家庭用ビールサーバーとは、缶や瓶のビールにきめ細かい泡をつくる家電。公式APIで実在を確認できた7台は、全部が缶や瓶に泡を足す方式だった。書き手は30代・現役ITコンサルのhikaku-man。
家飲みのビールをもう一段うまくできないか、というのは僕がずっと考えている題材である。ビールサーバーと聞いて思い浮かべていたのは、樽をつないで銀色のレバーで注ぐ、あの居酒屋の機械だった。
ところが公式API(Amazon・楽天)で商品名まで引ける機種だけを残していったら、樽をつなぐ機械は1台も残らなかったのである。7台、全部。条件を間違えたかと思ってやり直した。同じ結果になった。
残ったのは、缶にかぶせて泡だけをつくるハンディ型と、缶や瓶をセットしてレバーで注ぐスタンド型だった。つまり「家庭用ビールサーバー」という言葉が実際に指しているのは、缶ビールの泡をつくり直す装置なのだ。銘柄は自由、専用カートリッジの契約も不要。拍子抜けしたが、道具としてはこちらのほうが扱いやすい。
この記事では、実在を確認できた7台を「メーカー公表の泡スペック・電源・対応容器・洗いやすさ」の4点で並べ直した。先に言ってしまうと、据え置きで長く使うならグリーンハウス ビールサーバー 泡を味わうミスティバブルス、洗い物を増やしたくないならSuntory プレミアム モルツ 神泡サーバーである。
- この記事の結論
- 家庭用ビールサーバー 比較一覧表
- スペック欄で本当に効くのは、4か所だけだった
- 家庭用ビールサーバーおすすめランキング7選
- 1位 グリーンハウス ビールサーバー 泡を味わうミスティバブルス — 58kHzと保冷剤、据え置きの最上位
- 2位 グリーンハウス ビールサーバー 泡を味わう — 注ぎ口を洗える、現実的な据え置き
- 3位 Suntory プレミアム モルツ 神泡サーバー — 洗い物ゼロ、11cm、冷蔵庫にくっつく
- 4位 kurflo 超音波式ビールサーバー スタンド型 乾電池 — 缶も瓶も、電池もUSBも
- 5位 グリーンハウス GH-BEERN 卓上ビールサーバー — 115g、今回いちばん小さい
- 6位 Fiauvx スタンド゙型ビールサーバー 家庭用ビールケトル — 高さ51.7cm、食卓に置く塊
- 7位 ZESONG ビールサーバー 家庭用 神泡サーバー — 手のひらサイズ、贈り物としての一台
- よくある質問
- まとめ|迷ったらこの3台から
この記事の結論
細かい話に入る前に、スペック欄を突き合わせ終えたあとの結論を置いておく。
- 総合本命はグリーンハウス ビールサーバー 泡を味わうミスティバブルス。商品ページによると振動周波数58kHzの充電式バッテリー方式で、缶にも瓶にも使える全体加圧方式。氷点下保冷剤が付属する
- 洗いやすさで選ぶならグリーンハウス ビールサーバー 泡を味わう。メーカー公表のスペックでは上部の電源ユニットを取り外して注ぎ口を丸洗いでき、幅11cm・奥行17cm・高さ35cmとスタンド型では小さい
- 洗い物をゼロにしたいならSuntory プレミアム モルツ 神泡サーバー。商品ページによるとビールに触れない構造で「お手入れ無し」。超音波振動は毎秒41,500回と表記されている
- 屋外まで持ち出すならkurflo 超音波式ビールサーバー スタンド型 乾電池。単三乾電池とUSB DC 5Vの2WAY給電で、330〜500mlの缶と直径68mm以内・高さ275mm以内の瓶に対応する
- いちばん小さいのはグリーンハウス GH-BEERN 卓上ビールサーバー。メーカー公表のスペックでは約115g・W118×D74×H135mm。ただし電池持続時間は約30分と短い
家庭用ビールサーバー 比較一覧表
| 順位 | 画像 | 商品名 | タイプ | メーカー公表の泡スペック | 電源 | 対応容器 | 価格 | 購入 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | ![]() |
グリーンハウス ビールサーバー 泡を味わうミスティバブルス | スタンド型(据え置き) | 振動周波数58kHz | 充電式バッテリー | 缶・瓶(全体加圧方式) | – |
11,181円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
| 2位 | ![]() |
グリーンハウス ビールサーバー 泡を味わう | スタンド型(据え置き) | 振動周波数40kHz・1秒間約4万回 | 乾電池タイプ | 記載なし | – |
