【2026年版】電気蒸し器比較10選|せいろ型と多段スチーマー

電気蒸し器・多段スチーマー アイキャッチ ガジェット・暮らし

ガジェット&ホーム担当: hikaku-man

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調査時点: 2026年9月5日(価格・在庫・提供条件は変動します)

電気蒸し器のカタログを10機種ぶん並べて、途中で手が止まった。半分近くが竹と杉でできていたのである。hikaku-manである。30代・現役ITコンサルの僕が休日を溶かして、家庭用の電気蒸し器・多段スチーマー10モデルを、型式・段数と容量・タイマー・素材・本体サイズの5軸で比較した。載せているのは、楽天市場とAmazonで現在購入できる10機種だけである。

先に要点を置いておく。この記事で一番言いたいのは順位ではなく、電気蒸し器という棚が2つの別ジャンルに割れているという話だ。

  • 電気蒸し器は「スチームクッカー型」と「電気せいろ型」に割れる。前者は樹脂やステンレスのボウルを重ねる方式、後者は竹や杉のせいろを電気ベースに載せる方式で、洗い方も食卓での見え方もまるで違う
  • 総合はラッセルホブス 7910JP。メーカー公表で幅19×奥行19×高さ23cm・400W・2段・タイマー付き・レシピブック同梱と、装備の並びに欠けがない
  • 容量の最大値はBelleLifeの2機種で、いずれも商品ページ表記は9.3L・0〜24時間の予約タイマー・調理後6時間保温。名前がほぼ同じなので買うときに注意がいる
  • 電気せいろ型はGDT むしざんまい・アピックス AMZ-450GY・エムケー精工 TEGARU=SEIRO・Ocrasiの4機種。竹か杉か、せいろ径18cmか21cmかで選ぶ
  • 消費電力が明記されている4機種は350〜480Wの帯に収まる。ガスコンロで大鍋を沸かし続ける必要がなく、火の見張りが要らないことが本命の価値になる

電気蒸し器の棚は、いつのまにか「せいろ」に侵食されていた

電気蒸し器と聞いて思い浮かぶのは、透明な樹脂のボウルを2段3段と重ねてスイッチを入れるあの形だと思う。僕もそうだった。ところが今回の10機種のうち4機種は、電気ベースの上に竹や杉のせいろを載せる構造だったのである。

この2つは同じ「電気蒸し器」の棚に並んでいるのに、買った後の生活がかなり違う。スチームクッカー型は洗って伏せておけば終わりで、樹脂やステンレスなので手入れの前提が単純だ。電気せいろ型は乾かしてから片付ける手間が増えるかわりに、蒸し上がったせいろをそのまま食卓に出せる。ステンレスのボウルを食卓に載せると器具に見えるが、せいろは料理に見える。同じ蒸し野菜でも扱いが変わるのだ。

そのうえで、どちらの型式であっても電気蒸し器の本命の価値は共通している。コンロを1口空けたまま、蒸し工程をタイマーごと家電に渡せるという一点である。今回スペックが公開されていた4機種の消費電力は350〜480Wで、大鍋を強火で沸かし続ける前提のガス調理とは運用そのものが違う。火のそばを離れられるかどうかが、価格差より先に効いてくる。

