船の深場ジギングやタイラバ、青物・大物狙いになるほど、手巻きリールでは腕がもたない場面が出てくる。そこで頼りになるのが電動リールだ。モーターの力で仕掛けを一定速度で巻き上げてくれるため、深場での反復投入や大型魚とのやり取りで体力を大幅に温存できる。この記事では、船中深海から深場ジギング、青物、入門用途まで幅広くカバーする電動リール10機種を、最大巻上力・PE号数対応・電源方式・自動化機能の観点から比較する。
- 結論: 深場ジギングの定番はシマノ ビーストマスター2000EJ、万能クラスならフォースマスター2000、青物・大物狙いはダイワ シーボーグ500MJ-Lが有力候補
- 最大巻上力とPE号数対応・電源方式(内蔵/外部給電)・水深カウンター等の自動化機能の4点で選ぶのが失敗しないコツ
- 船宿のレンタル可否や船別の推奨機種は事前確認が必須
電動リールの選び方4ポイント
1. 最大巻上力・耐久力とPE号数対応
電動リールの心臓部はモーターの巻上力。船中深海や深場ジギングでは最大巻上力20kg以上、PE3〜6号対応クラスが目安になる。青物や大物とのやり取りが多いなら、ドラグ性能と合わせて余裕を持ったクラス選びが安全につながる。逆に浅場中心なら中型クラスで十分軽量に扱える。
2. 用途(ジギング・深場・青物・タイラバ)に合うか
同じ電動リールでも、ジギング主体か深場の底物狙いか、青物のような強い引きに備えるか、タイラバのような繊細な巻きが必要かで適した番手・機能は変わる。船宿や釣行スタイルに合わせて号数・番手を選ぶことが失敗を避ける近道になる。
3. 電源方式(内蔵バッテリー or 外部給電)
小型〜中型機は内蔵バッテリー式が主流で取り回しがよく、深場・大型狙いの上位機は外部バッテリー接続を前提にしたパワー型が多い。船への持ち込みやすさと連続稼働時間のバランスで選ぶ必要がある。
4. 水深カウンター・自動化機能・スマホ連携
棚取りの精度を左右する水深カウンター、船べり停止・自動棚戻しといった自動化機能、スマホ連携によるタナ管理などは、上位機ほど充実する傾向にある。頻繁に深場を攻めるなら、この自動化機能の有無が釣果と体力の両面で効いてくる。
電動リール比較一覧表
| 画像 | 商品名 | メーカー | 最大巻上力 | PE対応 | 実売価格 | 購入 |
|---|---|---|---|---|---|---|
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シマノ ビーストマスター 2000EJ | シマノ | 28kg | PE4号 | 約9万円 | 楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
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シマノ フォースマスター 2000 | シマノ | 21kg | PE3号 | 約6.5万円 | 楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
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ダイワ シーボーグ 300MJ | ダイワ | 21kg | PE3号 | 約5.5万円 | 楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
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ダイワ シーボーグ 500MJ-L | ダイワ | 32kg | PE6号 | 約11万円 | 楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
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シマノ プレイズ 1000 | シマノ | 13kg | PE2号 | 約3.3万円 | 楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
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ダイワ レオブリッツ S500J | ダイワ | 19kg | PE3号 | 約4.8万円 | 楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
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シマノ 電動丸 800 | シマノ | 18kg | PE3号 | 約4.2万円 | 楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
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ダイワ シーパワー 800 | ダイワ | 24kg | PE5号 | 約7万円 | 楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
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シマノ ビーストマスター MD 12000 | シマノ | 50kg | PE10号 | 約16万円 | 楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
| ミヤマエ コマンドZ-15 | ミヤマエ | 35kg | PE8号 | 約13万円 | 楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
電動リールおすすめランキング
1位 シマノ ビーストマスター 2000EJ — 船中深海~深場ジギングの定番

