【2026年版】家庭用ゴルフシミュレーター・練習ネット比較9選|置き場所で選ぶ

ゴルフシミュレーター比較9選 ガジェット・暮らし

ガジェット&ホーム担当: hikaku-man

本ページはプロモーションを含みます

調査時点: 2026年10月9日(価格・在庫・提供条件は変動します)

打ちっぱなしに行こうと決めた日に限って、雨が降る。練習場まで車で往復すると、球を打っている時間より移動の時間のほうが長い。そんな悩みの行き先として、自宅に置く「家庭用ゴルフシミュレーター」と「練習ネット」がある。

ただ、この「シミュレーター」という言葉がなかなかの曲者だ。通販サイトで検索すると、手のひらサイズの計測器も、骨組みとネットだけの囲いも、プロジェクターの映像を受ける幕も、同じ「ゴルフシミュレーター」の名前で並ぶ。比べようにも、そもそも別の物どうしが同じ棚にいる。

そこで30代・現役ITコンサルの僕(hikaku-man)が、楽天市場とAmazonで現在購入できる9製品を、役割ごとに仕分けしてから比べた。評価の材料は、メーカー公表の仕様、販売ページの記載、国内外のゴルフメディアや販売店による製品紹介。楽天市場のレビュー本文を読めたのはPRGRの2件だけで、残りはレビュー0件か、楽天に出品がなかった。だから口コミの話は1か所しか出てこない。

僕が買って打ってみた話も、一行も出てこない。そのかわり、部屋に必要な奥行きと、本体のほかに買い足す物は、仕様の数字から詰めていく。

この記事の結論

  • 球を打って弾道の数字を見たい、最初の1台ならGarmin Approach R10 ゴルフ弾道測定器。手のひらサイズのレーダー式で、商品ページによるとヘッドスピード・ボールスピード・スピン量などを測り、約4万2,000を超えるコースのバーチャルラウンドにも対応する
  • 本物の球を打つ練習と、球を使わない素振り練習を1台で切り替えたいならSquare Golf スクエアゴルフ ゴルフシミュレーター。カメラ式のセンサーに、長さ60cmのスイングスティックが付く
  • 計測器より先に「打てる場所」を作るならHaokelball 10x8x6。骨組み・ネット・インパクトスクリーンが一体になった囲い型で、大きさはおよそ3.0×2.4×1.8m
  • ヘッドスピードの数字だけ追えれば十分ならPRGR ブラック HS-130 ヘッドスピード測定器。重さ131gのポケットサイズで、計測器のなかでは大きさも価格帯もいちばん手軽
  • ネットを置けない部屋なら、ボールを使わず専用スティックを振るGOLFZON 本格家庭用ゴルフシミュレーター WAVEが別ルートになる
  • 弾道測定器の多くは、コースを回る機能や詳しい分析が有料のメンバーシップやソフト契約とセットになっている。本体価格だけで予算を組まないこと

家庭用ゴルフシミュレーターは3つの機材に分かれる

比較の前に、言葉を整理しておきたい。自宅で「シミュレーター」と呼べる環境は、おおむね次の3つの機材の組み合わせでできている。

  • 測る機材: 弾道測定器(ローンチモニターとも呼ぶ)やスピード測定器。クラブやボールの速さ、打ち出し角、スピン量などを測り、スマホやパソコンの画面に弾道を描く
  • 受け止める機材: 練習ネットやケージ。本物のボールを打つなら、これがないと窓ガラスと家族の信頼が割れる
  • 映す機材: インパクトスクリーンとプロジェクター。ボールを受けながら、コースの映像を大きく映す

今回の9製品の内訳は、測る機材が6つ、映す機材が3つ。映す機材のうちHaokelballだけは骨組みとネットまで一体で、受け止める機材を兼ねる。UdaCaとTEHONGMAIはスクリーン単体で、どちらの販売ページも、スクリーンの後ろにネットかパネルを置くよう勧めている。