家庭用電気蒸し器・多段スチーマー 比較一覧表10選

順位 画像 商品名 価格 型式 段数・容量 タイマー 素材・付属 購入
1位 ラッセルホブス 7910JP ラッセルホブス 7910JP – スチームクッカー型 2段/400W タイマー付き スチームボックス大小・レシピブック
2位 BelleLife 電気蒸し器 スチームクッカー 多機能 BelleLife 電気蒸し器 スチームクッカー 多機能 – スチームクッカー型 2段/9.3L 0〜24時間予約+6時間保温 全透明カバー・空焚き防止センサー
3位 GDT Global Dream Technology むしざんまい 電気せいろ蒸し器 GDT Global Dream Technology むしざんまい 電気せいろ蒸し器 – 電気せいろ型 竹製せいろ二段 タイマー付き 竹製せいろ・8種レシピブック
4位 Vitantonio VFS-20-I Vitantonio VFS-20-I – スチームクッカー型 2段(収納時 省スペース設計) ダイヤル式 エッグトレイ・レシピブック
5位 feekaa マルチスチーマ ゆでたまごメーカー 蒸し器 feekaa マルチスチーマ ゆでたまごメーカー 蒸し器 – スチームクッカー型 2段/350W(卵最大14個) 最大30分 304ステンレス・目玉焼きリング
6位 BelleLife 蒸し器 電気蒸し器 スチームクッカー BelleLife 蒸し器 電気蒸し器 スチームクッカー – スチームクッカー型 二層/9.3L 0〜24時間予約+6時間保温 空焚き防止・電子版レシピ
7位 Ocrasi せいろ 蒸し器 電気 Ocrasi せいろ 蒸し器 電気 – 電気せいろ型 天然杉せいろ21cm 6段階火力調節(タッチパネル) 天然杉・蒸し布巾・保管カバー
8位 エムケー精工 せいろ 蒸し器 二段 エムケー精工 せいろ 蒸し器 二段 – 電気せいろ型 二段18cm/480W 最大60分 杉製(一部竹製)・延長輪・ふた
9位 アピックス AMZ-450GY アピックス AMZ-450GY – 電気せいろ型 竹製せいろ2個付属 記載なし 竹製せいろ2個
10位 アナバス ASC-002 アナバス ASC-002 – スチームクッカー型 2段/370W(本体800g) タイマー付き(定格時間10分) モスグリーン

※スペックは各商品ページのメーカー記載にもとづく2026年9月時点の情報。「記載なし」は商品ページに数値の記載が見つからなかった項目で、機能が無いことを意味しない。竹・杉のせいろは食洗機非対応が一般的なので、購入前に取扱説明書で手入れ方法を確認してほしい。価格は表示時点でAmazonと楽天の安い方が自動表示される。

家庭用電気蒸し器おすすめランキング10選

1位 ラッセルホブス 7910JP — 迷ったら一番ふつうのこれでいい

ラッセルホブス 7910JP

大石アンドアソシエイツが扱うラッセルホブスの2段スチームクッカー。商品ページによると幅19×奥行19×高さ23cm、AC100V 50/60Hz、消費電力400W、保証期間1年。付属は本体・スープトレイ・スチームボックス大小・レシピブック・ピン付き150mlカップで、製品名の横に「放置するだけでOK」と書いてある。

10機種を並べて最初に思ったのは、装備に穴が空いていないのはこれだ、ということだった。他の9機種はどこかに一点突破の主張がある。9.3Lの大容量だったり、素材が杉だったり、タッチパネルだったり。7910JPはその主張が薄い。薄いというのはここでは褒め言葉で、最初の1台で外したくないときほど、尖っていない機械の方が事故らない。

弱点は容量表記が具体的でないこと。「何人分」の目安が商品ページに出てこないため、家族4人以上の作り置きを主目的にするなら、次に挙げる9.3L級と見比べたほうがいい。

2位 BelleLife 電気蒸し器 スチームクッカー 多機能 — 蓋を開けずに中が見える

BelleLife 電気蒸し器 スチームクッカー 多機能

蒸す・発酵・煮込む・保温・時短調理の1台5役を掲げる9.3Lの2段機。メーカーの説明では、上段で茶碗蒸しを作りながら下段で魚の酒蒸しや野菜の温蒸しを同時に調理でき、深型の鍋部は煮物やおでんにも使えるとある。タイマーは0〜24時間を30分単位で設定でき、調理完了後は自動で保温に切り替わって6時間後に電源が落ちる。空焚き防止センサー内蔵。

この機種で効いているのは、たぶん全透明のカバーだ。蒸し器は蓋を開けた瞬間に蒸気が逃げるので、中を確認するという行為そのものが調理を後退させる。開けずに卵の半熟加減や野菜の色を見られるなら、その一点だけで選ぶ理由になる人がいる。商品ページも「調理の美学を実現する可視化」と、そこそこ強めの言葉でここを推している。

