鉄フライパンが欲しいのに、いざ調べ始めたら選択肢が多すぎて逆に何も買えなくなった――そういう人、絶対いるはずだ。
僕もそのひとりだった。
リバーライト、ターク、デバイヤー、柳宗理……どれもそれっぽいことが書いてあって、結局「まあ今のテフロンでいいか」ってなるやつ。
でも一度本物の鉄パンで肉を焼いたら、もう戻れなくなるのである。
先に言っちゃうと、週末に凝った料理を作る人にはリバーライト極JAPANかturk クラシックがほぼ最適解だ。
この記事では2026年現在の実勢を踏まえ、10商品を正直に並べた。
- 鉄フライパンは「一度育てれば一生モノ」——テフロンのように剥がれず、むしろ使うほど焦げつきにくくなる
- リバーライト極JAPANは26cmで約5,500円・窒化処理で錆びにくく、IH対応・初心者最強候補
- turk クラシックは1枚鍛造の一体型・ドイツ職人手作り・28cmで約2万〜2.9万円と高いが一生付き合える
- スキレット(鋳物)はロッジ一択で間違いない。キャンプ飯・卓上演出の2役をこなす
- de BUYER ミネラルBはフランス産2.5mm厚・1万円以下でプロも使う欧州スタンダード
- 鉄フライパン・スキレット比較一覧表
- 鉄フライパン・スキレットおすすめランキング10選
- 1位 リバーライト 極JAPAN フライパン — 日本人が作った、日本人向けの正解
- 2位 turk クラシックフライパン — 値段を見て怯むな。これは100年の投資だ
- 3位 de BUYER ミネラルB フライパン — フランス流の美意識が1万円を切る
- 4位 ロッジ スキレット 10インチ — キャンプ料理専用に見えて、台所でも最強だった
- 5位 柳宗理 鉄フライパン(マグマプレート)— 日本のデザインはこんなにも機能的だった
- 6位 enzo(エンゾウ)鉄フライパン — 燕三条の技術を1万円以下で手に入れる
- 7位 山田工業所 鉄打ち出しフライパン — 料理人御用達の打ち出し鉄、家庭に降臨
- 8位 遠藤商事 TKG 鉄フライパン — 業務用の武骨さが、逆に好きなんだよな
- 9位 ニトリ スキレット(ニトスキ)— 1,000円台で「鋳鉄の体験」を買う
- 10位 和平フレイズ 燕三条 黒皮鉄フライパン — シンプルに安くて、ちゃんと鉄フライパン
- 鉄フライパンの選び方 — 失敗しない3つの軸
- よくある質問
- まとめ — 迷ったらこの3本から
鉄フライパン・スキレット比較一覧表
まず全10製品をざっくり並べる。
「なんとなく有名」なものからニッチな逸品まで、スペックを一覧にした。
おすすめ度は使い勝手・コスパ・継続しやすさを総合した僕の主観だ。
| 商品名 | タイプ | 代表サイズ | 重量(目安) | IH対応 | おすすめ度 | 価格帯(税込) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| リバーライト 極JAPAN フライパン | 鉄フライパン(窒化処理) | 26cm | 約700g | ◎ | ★★★★★ | 4,000〜6,000円 |
| turk クラシックフライパン | 鍛造鉄フライパン | 28cm | 約1.5kg | ◎ | ★★★★★ | 20,000〜30,000円 |
| de BUYER ミネラルB フライパン | 鉄フライパン(蜜蝋仕上げ) | 24cm | 約1.2kg | ◎ | ★★★★☆ | 6,000〜12,000円 |
| ロッジ スキレット 10インチ | スキレット(鋳鉄) | 25cm相当 | 約2.4kg | ◎ | ★★★★☆ | 4,000〜6,000円 |
| 柳宗理 鉄フライパン(マグマプレート) | 鉄フライパン(マグマプレート加工) | 25cm | 約700g | ◎ | ★★★★☆ | 5,000〜9,000円 |
| enzo(エンゾウ)鉄フライパン | 鉄フライパン(燕三条産) | 26cm | 約850g | ◎ | ★★★★☆ | 8,000〜10,000円 |
| 和平フレイズ 燕三条 黒皮鉄フライパン | 鉄フライパン(黒皮鉄) | 26cm | 約800g | ◎ | ★★★☆☆ | 3,000〜5,000円 |