9,990円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
| 3位 | ![]() |
Suntory プレミアム モルツ 神泡サーバー | ハンディ型(缶にあてる) | 毎秒41,500回の超音波振動 | 記載なし | 缶 | – |
3,960円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
| 4位 | ![]() |
kurflo 超音波式ビールサーバー スタンド型 乾電池 | スタンド型(レバー式) | 超音波・周波数の記載なし | 単三乾電池/USB DC 5V | 缶330・350・500ml/瓶 直径68mm以内・高さ275mm以内 | – |
10,980円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
| 5位 | ![]() |
グリーンハウス GH-BEERN 卓上ビールサーバー | ハンディ型(缶にかぶせる) | 超音波・周波数の記載なし | 単4形アルカリ乾電池×2・持続約30分 | 缶250〜500ml(口の外径φ54〜58mm) | – |
2,960円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
| 6位 | ![]() |
Fiauvx スタンド゙型ビールサーバー 家庭用ビールケトル | スタンド型(23.3×14.5×51.7cm) | 超音波振動・泡の割合20〜30% | 単3アルカリ電池×2(別途必要) | 缶・瓶(ボトルと缶の二重目的) | – |
13,099円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
| 7位 | ![]() |
ZESONG ビールサーバー 家庭用 神泡サーバー | ハンディ型(缶・瓶に取り付け) | 記載なし(泡メーカーと表記) | 記載なし | 缶・瓶(幅広いボトルサイズ) | – |
2,880円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
スペック欄で本当に効くのは、4か所だけだった
商品ページには数十行の説明が並んでいる。だが7台を横に置いて眺めていると、買ったあとで効いてくるのは4か所しかなかった。順番に整理しておく。
1. 周波数の数字は、メーカーをまたいで比べられない
今回、泡のスペックを数字で公表していたのは3台である。グリーンハウス ビールサーバー 泡を味わうミスティバブルスが58kHz、グリーンハウス ビールサーバー 泡を味わうが40kHz(商品ページの言い方だと「1秒間、約4万回」)、Suntory プレミアム モルツ 神泡サーバーが毎秒41,500回。
41,500回を毎秒で読み直せば41.5kHz。並べれば大小はつく。ただしこれは各社が自社の設計と基準で書いた数字であって、第三者が同じ条件で泡のきめ細かさを測り直した値ではない。
「史上最高」という言葉も同じである。グリーンハウスは「グリーンハウス史上最高峰」、サントリーは「神泡サーバー史上最高」と書いている。どちらも自社の歴代機に対しての表現だ。数字を並べて優劣を決めたくなるところだが、比較の土俵がそもそも共有されていない。
この軸で選ぶなら: 同じメーカーの中で上位機を選ぶときの目安にはなる。メーカーをまたぐ判断は、下の3軸でやったほうがいい。
2. ビールが機械に触れるかどうかで、洗い物の量が決まる
7台は、洗い方で見ると2つに割れる。缶の外側からあてるハンディ型は、そもそもビールが機械の中を通らない。
Suntory プレミアム モルツ 神泡サーバーはそこを正面から書いていて、「ビールに触れない為、お手入れ無しで繰り返し使える、洗浄いらずのビールサーバー」と説明されている。裏返しの表現になっているのがグリーンハウス GH-BEERN 卓上ビールサーバーで、注意書きに「超音波ユニットは洗えません」とある。触れないから洗わなくていい、と、触れないから洗ってはいけない、は同じ設計の表と裏である。
一方、スタンド型はビールが注ぎ口を通る。だから丸洗いの可否が効く。グリーンハウス ビールサーバー 泡を味わうは上部ユニットを取り外して注ぎ口を丸洗いできると明記、Fiauvx スタンド゙型ビールサーバー 家庭用ビールケトルは取り外し可能でお手入れが簡単、kurflo 超音波式ビールサーバー スタンド型 乾電池は受け皿付きで液だれをキャッチ、と書かれている。
この軸で選ぶなら: 毎晩使う→洗う場所が少ないハンディ型 / 据え置きで注ぎたい→注ぎ口を洗えると明記されている機種。
