「電気をつけずに」がいい。夜中に子どもの熱を確かめたいとき、明かりを点けた瞬間に起きられて全部やり直し、という展開を避けられる。脇下タイプにはどう頑張っても真似できない領域で、だからこそ脇下1台と非接触1台の2台体制を薦めたくなる。スマホ連携はないので、記録は自分で残すことになる。そこだけは割り切りが要る。

向く家庭:小さな子どもがいる・夜間や就寝中に測る場面が多い・非接触でも医療機器認証がある製品を選びたい。

2位 オムロン MC-6800B Bluetooth — 15秒という数字がすべてを持っていく

オムロン MC-6800B Bluetooth

予測式15秒。今回の10台で最短である。他がだいたい20秒から30秒なので、数字で見ると差は小さい。ところが朝の登園前に家族3人ぶん測る場面を想像すると、この15秒差が積み上がって効いてくる。

商品説明にはこう書かれている。体温の手入力による転記が必要なく、簡単に転送・記録できる。外出前の検温をわざわざ記録したりメモすることがなく、手元のスマートフォンでOMRON connectと連携できる。要するに、測る手間ではなく記録する手間を消しにいった製品だ。認証番号は302AGBZX00125000、色はホワイト、原産国は中国と明記されている。

1位にしなかった理由は防水まわりの記述である。4位のMC-6810T2は商品名に水洗い可を掲げ、1位のCTEB723CAは防水と抗菌を明記しているが、MC-6800Bの商品ページにはその記載が見当たらない。家族で共用する前提だと、そこは判断材料になる。逆に個人用として自分の体温だけを最速で記録したいなら、この1台が最短ルートだ。

向く家庭:とにかく検温を短く終わらせたい・OMRON connectで健康データをまとめたい・個人用の1台として選びたい。

1位 CITIZEN CTEB723CA — アプリの向こう側まで面倒を見てくれる

CITIZEN CTEB723CA

10台のスペックを並べ終えて、いちばん穴が少なかったのがこれだった。区分は特定管理医療機器、認証番号は304ADBZX00004000。予測式約30秒と実測式の両対応、大型液晶とバックライト、防水(IPX7)と抗菌仕様、そしてBluetooth。ひととおり全部入っている。

決め手はアプリまわりの記述だ。専用の「Health Scan」に測定データを無線で自動連係できるのは他のシチズン機と同じだが、CTEB723CAの商品ページはさらに、Appleヘルスケアやヘルスコネクトとも連携でき、連携するとスマホの歩数データを取り込めるところまで書いている。体温計のアプリで完結させるのではなく、すでに使っている健康データの箱に体温を流し込める。この設計はスマホ側の運用まで見ている。

もうひとつがIPX7の防水と抗菌仕様、そして「ぴたッチメント」という専用アタッチメントだ。メーカー説明によると、これを使うと肌に直接体温計本体が触れる面積を減らせる。家族で1本を回す使い方を、洗える設計と接触面の設計の両方から潰しにきている。

弱点があるとすれば予測30秒という測定時間で、15秒のMC-6800Bと比べると倍かかる。ただ、その30秒でアプリ連携と防水と抗菌が全部付いてくるなら、家族運用では釣りが来ると判断した。この1台に決めておけば、あとから「あの機能が要った」となる場面が最も少ないはずだ。

向く家庭:家族で1本を共用する・Appleヘルスケアやヘルスコネクトをすでに使っている・機能の取りこぼしを作りたくない。

まとめ — 迷ったらこの3台

10台を見てきたが、家庭での使い方で選ぶなら次の3台に絞れる。機能の取りこぼしを作りたくないならCITIZEN CTEB723CA、検温の時間を1秒でも削りたいならオムロン MC-6800B Bluetooth、寝ている子どもを起こさずに測りたいならTANITA BT-54X。脇下から1台、非接触から1台という2台体制にするなら、CTEB723CAとBT-54Xの組み合わせが今回の10台では最も隙がない。

総合1位 CITIZEN CTEB723CA — 全部入りで穴がない家族運用の本命

Bluetooth連携とAppleヘルスケア・ヘルスコネクト対応、予測30秒+実測、IPX7防水と抗菌、大型液晶とバックライト。特定管理医療機器の認証番号も商品ページに明記されている。

総合2位 オムロン MC-6800B Bluetooth — 予測15秒はこの10台で最短

朝の検温を最短で終わらせたい人向け。OMRON connect連携で転記の手間が消える。オムロンの血圧計や体重計を使っているなら、追加するアプリはない。

総合3位 TANITA BT-54X — 服を着たままおでこで1秒の非接触

寝ている子どもや動く赤ちゃんにも使える1秒測定。バックライト付きで、暗い部屋でも電気をつけずに数値が読める。特定管理医療機器の認証番号あり。

よくある質問

非接触体温計は脇下タイプの代わりになりますか?

用途を分けるのが現実的です。非接触タイプはタニタ BT-54Xの商品説明にあるとおり、洋服を着たままおでこで1秒という速さが最大の価値で、就寝中の子どもや登園前のスクリーニングに向きます。一方で脇下タイプは測り方のブレが小さく、医師に伝える数字としては扱いやすい方式です。今回の10台なら、非接触のTANITA BT-54Xと脇下のCITIZEN CTEB723CAを1台ずつ持つ2台体制が、家族運用としては最も隙がありません。

スマホ連携は本当に必要ですか?

記録を続ける運用を実際にやるかどうかで決めてください。今回の10台でBluetooth連携があるのはオムロン MC-6800B、Omron MC-6810T2、CITIZEN CTEB723CA、CITIZEN CTEB722Cの4台だけで、残る6台は本体表示だけで完結します。発熱している数日しか記録しないなら、CITIZEN CTEB532やタニタ BT-471のような本体完結型のほうが手に取ってから数字を読むまでが速いです。逆に通院時に医師へ履歴を見せたい場合や、Appleヘルスケアなどに体温を集約したい場合は、CTEB723CAのようなアプリ連携モデルが向きます。

医療機器認証番号はどこで確認すればいいですか?

商品ページの仕様欄や商品説明に記載されています。この記事の10台では、CITIZEN CTEB723CAが304ADBZX00004000、オムロン MC-6800Bが302AGBZX00125000、TANITA BT-54Xが301AFBZX00069000、センサスマート S-710が304AGBZX00061000といった形で明記されています。区分は「管理医療機器」または「特定管理医療機器」と書かれます。番号と区分がどこにも書かれていない製品は、購入前に販売ページの仕様欄を必ず確認してください。

アプリなしのモデルでも記録は残せますか?

本体にメモリー機能があるモデルなら残せます。今回の10台では、センサスマート S-710が最大60件ぶんの測定値を本体に記録できると商品ページに明記されています。それ以外のアプリ非対応モデルについては、記録件数の記載が確認できなかったため、この記事では断定していません。長期の推移を残したいなら、Bluetooth連携のある4台から選ぶのが確実です。

家族で1本を共用しても大丈夫ですか?

防水や抗菌に対応したモデルを選ぶと運用しやすくなります。シチズンのCTEB723CA、CTEB722C、CTEB532はいずれも商品ページに防水と抗菌仕様の記載があり、CTEB723CAはIPX7の防水と、肌に触れる面積を減らす専用アタッチメント「ぴたッチメント」まで用意されています。オムロン MC-6810T2は商品名に「水洗いOK」と明記されています。拭くだけでなく洗える製品なら、共用時の手入れが1段楽になります。

Amazonのアソシエイトとして、なんでも比較.comは適格販売により収入を得ています。
タイトルとURLをコピーしました