| 遠藤商事 TKG 鉄フライパン | 鉄フライパン(業務用) | 27cm | 約700g | △(ガス専用モデルあり) | ★★★☆☆ | 2,000〜4,000円 |
| ニトリ スキレット(ニトスキ) | スキレット(鋳鉄) | 20cm | 約1.1kg | ◎ | ★★★☆☆ | 1,000〜2,000円 |
| 山田工業所 鉄打ち出しフライパン | 打ち出し鉄フライパン | 27cm | 約630g | △(ガス専用モデルあり) | ★★★★☆ | 5,000〜9,000円 |
鉄フライパン・スキレットおすすめランキング10選
ここからが本番だ。
利用者の口コミ・レビューと、2026年現在の情報を総合して順位をつけた。
「この価格帯でこれを買わなかったら後悔する」という観点を軸にしている。
1位 リバーライト 極JAPAN フライパン — 日本人が作った、日本人向けの正解
正直、これを1位にするのは少し悔しかった。
「みんなが選ぶ無難なやつ」感があって、もっとマニアックなものを1位にしたかったのである。
でも使ってみると、悔しいくらいよく出来ている。
初めての鉄フライパンで、使い続けて2年。今でもメインの座を奪われていない。
よかったところ
- 窒化処理で錆びにくい — 正直、鉄フライパンを諦める最大の理由は錆だと思っている。極JAPANは表面に窒化処理が施されているから、しばらく放置してもほぼ錆びない。ズボラに優しい設計だ。
- 空焼き不要・すぐ使える — 普通の鉄フライパンは最初に長い空焼きが必要だが、極JAPANはその手間がない。買ってすぐ料理を始められるのは、初めて鉄パンを使う人間に刺さりすぎる。
- IH対応・重量バランスが秀逸 — 26cmで約700gというのは鉄パンとしてはかなり軽い部類で、片手で振れる。ガス・IHの両方に対応しているのも、引越しや台所事情が変わっても安心だ。
日本製のフライパンにしてはコスパが高い。
ただ、もう少し厚みがあったら蓄熱性がさらに上がったはずで、そこだけが惜しい。
ちょっと気になるところ
- 板厚が薄め(1.6mm) — 熱のムラが出やすい面があり、分厚いステーキを焼くときは他の選択肢に少し劣る感がある。
- 見た目の武骨さが薄め — 無骨な鉄フライパンが好きな人には、少し工業製品っぽく見えるかもしれない。道具感よりプロダクト感。
向いてる人: 鉄フライパン初心者・お手入れを簡単にしたい人・IHコンロ使用者。
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2位 turk クラシックフライパン — 値段を見て怯むな。これは100年の投資だ
ターク。名前を聞いただけで「高いやつでしょ」と思う人は多いと思う。実際高い。
28cmで2〜3万円する。
でも1857年創業のドイツの鍛冶職人が、鉄の塊を何度も叩いて1枚で仕上げたものが2万円台というのは、よく考えたら驚くほど安いのではないか。
本物の職人仕事って、もっと高くてもおかしくないのだ。
よかったところ
- 一枚鍛造の一体型構造 — 柄とフライパン部分がつなぎ目なく一体になっている。熱でハンドルが緩んだり、劣化したりする要素がゼロだ。これがそのまま「100年使える」につながっている。
- 使うほどに育つ焦げつきにくさ — 初めのうちは多少焦げつくが、使うたびに油が馴染んでいく。数年後には別の鍋みたいに滑らかになる。育てる過程が楽しいのだ。
- 熱の入り方が別格 — 厚みと質量から来る蓄熱性が高く、肉を乗せたときに温度が落ちない。外はカリカリ、中はジューシーな仕上がりが再現しやすい。
ただ、重い。1.5kgある28cmは、片手でガンガン振る料理には向かない。
IHに対応しているモデルもあるが、そもそも重量的に強火調理のガスコンロで使いたい。
ちょっと気になるところ
- 初期シーズニングに時間がかかる — 使い始めの油ならしは丁寧にやらないと焦げつく。急いでいる人には少し辛い。
- 価格が高い — 初期投資として2〜3万円を出せる人でないと選択肢に入らない。ここは正直に言う。
向いてる人: 肉料理に本気で取り組む人・一生モノを探している人・道具にロマンを求める人。
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3位 de BUYER ミネラルB フライパン — フランス流の美意識が1万円を切る