船中深海から深場ジギングまで幅広くこなす、シマノ電動リールの中核モデル。最大巻上力28kg・PE4号対応というスペックで、水深200m級の底物からジギングまでカバーする守備範囲の広さが魅力。水深カウンターと自動棚戻し機能を搭載し、同じタナへの再投入がスムーズに行える。船宿のレンタルでも採用例が多く、初めて電動リールを検討する中〜上級者にとって基準となる一台。
こんな人に向く: 船中深海・深場ジギングを主戦場にしたい人、まず基準となる1台を選びたい人
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2位 シマノ フォースマスター 2000 — 万能クラス

タイラバから中深場ジギングまで幅広く使える万能クラス。最大巻上力21kg・PE3号対応で取り回しがよく、中型番手ながら深場にも対応できるバランス型。船釣り全般をこれ一台でこなしたい人に向いた設計で、価格も6万円台とビーストマスターより手が届きやすい。初めて電動リールを導入する人の「最初の1台」としても選びやすい。
こんな人に向く: 船釣り全般を1台でこなしたい人、価格と性能のバランスを重視する人
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3位 ダイワ シーボーグ 300MJ — 浅場〜中深場のジギング

ダイワの電動リールを代表する定番シリーズ。300MJは浅場〜中深場のジギングに適したコンパクトサイズで、最大巻上力21kg・PE3号対応。軽量なボディで長時間の連続キャストでも疲れにくく、ライトなジギングスタイルに向く。ダイワ製ロッドとの組み合わせやすさも含め、ダイワ派の入り口として選ばれやすい一台。
こんな人に向く: 浅場〜中深場のライトジギングを楽しみたい人、軽量な取り回しを重視する人
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4位 ダイワ シーボーグ 500MJ-L — 青物・大物

シーボーグシリーズの上位モデルで、青物や大物とのやり取りを想定したパワークラス。最大巻上力32kg・PE6号対応と余裕のスペックで、強い引きにも粘り強く対応できる。深場ジギングだけでなく、大型青物の一撃に備えたいアングラーに向く一台。価格は11万円前後とやや上位クラスだが、その分ドラグ性能やボディ剛性にも余裕がある。
こんな人に向く: 青物・大物とのやり取りが多い人、パワー重視で番手を選びたい人
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5位 シマノ プレイズ 1000 — 入門

電動リール入門機として位置づけられるコンパクトモデル。最大巻上力13kg・PE2号対応と控えめなスペックだが、その分価格は3万円台前半と手を出しやすい。浅場のライトゲームやタイラバ入門に向き、「まず電動リールを試してみたい」というライトユーザーの最初の1台として適している。軽量で女性や初心者でも扱いやすい設計。
こんな人に向く: 初めて電動リールを試したい人、浅場中心のライトな釣りをしたい人
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6位 ダイワ レオブリッツ S500J — 軽量ジギング向け

軽量ボディを追求したジギング向け電動リール。最大巻上力19kg・PE3号対応で、中深場までのジギングを長時間快適にこなせる設計。持ち重りしにくいコンパクトフレームは、手持ちでのシャクリを繰り返すジギングスタイルとの相性がよい。5万円弱という価格も含め、ジギング特化で選びたい人にちょうどいいポジション。
こんな人に向く: 手持ちでのジギングを長時間続けたい人、軽さを最優先したい人
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7位 シマノ 電動丸 800 — オールラウンダー

シマノの電動リールの中でも息の長いオールラウンダーシリーズ。最大巻上力18kg・PE3号対応で、タイラバから中深場までひと通りの釣りに対応できるバランス設計。4万円台前半という価格も含め、コストパフォーマンスを重視する層に根強い人気がある。船宿のレンタル在庫としても見かけることが多く、扱いやすさに定評がある。
こんな人に向く: 複数の釣りものを1台でこなしたい人、実績あるモデルを選びたい人
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8位 ダイワ シーパワー 800 — 超中深場対応