3. 電源の種類が、置ける場所を決めている
電源は4パターンに分かれた。充電式バッテリーがミスティバブルス、乾電池がグリーンハウス ビールサーバー 泡を味わう・Fiauvx(単3アルカリ×2)・GH-BEERN(単4アルカリ×2)、乾電池とUSB DC 5Vの2WAYがkurflo、記載なしがSuntoryとZESONGである。
ここで一つ、読み飛ばすと事故になる注意書きがある。GH-BEERNには「充電式電池(ニッケル水素電池)では、内部回路の駆動電圧に達しないため、泡を作りにくかったり、泡を作れない場合があります」と書かれている。手元の充電池を入れて動かない、が普通に起こりうるということだ。乾電池指定は飾りではない。
屋外に持ち出すつもりなら、電池が切れたあとをどうするかまで決めておきたい。USB給電に対応しているkurfloは、モバイルバッテリーで延命できる唯一の機種だった。
この軸で選ぶなら: 室内常設→充電式のミスティバブルス / 屋外・持ち出し→2WAY給電のkurflo / 引き出しに常備→単4駆動のGH-BEERN。
4. 缶だけか、瓶も通るか
クラフトビールを瓶で買う人には、ここがいちばん効く。缶と瓶の両方を明記しているのは4台だった。
- 数値で条件が出ている: kurflo 超音波式ビールサーバー スタンド型 乾電池。330・350・500mlの缶と、直径68mm以内・高さ275mm以内の瓶
- 方式として対応をうたう: グリーンハウス ビールサーバー 泡を味わうミスティバブルス。各社の缶ビール・瓶ビールに対応した全体加圧方式と説明されている
- 用途として対応をうたう: Fiauvx スタンド゙型ビールサーバー 家庭用ビールケトル(ボトルと缶の二重目的)、ZESONG ビールサーバー 家庭用 神泡サーバー(幅広いボトルサイズに対応)
缶専用として条件が明確なのはGH-BEERNで、口の外径φ54〜58mm、250〜500mlの缶ビール・発泡酒・新ジャンル・ノンアルコールビールと書かれている。ノンアルまで対応飲料に並べているのは、今回これだけだった。
この軸で選ぶなら: 手持ちの瓶を測って確かめたい→kurflo / 缶とノンアルで十分→GH-BEERN。
家庭用ビールサーバーおすすめランキング7選
1位 グリーンハウス ビールサーバー 泡を味わうミスティバブルス — 58kHzと保冷剤、据え置きの最上位

7台のスペック欄を順に読んでいって、いちばん強気だったのがこれである。商品ページの一行目からして「グリーンハウス史上最高峰、スタンドビールサーバー完成!」だ。
名前になっている「ミスティバブルス」は、泡とビールの間にできる霧状の泡のこと。この細かい泡がクリーミーな泡を再生させ、最後までうまさを持続させると説明されている。周波数は58kHz。充電式バッテリーを採用したことでこの周波数に設定できた、という書き方をしていて、電源方式と泡質が地続きの設計になっている。
良かったところ
- 振動周波数58kHzは今回の7台で公表値がいちばん高い — 商品ページによると充電式バッテリーの採用が前提の数字である
- 缶にも瓶にも使える全体加圧方式 — 簡単セッティングで庫内全体を加圧してビールを送り出す、と説明されている
- 氷点下保冷剤が付属する — ビアホールのビールサーバーと同じ操作感を狙った構成になっている
気になるところ
- スタンド型なので常設前提のサイズになる — 泡だけが目的ならハンディ型で足りてしまう
- 商品ページ自身が「よく冷えたビールと清潔なグラスをご用意ください」と条件を付けている — 機械を置けば自動的にうまくなる、という話ではない
向いてる人: 据え置きで長く使う人。瓶ビールも飲む人。電池を買い足したくない人。
11,181円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る →
2位 グリーンハウス ビールサーバー 泡を味わう — 注ぎ口を洗える、現実的な据え置き

1位と同じグリーンハウスの、乾電池タイプ。周波数は40kHz、商品ページの言い方だと「1秒間、約4万回」である。
これを2位に置いたのは、洗える場所が具体的に書いてあるからだ。電源部分(上部ユニット)が取り外せて、注ぎ口を丸洗いできる。据え置き型でビールが通る経路を洗えるかどうかは、3回目以降の使用感を決める。
寸法は幅11cm・奥行17cm・高さ35cm。レバーも取り外せて、さらに省スペースに収納できると書かれている。泡についての説明も丁寧で、泡はうまさを守る「フタ」であり、炭酸ガスを閉じ込めて味の劣化を防ぎ、ホップの苦味成分を泡に集めることでビールをまろやかに仕上げる、とメーカー自身が原理から説明している。ここまで書く必要があるのか、と思いつつ最後まで読んでしまった。