フランスの調理器具メーカーde BUYERのミネラルBは、プロの料理人が使うことで知られる。
それが家庭でも普通に買えるという事実に気づいたとき、少し世界が広がった気がした。
蜜蝋仕上げのしっとりした質感は、手に取るだけでテンションが上がるのである。
よかったところ
- 2〜2.5mmの厚みで蓄熱性が高い — 1万円以下でこの板厚は正直驚く。ステーキを乗せたときの「ジューーッ」という音が、他の安い鉄パンとは明らかに違う。
- 蜜蝋保護で錆びにくく・扱いやすい — 購入後は熱湯をかけるだけで初期処理が済む。化学コーティングなしなのに、初心者が扱いやすい設計になっている。
- リヨネーズデザインの美しさ — フライパンの縁の立ち上がり角度が計算されていて、盛り付けのときに食材がスムーズに滑り出る。機能と美観を兼ねているのがフランスっぽい。
難点は重さだ。24cmで1.2kgはやや重く、日常的に片手で振るには慣れがいる。
リヨネーズ(深め)の形状のため、浅いフライパンが好みなら「カーボンプラス」シリーズの方が合うかもしれない。
ちょっと気になるところ
- IHでは温まりが遅め — 鉄の性質上、ガスとの相性が良い。IHユーザーには少しストレスがある場面も。
- 柄が長くて収納に場所をとる — キッチンが狭い家庭だと少し邪魔になるかもしれない。
向いてる人: 欧州料理・パスタ・グリル料理を作る人・道具の美しさにこだわりたい人。
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4位 ロッジ スキレット 10インチ — キャンプ料理専用に見えて、台所でも最強だった
ロッジのスキレットをキャンプ専用だと思っていた時期が、僕にはある。
でもある日、台所のガスコンロで目玉焼きを焼いてみたら、黄身の周りにほんのり焦げ目がついた状態で固まっていた。
あれはちょっと感動した。鋳鉄の蓄熱性が均一に熱を回していた結果だ。
よかったところ
- 鋳鉄の圧倒的な蓄熱性 — スキレットの構造上、一度温まると熱がなかなか逃げない。ステーキ・ハンバーグ・鶏モモ焼きなど、蓄熱が活きる料理で真価を発揮する。
- そのまま食卓に出せるビジュアル — アヒージョ・グラタン・ガーリックシュリンプ……熱々のスキレットをそのまま卓上に出したときの「映え感」は他のフライパンに真似できない。
- プレシーズニング済みで購入直後から使える — ロッジのスキレットは工場出荷時点でシーズニングが施されている。空焼きや油ならしの手間が大幅に省ける。
ただし2.4kgは重い。調理中に鍋を動かす料理には向かない。
フライやソテーより「置いて焼く」に特化した道具だと思って使うのが正解だ。
ちょっと気になるところ
- 重くて扱いにくい — 女性や高齢者には特に扱いにくいサイズ・重量だ。10インチ(25cm)以上はかなり筋トレ感がある。
- 温まるまで時間がかかる — 鋳鉄は蓄熱性が高い分、温まるのも遅い。予熱は5分以上が目安だ。
向いてる人: キャンプもする人・卓上演出を楽しみたい人・「置いて焼く」料理が多い人。
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5位 柳宗理 鉄フライパン(マグマプレート)— 日本のデザインはこんなにも機能的だった
柳宗理といえばバタフライスツールやカトラリーのイメージが強いが、フライパンも作っていた。
しかもかなり良い。
マグマプレートという独自加工で表面に細かな凹凸が付けられていて、油なじみが良く焦げつきにくい。
デザインと機能が高次元で一致している、という稀有な製品だ。
よかったところ
- マグマプレートの独自加工 — 表面の凹凸が油を均一に広げてくれる。使い始めから焦げつきが少なく、初期の「慣れが要る」感が薄い。
- 軽量設計(25cmで約700g) — 同サイズの他の鉄フライパンと比べて軽く、毎日の料理でも疲れにくい。日本のキッチン事情に合わせた設計だと感じる。
- 蓋付きモデルがある — 柳宗理の鉄フライパンはフタがセットになっているモデルがある。煮込み・蒸し焼きも一本でこなせる。
価格はやや高く、5,000〜9,000円の範囲。
同価格帯のリバーライト極JAPANと比べると、どちらを選ぶかは好みと用途による。