測る機材のなかでも、GOLFZONのWAVE PLAYだけは本物のボールを打たない方式なので、受け止める機材がいらない。つまり「どれが一番か」より先に、「自分の家に足りない機材はどれか」を決めたほうが話は早い。

家庭用ゴルフシミュレーター・練習ネット比較一覧表

9製品を並べる。見てほしいのは「役割」と「本体のほかに要るもの」の2列だ。ここを見ずに買うと、届いた箱を開けてから「で、どこに打てばいいのか」と途方に暮れることになる。価格はモールと時期で動くので、表示時点の価格で見比べてほしい。

順位 商品 役割 方式・中身(商品ページや製品紹介の記載) 本体のほかに要るもの 購入
1位 Garmin Approach R10 ゴルフ弾道測定器
Garmin Approach R10 ゴルフ弾道測定器
測る(弾道測定器) レーダー式。ヘッドスピード・ボールスピード・スピン量など 打つ場所(ネットなど)、スマホかタブレット。コースを回るには有料メンバーシップ
2位 Square Golf スクエアゴルフ ゴルフシミュレーター
Square Golf スクエアゴルフ ゴルフシミュレーター
測る(弾道測定器) カメラ式(ステレオビジョンカメラ+IR-LED照明)。スイングスティック付き 球を打つならネット、Bluetoothでつなぐ機器
3位 Haokelball 10x8x6
Haokelball 10x8x6
受け止める+映す(ケージ) 10×8×6フィートの囲い。ネットとインパクトスクリーン付き 測定器、プロジェクター、ソフト、打席マット(いずれも別売と記載)
4位 PRGR ブラック HS-130 ヘッドスピード測定器
PRGR ブラック HS-130 ヘッドスピード測定器
測る(スピード測定器) ヘッドスピードを測る携帯型。ゴルフ・野球・サッカーに対応 単4形乾電池4本(別売)
5位 Rapsodo MLM2 PRO ゴルフ弾道測定器
Rapsodo MLM2 PRO ゴルフ弾道測定器
測る(弾道測定器) カメラ2基+ドップラーレーダー(国内メディアの製品紹介) 打つ場所、スマホ。スピンを測るには専用ボール
6位 GOLFZON 本格家庭用ゴルフシミュレーター WAVE
GOLFZON 本格家庭用ゴルフシミュレーター WAVE
測る(スティック型) 専用スティックを振る方式。ボールは使わない パソコンとモニター(国内メディアの製品紹介)
7位 SkyTrak  ゴルフ弾道測定器
SkyTrak ゴルフ弾道測定器
測る(弾道測定器) Amazonの出品はST MAX。ソフト1年分が付属 打つ場所、表示する機器。2年目以降は有料プラン(海外の販売店情報)
8位 UdaCa ゴルフシミュレーターインパクトスクリーン
UdaCa ゴルフシミュレーターインパクトスクリーン
映す(スクリーン) 厚手・消音をうたう単層スクリーン。黒い縁取り付き 骨組み、後ろのネットかパネル、プロジェクター、測定器
9位 TEHONGMAI ゴルフシミュレーター サイズ
TEHONGMAI ゴルフシミュレーター サイズ
映す(スクリーン) 4サイズ展開のポリエステル製インパクトスクリーン 骨組み、後ろのネットかパネル、プロジェクター、測定器

家庭用ゴルフシミュレーター・練習ネットおすすめランキング

順位は、仕様から読み取れる「家で練習が成り立つまでの近さ」と、確かめられた情報の厚みで決めた。役割の違う製品が並ぶので、気になる役割から読んでもらってかまわない。

1位 Garmin Approach R10 ゴルフ弾道測定器 — 手のひらに乗る、自宅シミュレーターの頭脳

Garmin Approach R10 ゴルフ弾道測定器

商品ページの説明は「手のひらサイズのポータブル弾道測定器・ゴルフシミュレーター」。高性能レーダーを積み、クラブのヘッドスピード、ボールスピード、スピン量などを測る。シミュレーターモードに切り替えれば、全世界で約4万2,000を超えるコースをバーチャルでラウンドできる、というのがメーカーのうたい文句だ。