良かったところ
- 上部ユニットを外して注ぎ口を丸洗いできる — 商品ページでも「簡単メンテナンス、さらに洗いやすく衛生的に」と説明されている
- 幅11cm・奥行17cm・高さ35cmでレバーも外せる — 使わない季節に棚へ戻せる寸法である
- 氷点下保冷剤が付属する — 上位機と同じく冷えをキープする構成になっている
気になるところ
- 周波数の公表値は40kHzで、1位の58kHzより低い — ただし測定基準が揃っていない以上、差をそのまま泡質の差として読むのは危ない
- 乾電池タイプなので電池のストックが要る — 使う頻度が高い人ほど気になってくる
向いてる人: 毎晩使う人。洗える据え置きが欲しい人。使わない時期は片付けたい人。
9,990円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る →
3位 Suntory プレミアム モルツ 神泡サーバー — 洗い物ゼロ、11cm、冷蔵庫にくっつく

缶にあててスイッチを押す。それだけしかしない。だからこそ強い、というのがこの機種である。
商品ページで目を引いたのは泡の数字ではなく、「ビールに触れない為、お手入れ無しで繰り返し使える、洗浄いらずのビールサーバー」という一文だった。据え置き型を調べていると洗浄の話ばかり出てくるので、洗う場所がそもそも無い設計は、それだけで一つの回答になっている。
超音波振動は毎秒41,500回、「神泡サーバー史上最高」と表記されている。サイズは約11センチの手のひらサイズで、マグネット付きのホルダーが付属する。つまり冷蔵庫の扉に貼っておける。ビールを取り出す動線の途中に置ける道具は、結局いちばん使われるのだ。
良かったところ
- 洗浄が不要 — ビールに機械が触れない構造だと明記されている
- 約11センチの手のひらサイズでマグネットホルダー付き — 冷蔵庫に貼れるので出し入れの手間がない
- 毎秒41,500回の超音波振動 — スタンド型が公表している40kHz級と同じ桁の数字である
気になるところ
- 缶にあてる方式なので、注ぐ動作そのものは自分の手 — レバーで注ぐ体験は再現されない
- 電源についての記載が商品ページにない — 電池の種類や持続時間は購入前に確認しておきたい
向いてる人: 洗い物を増やしたくない人。まず泡だけ試したい人。置き場所に余裕がない人。
3,960円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る →
4位 kurflo 超音波式ビールサーバー スタンド型 乾電池 — 缶も瓶も、電池もUSBも

対応範囲の書き方が今回いちばん具体的だったのがこれである。330ml、350ml、500mlの缶ビール、そして直径68mm以内・高さ275mm以内の瓶ビール。手持ちの瓶が通るかどうかを、買う前にメジャーで確かめられる。
給電は単三乾電池とUSB DC 5Vの2系統。据え置きではUSB、持ち出しでは乾電池、と切り替えられる。操作は業務用サーバーに近いレバー式で、受け皿が付いていて液だれを受ける構造だと説明されている。
良かったところ
- 缶と瓶の対応寸法が数値で明記されている — 直径68mm以内・高さ275mm以内という基準は、手持ちの瓶で検算できる
- 乾電池とUSB DC 5Vの2WAY給電 — 屋外でも室内据え置きでも電源の心配が減る
- レバー式操作と受け皿付き — 商品ページによると業務用サーバーに近い注ぎ方を想定している
気になるところ
- 超音波の周波数は公表されていない — 泡のきめ細かさをスペックで比べる材料が少ない
- ブラックの縦型ボディで、置き場所は常設前提になる — 都度出し入れして使う道具ではない
向いてる人: 瓶ビールも飲む人。屋外に持ち出す人。レバーで注ぎたい人。
10,980円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る →
5位 グリーンハウス GH-BEERN 卓上ビールサーバー — 115g、今回いちばん小さい

約115g。W118×D74×H135mm。今回の7台でいちばん小さくて軽い。単4形アルカリ乾電池2本で動く、缶にかぶせるタイプである。
対応サイズの書き方が親切で、500ml・350ml・330ml・250mlの缶ビール、発泡酒、新ジャンル、ノンアルコールビールと並ぶ。条件は口の外径φ54〜58mm。ノンアルまで明記している機種は、7台のなかでこれだけだった。材質はABS樹脂とシリコン、耐熱60℃・耐冷-5℃まで公表されている。