ちょっと気になるところ
- IH対応確認が必要 — 型番によってIH対応・非対応が異なる。購入前に確認が必須だ。
- 板厚がやや薄め — 分厚いステーキを高温で焼きたい場合は、もう少し板厚のある製品の方が向いている。
向いてる人: 毎日の家庭料理に使いたい人・デザインにこだわる人・蓋付きで煮込みもやりたい人。
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6位 enzo(エンゾウ)鉄フライパン — 燕三条の技術を1万円以下で手に入れる
「鉄フライパンを燕三条で作っているって知ってた?」と友人に聞かれたとき、知らなかった自分が少し恥ずかしかった。
新潟県の燕三条地域は日本の金属加工の聖地と言っていい場所で、そこで生まれたenzoは和平フレイズが手がける国産鉄フライパンの傑作だ。
よかったところ
- 燕三条の職人技術が詰まった2.0mm厚 — 2mmの鉄板は家庭用としては厚めで、蓄熱性と軽量性のバランスが良い。肉を焼いたときの「温度が落ちない感覚」が気持ちいい。
- 槌目と木柄のデザインがかっこいい — 無骨な槌目模様と天然木のハンドルの組み合わせ。キッチンに置いておくだけで様になる道具感がある。
- IH・ガス両対応で使いやすい — 日本製らしく、現代の家庭のコンロ事情に対応している。オール熱源対応は地味に助かる。
価格は9,000〜10,000円とやや高めだが、燕三条産のクオリティを考えると納得感がある。
ちょっと気になるところ
- 知名度が低い — リバーライトやタークと比べると情報が少なく、困ったときに調べにくい面がある。
- 木柄は長期使用で劣化する — 天然木のハンドルは長年使うと傷んでくる。定期的なメンテナンスが必要だ。
向いてる人: 日本製にこだわりたい人・デザインと性能のバランスを重視する人・週末料理愛好家。
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7位 山田工業所 鉄打ち出しフライパン — 料理人御用達の打ち出し鉄、家庭に降臨
山田工業所の打ち出しフライパンは、プレス加工ではなく手作業で叩いて成形する製法で作られている。
打ち出しによって鉄の繊維が均一に整い、火の通りが良くなる。
プロの料理人が愛用する理由はここにある。
よかったところ
- 軽い(27cmで約630g) — 同サイズの鉄フライパンの中でもかなり軽い。打ち出し加工で肉薄に仕上げているためだ。チャーハンや野菜炒めで鍋を振りまくる人には最高の相棒になる。
- 熱の回りが均一 — 打ち出しによって鉄の密度が均一になり、熱ムラが少ない。プロが使う理由がわかる仕上がりだ。
- 価格と品質のバランスが良い — 5,000〜9,000円というレンジで、国産職人仕事のフライパンが手に入る。コスパという言葉が一番似合う逸品かもしれない。
デメリットはシーズニングに少し手間がかかることと、IH非対応モデルが多い点だ。
IHコンロの家庭は購入前に対応可否を確認してほしい。
ちょっと気になるところ
- IH非対応モデルが多い — ガスコンロ前提の設計のため、IHユーザーは選択肢が狭まる。
- 初期シーズニングが必要 — 空焼きと油ならしの初期作業は省略できない。使い始めに少し時間を確保する必要がある。
向いてる人: 炒め物・チャーハン・本格中華が好きな人・ガスコンロ使用者・軽いフライパンを求める人。
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8位 遠藤商事 TKG 鉄フライパン — 業務用の武骨さが、逆に好きなんだよな
遠藤商事のTKGシリーズは、飲食店や厨房向けの業務用ラインだ。
家庭用として派手な機能はない。
ただ、安くて頑丈で、きちんと使えば鉄フライパンとして申し分ない。
「余計なことしてないから逆に信用できる」という類の製品だ。知らんけど
よかったところ
- 業務用グレードの頑丈さ — プロの厨房で毎日酷使されることを想定して作られている。家庭で使えば一生モノになるような耐久性だ。
- 圧倒的なコスパ(2,000〜4,000円) — 他のブランドと比べて驚くほど安い。初めて鉄フライパンを試してみたい人が最初の1本として買うには最良の選択肢だ。