注意点は素直に容量である。9.3Lは相応に場所を取るので、カウンターに常設できるかを先にメジャーで測ったほうがいい。棚から出し入れする運用を想定しているなら、この機種は向かない。

3位 GDT Global Dream Technology むしざんまい 電気せいろ蒸し器 — 竹せいろが電気になった日

GDT Global Dream Technology むしざんまい 電気せいろ蒸し器

竹製せいろ二段と8種の料理レシピブックが付く電気せいろ。商品ページの手順は「①蒸し鍋に水を注ぎ、②タイマーをセットするだけ」の2ステップで、ほったらかしを正面から売りにしている。せいろは本体から簡単に取り外して水洗いできるとあり、茶碗蒸し・ゆでたまご・ふかし芋・とうもろこし・シュウマイ・小籠包・蒸し鶏と、想定メニューが具体的に並ぶ。

電気せいろ型を3位に置いたのは、蒸し上がったせいろをそのまま食卓に出せるという一点が、他の型式では代替できないからである。ステンレスのボウルは食卓に載せると調理器具のままだが、せいろは料理の一部になる。蒸気と一緒に立つ竹の香りも、メーカーが「風味を引き立てる」と書いている通りの狙いだろう。

手入れの前提が樹脂やステンレスと違う点は正直に減点しておく。竹は完全に乾かしてから収納する運用が要るので、洗って伏せて終わりにしたい人には合わない。ここを許容できるかが、電気せいろ型を選べるかどうかの分かれ目になる。

4位 Vitantonio VFS-20-I — 温泉卵をダイヤル一発で片付ける

Vitantonio VFS-20-I

ビタントニオ公式のフードスチーマープラス。2段式でしっかり調理できるのに収納時は省スペースになる設計で、エッグトレイが付属する。メーカーの説明で目を引くのは温泉卵の扱いで、「温度や時間の調整が難しい温泉卵も、スイッチひとつで失敗知らず」と書いている。使い方は水を入れる、食材をセットする、ダイヤルを回してスイッチONの3ステップ。オリジナルレシピブック付き。

ビタントニオはワッフルメーカーやフードプロセッサで「キッチンに出しておける見た目」という枠を作ってきたブランドで、この機種もその文脈の上にある。つまり装備の数で勝ちにいく機種ではなく、出しっぱなしにできるかで選ぶ機種だ。カウンターに置いた状態が生活の風景として成立するかどうか、それが判断軸になる。

一方で容量と消費電力の数値が商品ページに出てこない。家族分をまとめて蒸す用途が主目的なら、容量が明記されている機種と並べて確認したほうが安全である。

5位 feekaa マルチスチーマ ゆでたまごメーカー 蒸し器 — 卵14個と304ステンレス

feekaa マルチスチーマ ゆでたまごメーカー 蒸し器

350Wヒーター・最大30分タイマー・2段式で、メーカー公表では2段使用時に最大14個のゆで卵を一度に作れる。ダイヤルの目安も具体的で、約5分で温泉卵、約10分で半熟、約15分で完熟と説明されている。食材に触れる本体と付属品はすべて304食品グレードステンレス、水受けは深型で長時間の蒸し調理でも水切れしにくい設計。本体サイズは約162×162×240mm(2段使用時)。

この機種はカテゴリの境界にいる。商品名の主役は「ゆでたまごメーカー」だが、中身は蒸籠を組み合わせた2段式の電気蒸し器で、付属のボウルを使えば上下段でゆで卵と茶碗蒸しを同時に加熱できるとある。卵を主目的にしつつ蒸し器としても使いたいなら、この二枚看板は無駄がない。目玉焼きリングまで付いてくるのは、卵に振り切った設計思想の表れだと思う。