一方で注意書きも具体的だ。電池持続時間は約30分。さらに充電式電池では駆動電圧に達せず泡を作れない場合がある、と書かれている。買ってすぐ手持ちの充電池を入れると、動かない側に転ぶ可能性がある。
良かったところ
- 約115g・W118×D74×H135mmで今回最小 — 引き出しに放り込んでおける
- ノンアルコールビールを含む対応飲料が明記されている — 缶の口径φ54〜58mmという条件も数字で出ている
- 耐熱60℃・耐冷-5℃まで公表されている — 扱える温度帯が分かるのは地味に助かる
気になるところ
- 電池持続時間が約30分と短い — 人が集まる日は予備の電池が要る
- 超音波ユニットは洗えず、充電式電池も推奨されていない — 注意書きを読まずに買うと使い方でつまずく
向いてる人: とにかく小さいものが欲しい人。ノンアルでも泡を立てたい人。持ち歩く人。
2,960円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る →
6位 Fiauvx スタンド゙型ビールサーバー 家庭用ビールケトル — 高さ51.7cm、食卓に置く塊

23.3×14.5×51.7cm、重量1.21kg。数字だけ見ても、7台のなかで一つだけ体積が違う。高さ51.7cmというのは、2Lのペットボトルを縦に1.5本積んだくらいである。
泡についての記載が独特で、「理想的な泡の割合20〜30%を実現し、炭酸と香りを閉じ込めまろやかに仕上げます」とある。周波数ではなく泡の比率で語っているのは今回これだけだった。超音波振動できめ細かいミスト泡を生成する、という説明も添えられている。
電源は単3アルカリ電池2本で、別途必要と明記されている。素材はABSとシリコーン、24時間体制のアフターサポートを掲げている。
良かったところ
- 泡の割合20〜30%という独自の指標を公表している — 周波数以外の物差しを出しているのは今回これだけである
- 23.3×14.5×51.7cm・1.21kgの存在感 — 食卓に置いたときの見た目は業務用サーバーに寄っている
- 取り外してお手入れできる構造で、ボトルと缶の両方に対応 — 瓶で買う人にも使える
気になるところ
- 高さ51.7cmは置き場所を選ぶ — 吊り戸棚の下や冷蔵庫の上には収まらない可能性がある
- 単3アルカリ電池2本が別途必要 — 届いたその日に使えるとは限らない
向いてる人: 食卓での見た目を重視する人。常設できる場所がある人。缶と瓶を両方使う人。
13,099円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る →
7位 ZESONG ビールサーバー 家庭用 神泡サーバー — 手のひらサイズ、贈り物としての一台

缶にも瓶にも取り付けられる、手のひらサイズの泡メーカーである。商品ページによると、いつもの缶ビールや瓶ビールに取り付けるだけできめ細かくクリーミーな泡を楽しめる、という位置づけだ。
正直に書いておくと、この商品は公表されているスペックがいちばん少ない。周波数も、電源も、外形寸法も数字が出ていない。読み取れるのは「大型のビール機器とは異なり、手のひらサイズの小型設計」「さまざまな形状の瓶や容器に合わせやすい設計」といった説明までである。
一方で、贈り物としての訴求は明確だ。父の日や誕生日のプレゼント用途が最初から想定されている。数値で比べたい人には材料が足りないが、「ビール好きに何か贈りたい」という用途なら、小さくて缶にも瓶にも使えるという条件は噛み合っている。用途が先にある人向けの一台、という整理になる。
良かったところ
- 手のひらサイズで持ち運べる — キャンプやバーベキューへの持ち出しを想定した説明がある
- 幅広いボトルサイズに対応 — 缶にも瓶にも取り付けられると書かれている
- 取り付けて使うだけの簡単仕様 — 面倒な準備や複雑な操作が要らないと説明されている
気になるところ
- 周波数・電源・寸法などの数値が公表されていない — スペックで比べたい人には材料が少ない
- 泡をつくる原理が商品ページに明記されていない — 「泡メーカー」以上の説明は読み取れなかった
向いてる人: 贈り物を探している人。数値より手軽さを優先する人。缶と瓶を両方使う人。
2,880円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る →
よくある質問
超音波の周波数が高いほど、泡はきめ細かくなる?