- 軽くて扱いやすい — 業務用だけに片手で扱いやすい設計になっている。重い鍋は使わないという人にはありがたい。
ブランドの訴求力はゼロに近いので、「見せる道具」としては使えない。
あくまで実用一点張りだ。
ちょっと気になるところ
- 見た目は普通すぎる — 道具としての無骨さはあるが、デザイン的な面白みはない。インスタには映らない系のフライパンだ。
- IH非対応モデルが中心 — ガスコンロ前提の製品が多い。IH対応モデルは事前確認が必要だ。
向いてる人: 初めて鉄フライパンを試す人・とにかくコストを抑えたい人・調理のプロが使う道具を試してみたい人。
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9位 ニトリ スキレット(ニトスキ)— 1,000円台で「鋳鉄の体験」を買う
「ニトスキ」という愛称でネットで有名になった、ニトリのスキレット。
1,000〜2,000円で鋳鉄のスキレットが手に入るという事実は、正直驚きだった。
ロッジと比べて品質は落ちるが、「まず試してみたい」という入口としては最高の価格設定だ。
よかったところ
- 価格が圧倒的に安い — 1,000〜2,000円でスキレットの体験ができる。アヒージョを一度作ってみたいだけなら、これで十分だと思う。
- 全国のニトリで買えて手軽 — 気になったその日に買いに行けるアクセスの良さは地味に重要だ。配送を待たずに今日から使える。
- IH対応 — 鋳鉄のスキレットでIH対応というのは、家庭向けに配慮された設計だ。
ただ、仕上げの雑さはどうしても価格に比例する。
長く使うなら最初からロッジを買った方が、結果的にコスパは良い。
ちょっと気になるところ
- 仕上げ精度がロッジに劣る — 表面の均一性や仕上がりの品質は明らかに差がある。長く使いたい人向けではない。
- 錆びやすい — シーズニングとお手入れをサボると、すぐに錆が出る。コストをかけずにスキレットを長持ちさせるのは、それなりの手間が必要だ。
向いてる人: スキレット料理を一度試してみたい人・コストを徹底的に抑えたい人・キャンプや料理教室用に複数揃えたい人。
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10位 和平フレイズ 燕三条 黒皮鉄フライパン — シンプルに安くて、ちゃんと鉄フライパン
和平フレイズの燕三条産フライパンは、ブランドの派手さはないが、新潟県燕三条の金属加工技術が詰まっている。
3,000〜5,000円でしっかりした鉄フライパンが手に入る、地味だけど実力派の一本だ。
よかったところ
- 燕三条産で品質が安定している — 日本の金属加工聖地が作る鉄フライパンだ。この価格帯では相当コスパが高い。
- 木柄で熱くなりにくい — ハンドル部分に木が使われているため、素手で持っても熱くなりにくい。ミトン必須の製品より日常使いしやすい。
- IH対応モデルあり — 黒皮鉄という素材は一般的にIHに対応していて、現代の家庭でも使いやすい。
enzoと同じ和平フレイズ製だが、enzoの方が仕様が細かい。
「enzoのコスト削減版」という見方もできる。
それでも鉄フライパンとして十分に機能するので、予算が厳しければこちらで十分だ。
ちょっと気になるところ
- 仕上げはenzoに劣る — 同じ和平フレイズ製でも、細かい仕上げはenzoの方が上だ。どちらを選ぶかは予算次第だ。
- シーズニングが必要 — 黒皮鉄は購入後に空焼きと油ならしが必要だ。初心者は少し手間取るかもしれない。
向いてる人: 燕三条産にこだわりつつ予算を抑えたい人・初めて鉄フライパンを試す人。
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鉄フライパンの選び方 — 失敗しない3つの軸
ここからは「どれを選べばいいかわからない」という人のために、選び方を整理する。
僕が実際に複数の鉄フライパンを使ってきた経験から、特に重要な3つの軸を紹介しよう。
板厚と重さ — 「蓄熱性」と「使いやすさ」はトレードオフだと知っておく
鉄フライパンの板厚は、だいたい1.6mm〜3.0mmの間で設計されている。
厚みが増すほど蓄熱性が上がって肉がおいしく焼けるが、その分重くなる。