逆に蒸し野菜や点心を大量に仕込みたいなら、9.3L級と比べて容量が足りない。用途が卵寄りかどうかで、この順位は上下に大きく動く。

6位 BelleLife 蒸し器 電気蒸し器 スチームクッカー — 2位とほぼ同じ顔をした兄弟機

BelleLife 蒸し器 電気蒸し器 スチームクッカー

困ったことに、BelleLifeにはほとんど同じ名前の機種がもう1つある。この6位機がそれだ。「新型4in1」を掲げ、蒸す・煮る・発酵に加えてカニ鍋・せいろ・ヨーグルトを商品名に並べてくる。公表されている基本仕様は9.3L・二層構造・0〜24時間の予約タイマー・6時間保温・空焚き防止・1年保証と、2位機とほぼ重なる。比較表を2回作り直した。

違いを探すと、置いている主張の場所が微妙にずれている。2位機は「全透明カバー」と「1台5役」で見た目と機能数を押すのに対し、こちらは「下の鍋だけを使ってスープや煮物、鍋料理を作れる」という鍋としての使い方を前に出す。蒸し器として置きたいなら2位機、多用途鍋として置きたいならこちら、という読み分けになるだろう。

どちらもレシピは電子版をカスタマーサポートに請求する方式で、紙のレシピブックは同梱されない。届いてすぐ手元の冊子を見ながら作りたい人は、レシピブック同梱を明記している1位・3位・4位・8位のほうが早い。

7位 Ocrasi せいろ 蒸し器 電気 — 6段階の火力調節という贅沢

Ocrasi せいろ 蒸し器 電気

天然杉のせいろ21cm、タッチパネル操作、6段階の火力調節、低温蒸し調理。本記事の10機種で唯一、火力を段階で選べると明記している機種である。空焚き防止機能が付き、蒸し布巾1枚とO’MUSU専用の保管カバーが付属する。商品ページは「温泉宿のような木の良い香り」「そのままお皿として食卓に出せば一気に華やかに」と、器としての側面を強く押している。

火力調節が効くのは温度に敏感な料理だ。茶碗蒸しのように沸騰させ続けると「す」が入るものは、弱い火力で長く蒸したい。ところが電気蒸し器の多くはオンかオフしかない。ここに段階があるのは機能追加ではなく構造的な差で、価格帯が本記事の最上位に位置するのも納得はいく。

逆に言えば、蒸し野菜と冷凍餃子の温めしかやらない人にとっては6段階のうち5段階は使わないまま終わる。杉の香りとタッチパネルと火力調節に差額を払う価値を見出せるかどうか、判断はそこに尽きる。

8位 エムケー精工 せいろ 蒸し器 二段 — 数値が全部書いてある安心感

エムケー精工 せいろ 蒸し器 二段

TEGARU=SEIRO(手軽せいろ)の名前で出ている18cmの電気せいろ。杉製(一部竹製)の二段セットで、延長輪・ふた・レシピブックが付く。公表スペックはAC100V 50/60Hz、定格消費電力480W、タイマー最大60分、質量約1.5kg(せいろセット含む)、電源コード長約1.3m。

この機種の良さは、地味だが数値が全部出ていることに尽きる。10機種を並べると、消費電力もタイマーも重量もコード長も揃って書いてある商品ページは意外なほど少ない。約1.5kgなら棚から出し入れする運用にも耐えるし、コード1.3mならコンセント位置で詰む事故も減る。買う前に生活に収まるかを机上で判断できる、という価値がある。

せいろ径18cmは、今回の電気せいろ4機種のなかでは小さい部類に入る。大皿ごと蒸すような使い方を想定しているなら、21cmの7位を見たほうがいい。

9位 アピックス AMZ-450GY — 「むしざんまい」が2つある問題

アピックス AMZ-450GY

アピックスの電気せいろ蒸し器で、製品名はこちらも「むしざんまい」である。商品ページの説明は「家庭で手軽に本格的な蒸し料理が楽しめる専用調理器」「ふっくらジューシー、油いらずで調理できるのでとってもヘルシー」「竹製せいろが2個付属」の3行しかない。