中深場から深場まで幅広くカバーするパワー系モデル。最大巻上力24kg・PE5号対応で、シーボーグ300MJよりワンランク上の深場対応力を持つ。7万円前後の価格帯で、中深場をメインにしつつ深場にも足を伸ばしたいアングラーに向く。剛性の高いボディで長時間の底物狙いでも安定した巻き上げが期待できる。
こんな人に向く: 中深場をメインに時々深場も攻めたい人、剛性重視で選びたい人
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9位 シマノ ビーストマスター MD 12000 — オフショア極深場

ビーストマスターシリーズの中でも極深場・オフショアの大物狙いに特化した最上位クラス。最大巻上力50kg・PE10号対応という圧倒的なスペックで、水深300m超の超深場や大型魚とのやり取りにも余裕を持って対応する。価格は16万円前後と高額だが、極端な深場・大物を本気で狙うアングラーにとっては選択肢がこのクラスに絞られる。
こんな人に向く: 極深場・オフショアの大物を本気で狙いたい人、番手に妥協したくない人
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10位 ミヤマエ コマンドZ-15 — 電動リール大型番手・大物向け
ミヤマエ(ミヤエポック)が手掛ける大型番手の電動リール。PE8号対応・最大巻上力35kg級のパワークラスで、シマノ・ダイワとは異なる選択肢として一部の玄人アングラーに支持されている。流通量は主流2ブランドに比べて少なく、購入時は取扱店での在庫確認が必要になる場合がある。大物狙いで機種の選択肢を広げたい人向けの一台。
こんな人に向く: シマノ・ダイワ以外の選択肢も検討したい玄人、大型番手で大物狙いをしたい人
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まとめ|電動リールおすすめTOP3
1位 シマノ ビーストマスター 2000EJ — 船中深海~深場ジギングの基準となる定番機。最大巻上力28kg・PE4号対応で守備範囲が広い。
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2位 シマノ フォースマスター 2000 — タイラバから中深場まで1台でこなせる万能クラス。価格と性能のバランスがよい。
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3位 ダイワ シーボーグ 500MJ-L — 最大巻上力32kg・PE6号対応で青物・大物とのやり取りに余裕を持てるパワークラス。
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よくある質問
Q. 電動リールは初心者でも使いこなせますか?
基本操作はレバーで巻き上げ速度を調整するだけなので、手巻きリールより扱いは簡単な面もある。ただし号数・番手選びやドラグ設定の知識は必要になるため、購入前に船宿や釣具店で用途を伝えて相談するのがおすすめ。プレイズ1000のような入門機から始めると失敗しにくい。
Q. PE号数はどうやって決めればいいですか?
狙う魚種・水深・船宿の推奨号数に合わせるのが基本。浅場中心ならPE2〜3号、中深場ならPE3〜5号、深場や大物狙いならPE6号以上が目安になる。船宿ごとにルールが異なる場合もあるため、予約時に確認しておくと安心。
Q. 電動リールと手巻きリール、価格差ほどの価値はありますか?
深場での反復した巻き上げは手巻きだと体力の消耗が大きく、電動リールがあることで回数をこなせる・疲労を抑えられるというメリットが大きい。特に深場ジギングや底物狙いを頻繁に行うなら、価格差以上の体力的なリターンが見込める。
Q. バッテリーはどのくらい持ちますか?
機種や使用状況によって差はあるが、内蔵バッテリー式の中型機で半日〜1日の釣行に対応する製品が多い。深場での連続使用が多い場合は、予備バッテリーの用意や外部給電対応モデルの検討も選択肢になる。
Q. 中古やレンタルでも問題ありませんか?
船宿によっては電動リールのレンタルを用意している場合もあり、まず試してみたい人には有効な選択肢。中古品を検討する場合はモーターやギアの消耗状態を確認し、可能であれば実店舗で動作確認してから購入するのが安全。
電動リールは、深場や大物狙いになるほどその価値を実感しやすい道具だ。まずは自分の釣行スタイルに合った番手を絞り込み、船宿の推奨や在庫状況も踏まえながら選んでみてほしい。