毎日の料理で鍋を振り回す使い方なら、軽さを優先して1.6〜2.0mm程度のものを選ぶべきだ。
一方、週末に分厚いステーキを焼くためだけに使うなら、2.0〜3.0mmの重い方が最高の焼き上がりになる。
用途を一つ決めると選択肢がぐっと絞れる。
この軸で選ぶなら: 軽さ優先→山田工業所・リバーライト極JAPAN / 蓄熱優先→turk・de BUYER・ロッジ。
サイズ選び — 26cmが万能だが、一人暮らしは24cmが正解
サイズ選びは意外と失敗しやすい。
大きければ多く作れると思いがちだが、鉄フライパンの場合は大きくなるほど重くなる。
一人か二人の料理なら24cm、家族4人なら26〜28cmが目安だ。
ただし鉄フライパンは熱の集中力が高いので、26cmあれば1〜2人分の料理は余裕でこなせる。
「小さすぎた」という失敗はあまり聞かないが、「大きすぎて使いにくい」は割とよくある話だ。
この軸で選ぶなら: 一人暮らし→24cm / ファミリー→26〜28cm。
お手入れとシーズニング — 「錆びるの怖い」という人には窒化処理が解決策
鉄フライパンを敬遠する一番の理由は「お手入れが面倒そう」という印象だと思う。
確かに、普通の鉄フライパンは使用後に油を薄く塗って保管する必要がある。
乾燥させないと錆びる。
ただ、窒化処理が施されたリバーライト極JAPANや柳宗理のダブルファイバーシリーズは、この問題をかなり緩和している。
使用後の油塗りを省略できるモデルもあり、正直テフロンパンとほとんど変わらない手間で使えてしまう。
鉄フライパンのハードルが下がりすぎて、もっと早く買えばよかったと後悔した。
この軸で選ぶなら: お手入れ重視→リバーライト極JAPAN・柳宗理 / 育てる楽しさ重視→turk・de BUYER。
よくある質問
鉄フライパンはIHコンロで使えますか?
ほとんどの鉄フライパンはIH対応だ。
ただし鋳鉄のスキレット(ロッジ等)は重量が重く、IHコンロによっては不安定になる場合がある。
購入前に商品ページで「IH対応」の記載を確認するのが確実だ。
リバーライト極JAPAN・柳宗理・de BUYER・enzoはいずれもIH対応モデルがある。
鉄フライパンが錆びたらどうすればいいですか?
焦らなくてよい。鉄フライパンは錆びても復活できる。
スチールたわしや金属たわしで錆を落とし、水で洗って、コンロで空焼きして水分を飛ばし、薄く油を塗れば元に戻る。
テフロンのように「剥がれたら終わり」ではないのが鉄フライパンの強みだ。
窒化処理モデル(リバーライト極JAPAN等)は錆びにくいので、初心者にはそちらがおすすめだ。
シーズニング(油ならし)は毎回必要ですか?
毎回ではなく、使い始め(初期シーズニング)のときだけ丁寧にやれば十分だ。
その後は使い続けるうちに油が馴染み、自然に焦げつきにくくなる。
ただし洗剤で洗いすぎると油のコーティングが落ちるので、基本的にお湯とたわしだけで洗うのが長持ちの秘訣だ。
窒化処理モデルは初期シーズニングも不要なものがある。
テフロンフライパンと鉄フライパン、どっちがいいですか?
正直に言うと、用途次第だ。テフロンは焦げつきにくく軽く、日常の炒め物には便利だ。
一方、鉄フライパンは高温調理に向いていて、ステーキや餃子、チャーハンなどの「高火力を活かす料理」で圧倒的に美味しく仕上がる。
また、テフロンは5〜7年で劣化するが、鉄フライパンは手入れ次第で一生使える。
料理の種類と長期コスパを考えたら、鉄フライパンに一本化するのは十分ありだと思う。
まとめ — 迷ったらこの3本から
鉄フライパンは「買ったことを後悔したことがない調理器具ランキング」があれば、間違いなく上位に入る道具だ。
最初は手入れが面倒に感じても、使い続けるうちに「なぜもっと早く買わなかったのか」と後悔するタイプの買い物である。
迷ったらこの3本から選べ。間違いない。
初めての鉄フライパン・コスパ最強はリバーライト極JAPAN。
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一生モノのロマンを買いたいならturk クラシック。
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欧州プロ仕様を1万円以下でならde BUYER ミネラルB。