ここで一度立ち止まってほしい。3位のGDTも製品名は「むしざんまい」で、どちらも竹せいろを使う電気せいろである。実売の棚では別々の出品として並ぶので、買うときは付属品の欄で見分けるのが早い。GDT側は8種のレシピブック付きを明記し、アピックス側は竹製せいろ2個としか書いていない。名前で検索すると両方出てくるので、カートに入れる前に商品ページを一度スクロールしたほうがいい。

情報量の少なさは減点材料だが、装備が単純な機械は壊れる場所も少ない。タイマーの分数指定や火力調節を必要としない人には、むしろ噛み合う1台だと思う。知らんけど。

10位 アナバス ASC-002 — 800gという軽さの意味

アナバス ASC-002

ANABASの「ゆで玉子名人」。2段タイプのスチームクッカーで、公表スペックは幅20.5×奥行18×高さ26.2cm、本体重量800g、消費電力370W、定格時間10分、保証期間はお買い上げ日より1年間。カラーはモスグリーンの一色展開で、価格帯は本記事の下限に近い。

スペック表で目を留めるべきは、定格時間10分という一行である。連続運転の上限が10分ということは、点心を30分蒸し続けるような使い方ではなく、ゆで卵や温め直しといった短時間の用途を前提にした設計だと読める。「安いから」で選んで大皿の蒸し野菜を任せようとすると、想定とずれる可能性がある。

その代わり本体800gは10機種で最軽量クラスだ。棚の上段にしまっておいて必要なときだけ下ろす運用なら、この軽さは日々の面倒くささをそのまま減らす。用途を卵と温めに限定できる人にとっては、いちばん置き場所に困らない1台である。

電気蒸し器の選び方 — 決めるのは5つだけ

10機種を比べ終えて、判断に効いた軸は5つに絞れた。上から順に見ていけば、だいたい2〜3機種まで候補が落ちる。

①型式(スチームクッカー型か電気せいろ型か)。最初に決めるのはここである。洗って伏せて終わりにしたいならスチームクッカー型、蒸し上がりをそのまま食卓に出したいなら電気せいろ型。手入れの手間と食卓での見え方がトレードオフになっている。この基準で選ぶなら、前者はラッセルホブス 7910JP、後者はGDT Global Dream Technology むしざんまい 電気せいろ蒸し器。

②段数と容量。今回の10機種で容量が明記されているのはBelleLifeの2機種の9.3Lのみで、残りは段数や寸法での判断になる。上段と下段で別の料理を同時に仕上げたいなら2段は必須条件だと考えていい。作り置きや人数分をまとめて蒸すならBelleLife 電気蒸し器 スチームクッカー 多機能、単身から2人ぶんならVitantonio VFS-20-Iやアナバス ASC-002のコンパクト側で足りる。

③タイマーの粒度。ここは思ったより差が大きい。BelleLifeの2機種は0〜24時間を30分単位で予約でき、調理後は6時間の保温に移る。エムケー精工は最大60分、feekaaは最大30分、アナバスの定格時間は10分。「何分まで蒸せるか」ではなく「何時間先まで仕込めるか」が違う。夜のうちに仕込んで朝に受け取りたいなら予約タイマー付き、その場で使うだけなら60分あれば十分足りる。

④素材。樹脂・ステンレス・竹・杉の4種類がある。匂い移りを避けたいならfeekaaの304ステンレスが明快で、香りごと料理に取り込みたいなら竹(GDT・アピックス)か杉(エムケー精工・Ocrasi)。素材は好みの問題に見えて、実は手入れの所要時間を決める項目でもある。

⑤本体の重さと置き場所。棚から出し入れする運用なら軽いほど続く。今回わかっている数値ではアナバス ASC-002が800g、エムケー精工が約1.5kg(せいろセット含む)。逆に9.3L級は常設前提と考えたほうがいい。置き場所を先に決めてから機種を選ぶと、買ってから後悔する確率が下がる。カウンターの空きを測るのは、比較表を眺めるより先にやるべき作業である。