R10は、ボールの後ろの地面に置いて使う方式だ。ガーミンの取扱説明書(英語版)では、本体をティーの1.8〜2.4m後方に置き、屋内ではティーからネットまで2.4m以上あけるよう指示している。足し算すると、本体からネットまでで最低4.2m。ここにネットそのものの奥行きが加わる。

6畳間の長辺はおよそ3.6mなので、ふつうの居室ではまず収まらない数字だ。ガレージや広い土間、屋外の庭が現実的な置き場になる。

もうひとつ押さえておきたいのが、コースを回る機能の扱い。バーチャルラウンドなどの機能には有料の Garmin Golf メンバーシップが必要だと、ガーミンは案内している。本体を買えば全部の機能がずっと使える、とは考えないほうがいい。

メーカー公表で評価できるところ

  • 手のひらサイズで持ち運べる。室内と屋外の練習場、どちらでも使う前提の設計
  • ヘッドスピード・ボールスピード・スピン量など、クラブとボールの両方を測る
  • シミュレーターモードで約4万2,000を超えるコースに対応(商品ページの記載)
  • Android/iOSの両方に対応。日本正規品の出品がある

気になるところ

  • 屋内で使うなら、本体からネットまで4.2m以上の奥行きが要る(取扱説明書の数値から計算)
  • バーチャルラウンドなどは有料メンバーシップが前提
  • 単体では打球を受け止められない。ネットやケージは別に用意する

向いている人: ガレージや庭など奥行きを取れる場所があり、球を打って弾道の数字を見たい人。シミュレーター作りの第一歩として、まず測る機材から揃えたい人。

向いていない人: 6畳前後の室内で使いたい人。その広さなら、6位のWAVE PLAYか4位のHS-130から始めるほうが部屋に合う。

2位 Square Golf スクエアゴルフ ゴルフシミュレーター — 本物の球と素振り、2つの練習を1台で行き来する

Square Golf スクエアゴルフ ゴルフシミュレーター

商品ページによると、超高速のステレオビジョンカメラとマシンビジョン技術でショットを解析する、カメラ式のローンチモニター。ボールの速度・方向・スピンを測り、クラブのデータも取る。IR-LED照明を内蔵し、電源は6000mAhの大容量バッテリーだ。

本体は幅65×奥行63×高さ188mm。500mlのペットボトルと同じくらいの背丈で、置き場所には困らない。動作温度は0〜40℃と明記されている。

この製品の面白いところは、同梱のスイングスティック。重さ480g・長さ60cmの棒で、商品ページには「スイングスティックを利用した仮想スイングサポート」とある。本物のボールを打てない日や場所では、スティックを振ってスイングを読み取らせる使い方を想定しているわけだ。ネットを広げる日と、素振りだけの日。1台で両方を行き来できる計測器は、今回の9製品ではこれだけだった。

付属品はセンサー本体、スイングスティック、バッテリー、リモコン、マーキング入りのゴルフボール3個。マーキングボールがどの計測に必要なのかは、商品ページからは読み取れなかった。ボールを買い足す必要があるかは、購入前に販売元へ確かめておくと安心だ。通信はBluetooth 4.0(Bluetooth Low Energy)で、さまざまな機器とつながると書かれている。

メーカー公表で評価できるところ

  • カメラ式で、ボールの速度・方向・スピンとクラブのデータを測る
  • スイングスティックが付き、球を使わない練習にも対応
  • 6000mAhのバッテリーを内蔵し、本体は高さ188mmの縦長

気になるところ

  • 今回の計測器のなかでは価格帯が高い側(最新の価格は販売ページで確かめてほしい)
  • つなぐ機器やアプリの対応OSは、商品データでは確かめられなかった
  • 付属のマーキングボールの役割が商品ページに書かれていない