同じメーカーの中では目安になるが、メーカーをまたいだ比較には使えない。今回公表値があったのは3台で、グリーンハウス ビールサーバー 泡を味わうミスティバブルスが58kHz、グリーンハウス ビールサーバー 泡を味わうが40kHz、Suntory プレミアム モルツ 神泡サーバーが毎秒41,500回である。いずれも各社が自社の基準で書いた数字で、第三者が同じ条件で泡を測り直した値ではない。周波数は参考にとどめ、電源・洗いやすさ・置き場所で絞ったほうが外さない。
洗うのがいちばん楽なのはどれ?
洗う場所そのものが無いのはSuntory プレミアム モルツ 神泡サーバーである。商品ページによるとビールに触れない構造で「お手入れ無し」と明記されている。据え置き型でビールが通る経路まで洗いたいなら、上部ユニットを外して注ぎ口を丸洗いできると書かれているグリーンハウス ビールサーバー 泡を味わうが候補になる。なおグリーンハウス GH-BEERN 卓上ビールサーバーは注意書きに「超音波ユニットは洗えません」とあるので、扱い方は購入前に確認しておきたい。
瓶ビールでも使える?
缶と瓶の両方を明記しているのは4台である。kurflo 超音波式ビールサーバー スタンド型 乾電池は直径68mm以内・高さ275mm以内の瓶、グリーンハウス ビールサーバー 泡を味わうミスティバブルスは缶・瓶に対応した全体加圧方式、Fiauvx スタンド゙型ビールサーバー 家庭用ビールケトルはボトルと缶の二重目的、ZESONG ビールサーバー 家庭用 神泡サーバーは幅広いボトルサイズ対応と書かれている。ただし寸法の条件が数値で出ているのはkurfloだけなので、手持ちの瓶を測って確かめられるのはこの1台になる。
電池はどれくらい持つ?
持続時間を公表しているのはグリーンハウス GH-BEERN 卓上ビールサーバーの約30分だけである。同機は単4形アルカリ乾電池2本を使い、充電式電池では駆動電圧に達せず泡を作れない場合があるとも書かれている。電池切れを気にしたくないなら、充電式バッテリーのグリーンハウス ビールサーバー 泡を味わうミスティバブルスか、USB DC 5Vにも対応するkurflo 超音波式ビールサーバー スタンド型 乾電池を選ぶと運用が楽になる。
予算はどのくらい見ておけばいい?
缶にあてるハンディ型は数千円、レバーで注ぐスタンド型は1万円前後が目安になる。ただしこの手の家電は値動きが大きいので、実際の金額は各商品の購入リンクの先で確認してほしい。なお7台とも市販の缶や瓶に後から使う方式なので、専用の樽やカートリッジを買い足す費用は発生しない。銘柄は自由である。
まとめ|迷ったらこの3台から
7台を並べ終えて残ったのは、3行だった。周波数の数字はメーカーをまたいで比べられない。洗い物の量は、ビールが機械に触れるかどうかで決まる。置き場所と電源を先に決めれば、候補は勝手に半分になる。
樽をつなぐ本格サーバーを期待して調べ始めた身としては、拍子抜けした結論ではある。ただ、缶ビールの銘柄を好きに選べて、契約もカートリッジも要らないというのは、家飲みの道具としてはむしろ長続きする条件だ。うまい缶ビールを買ってきて、泡だけ足す。たぶん、それでいい。
総合1位 グリーンハウス ビールサーバー 泡を味わうミスティバブルス — 据え置きで長く使うなら
振動周波数58kHz・充電式バッテリー・缶と瓶に対応する全体加圧方式。氷点下保冷剤も付く、今回の最上位機である。
11,181円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る →
総合2位 グリーンハウス ビールサーバー 泡を味わう — 洗える据え置きが欲しいなら
40kHzの乾電池タイプ。上部ユニットを外して注ぎ口を丸洗いでき、幅11cm・奥行17cm・高さ35cmとスタンド型では小さい。
9,990円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る →
総合3位 Suntory プレミアム モルツ 神泡サーバー — 洗い物を増やしたくないなら
缶にあててスイッチを押すだけ。ビールに触れない構造なのでお手入れ不要、約11センチでマグネットホルダー付き。
3,960円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る →