今すぐ選ぶならこの3つ

10機種を横に並べたうえで、目的別に3つへ絞った。全部を読む時間がない人は、ここだけ見て決めてもらっていい。

総合1位 ラッセルホブス 7910JP — 装備に穴のない基準機

2段・400W・タイマー付き・レシピブック同梱と、必要な装備が一通り揃っている。幅19×奥行19×高さ23cmで置き場所も読みやすい。最初の1台で外したくない人は、まずここを基準に他機種を測るといい。

総合2位 BelleLife 電気蒸し器 スチームクッカー 多機能 — 容量と予約タイマーで選ぶなら

9.3Lの2段構造、0〜24時間の予約タイマー、調理後6時間の自動保温、全透明カバー。人数分をまとめて蒸したい人と、夜のうちに仕込んでおきたい人はここが本命になる。常設できるスペースがあることが前提。

総合3位 GDT Global Dream Technology むしざんまい 電気せいろ蒸し器 — 食卓にそのまま出したいなら

竹製せいろ二段と8種のレシピブック付き。水を入れてタイマーを回すだけの2ステップで、蒸し上がったせいろをそのまま食卓に出せる。調理器具ではなく器として使いたい人向けで、乾かしてから片付ける手間を許容できるかが唯一の分岐点になる。

よくある質問

電気蒸し器と電子レンジ用の蒸し容器はどう違いますか?

用途の時間軸が違います。電子レンジ用の容器は短時間・少量向きで、電気蒸し器は上下段の同時調理と時間指定に強いのが特徴です。今回の10機種ではBelleLifeの2機種が0〜24時間の予約タイマーと6時間保温、エムケー精工が最大60分のタイマーを公表しており、レンジ容器では代替できない「先に仕込んで後から受け取る」使い方ができます。

電気せいろ型とスチームクッカー型、どちらを選べばいいですか?

手入れの手間を減らしたいならスチームクッカー型、食卓での見栄えを取るなら電気せいろ型です。竹や杉のせいろは完全に乾かしてから収納する運用が必要になる一方、蒸し上がったせいろをそのまま器として出せます。今回の10機種では電気せいろ型が4機種(GDT・アピックス AMZ-450GY・エムケー精工・Ocrasi)、スチームクッカー型が6機種でした。

「むしざんまい」という同じ名前の商品が2つ出てきます

3位のGDT Global Dream Technologyと9位のアピックス AMZ-450GYが、どちらも「むしざんまい」の名前で流通しています。付属品で見分けるのが確実で、GDT側は竹製せいろ二段と8種のレシピブック付きを明記し、アピックス側は竹製せいろ2個付属とだけ記載しています。検索結果に両方が並ぶので、カートに入れる前に商品ページの付属品欄を確認してください。

茶碗蒸しに「す」が入ってしまいます

沸騰状態を保ったまま加熱し続けると気泡が残りやすくなるため、火力を落とせる機種を選ぶか、加熱時間を短めに管理するのが基本です。今回の10機種で火力調節を明記しているのはOcrasi せいろ 蒸し器 電気のみで、タッチパネルによる6段階調節と低温蒸し調理に対応しています。それ以外の機種は取扱説明書の茶碗蒸しレシピの時間設定に従うのが確実です。

ゆで卵が主目的でも電気蒸し器を買う意味はありますか?

あります。むしろ卵に振り切った設計の機種が複数あります。feekaa マルチスチーマ ゆでたまごメーカー 蒸し器はメーカー公表で2段使用時に最大14個、約5分で温泉卵・約10分で半熟・約15分で完熟という目安を示しており、Vitantonio VFS-20-Iはエッグトレイ付きで温泉卵をダイヤル設定で作れるとしています。ただし卵専用で使うなら、大容量機より小型機のほうが置き場所で有利です。

蒸している途中で水がなくなりませんか?

長時間の連続使用では水切れが起きる場合があるため、空焚き防止機能の有無を確認してください。今回の10機種ではBelleLifeの2機種とOcrasi せいろ 蒸し器 電気が空焚き防止機能を明記しており、feekaa マルチスチーマ ゆでたまごメーカー 蒸し器は水受けを深型にして水切れしにくくしたと説明しています。またアナバス ASC-002は定格時間10分と短めなので、長時間の蒸し料理には向きません。

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