向いている人: 球を打つ練習と素振りの練習を1台で済ませたい人。

向いていない人: ヘッドスピードの数字だけ見られれば十分な人。それなら4位のHS-130で足りる。

3位 Haokelball 10x8x6 — 商品名は暗号のようでも、中身は「打てる場所」まるごと

Haokelball 10x8x6

「Haokelball 10x8x6」。最初はなにかのパスワードかと思った。販売ページを開くと、正体はゴルフシミュレーターケージ。強化スチールの骨組みにサイドネットと頭上の保護ネットを張り、正面にインパクトスクリーン(ボールを受け止めながら映像を映す幕)を付けた囲い型の製品である。

10x8x6はフィート表記の大きさで、メートルに直すとおよそ3.0×2.4×1.8m。商品ページによると、この広さでドライバーからアイアン、ウェッジ、チップショットまで打てる設計とのこと。スライスやシャンク、高く上がった打球まで囲いの中に収め、周りの壁や車を守るという説明がある。ネットは5層構造だ。

スクリーンは上部の補強ロッドと複数の張り調整点でたるみを抑え、平らな投影面を保つ作り。ほとんどのプロジェクターやランチモニターに対応するとも書かれている。

注意したいのは、何が入っていないか。販売ページには、プロジェクター、ランチモニター、シミュレーターソフト、打席マットは含まれないと明記されている。つまりこれは「受け止める機材と映す機材」までの製品で、測る機材は1位や2位から別に選ぶことになる。設置場所には、この囲いが丸ごと入る床面積と天井高が要る。

メーカー公表で評価できるところ

  • サイドネット・頭上の保護・インパクトスクリーンが一体
  • 補強ロッドと張り調整でスクリーンのたるみを抑える設計
  • 強化スチールのフレームと5層ネットで、ガレージ・地下室・庭など屋内外で使える

気になるところ

  • およそ3.0×2.4×1.8mの設置スペースが要る。どの辺が幅・高さ・奥行きにあたるかは、商品ページの図で確かめたい
  • 測定器・プロジェクター・ソフト・打席マットはすべて別に用意する

向いている人: ガレージや庭に、球を打つ専用の場所を作りたい人。測定器はすでに持っているか、あとから買い足す予定の人。

向いていない人: 部屋の一角に置いて、使わないときは片付けたい人。

4位 PRGR ブラック HS-130 ヘッドスピード測定器 — 重さ131g、数字で現実を見せてくれるポケット計測器

PRGR ブラック HS-130 ヘッドスピード測定器

プロギアのRED EYES POCKET HS-130。商品名には「スピードガン 速度測定器」とあり、ゴルフのほか野球やサッカーにも対応する。外形寸法は55×116×48mm(突起を除く)で、重さは131g。電源は単4形乾電池4本で、1日1時間の使用なら約1か月もつとメーカーは記載している。

電池は付属しない。最初の1回のために、電池の買い忘れだけは避けたい。

1位や2位と違って、弾道を画面に描く機械ではない。ヘッドスピードという「速さ」の数字を追うための計測器だ。ボール初速などほかの表示項目は販売ページによって書き方がばらつくので、気になる人は購入前に商品ページの仕様欄を確かめてほしい。そのかわり、置き場所の悩みはほぼない。ポケットに入る大きさなので、練習場に持って行く使い方もできる。

9製品のなかで、楽天市場のレビュー本文を読めたのはこの製品だけだった。ただし2件(平均4.5)と少なく、傾向として受け取るには足りない。星5の1件は、コンパクトで持ち運びやすく操作も簡単、ヘッドスピードがすぐ測れて練習のモチベーションにつながると書いている。

星4の1件は野球用に買った人の感想。ゴルフにも野球にも使えそうだという評価に、測った数字に現実を見せられたという正直な一言が添えられていた。速さを測る機械は、ときに残酷である。

メーカー公表で評価できるところ

  • 131gのポケットサイズで、置き場所がいらない
  • 単4形乾電池4本で、1日1時間なら約1か月使える
  • ゴルフ・野球・サッカーに対応

気になるところ

  • 弾道の表示やスピン量の記載はなく、シミュレーターとしては使えない
  • 電池は別売
  • 楽天市場のレビューは2件で、判断材料としては少ない

向いている人: まずヘッドスピードの数字から練習を始めたい人。ネットや広い部屋をすぐには用意できない人。

向いていない人: 弾道やコースのシミュレーションまで楽しみたい人。

5位 Rapsodo MLM2 PRO ゴルフ弾道測定器 — 2つのカメラとレーダーで、数字と動画を同時に残す

Rapsodo MLM2 PRO ゴルフ弾道測定器

楽天市場の商品名は「ゴルフ 弾道測定器 スイング練習 距離計 シミュレーター 練習器具」。詰め込めるだけキーワードを詰め込んだ形で、中身はラプソードの弾道測定器、Android/iOSに対応する。商品データに細かな仕様がなかったので、ここは国内ゴルフメディアの製品紹介を材料にする。

紹介記事によると、スイングを後方から撮る高速カメラ(毎秒240枚)と、弾道の軌跡を映す広角カメラの2つを積み、ドップラーレーダーが連動して計測する。毎ショットの動画をスローで再生できるので、数字と一緒にフォームも振り返れる。本体は幅48×奥行43×高さ188mm、重さ約300g。対応OSはAndroid 10以上とiOS 14.0以降だ。

お金の面では、国内販売の本体価格に1年分のプレミアムメンバーシップが含まれ、12か月ごとに自動更新される仕組みと紹介されている。メンバーシップの中身として挙がっているのは、クラウドへの動画保存などの機能。2年目以降も同じ使い方を続けるなら、更新料を予算に入れておきたい。

もうひとつ、スピン量とスピン軸の計測には専用のボールを使う。手持ちの練習球を打てば全部の項目が測れる、という製品ではない点は覚えておきたい。

製品紹介から評価できるところ

  • カメラ2基とレーダーで、数字とショット動画を同時に残せる
  • 重さ約300gの小型軽量
  • 国内販売では1年分のメンバーシップが本体に含まれると紹介されている

気になるところ

  • スピン量を測るには専用ボールが要る
  • 2年目以降はメンバーシップの更新料がかかる
  • 本体の置き位置などの設置条件は、購入前に取扱説明書で確かめたい

向いている人: 数字だけでなく、スイング動画でフォームも確かめたい人。

向いていない人: ふつうの練習球で全部の項目を測りたい人。毎年の会費をかけたくない人。

6位 GOLFZON 本格家庭用ゴルフシミュレーター WAVE — ボールを打たない。だからネットもいらない

GOLFZON 本格家庭用ゴルフシミュレーター WAVE

商品名は「本格家庭用ゴルフシミュレーター WAVE PLAY」。韓国のシミュレーションゴルフ大手GOLFZONの家庭向け製品だが、ほかの計測器とはやり方がまるで違う。本物のボールは打たない。専用のスティックを振り、その動きからショットを再現する方式だ。

国内ゴルフメディアの紹介では、グリップ上部のマグネット式のインパクトボールがスイング中に下へ落ち、ボールに当たったような感覚を出す仕組み。遊ぶにはソフトを入れたパソコンとモニターが必要で、練習場モードでは球を曲げる練習もできるという。

付属品は、専用スティック本体、USBドングル、ストラップ、グリップバンド、マニュアル。バッテリーは連続8時間使えて、充電は3時間(5V・2A基準)と商品ページにある。

ボールが飛ばないので、ネットもスクリーンもいらない。ここがこの製品のいちばんの強み。ただし、スティックを振る空間と天井の高さは必要だ。ストラップとグリップバンドが付くのは、手からすっぽ抜けるのを防ぐためだろう。家の中でスティックが飛んでいったら、それはアカン。

メーカー公表・製品紹介から評価できるところ

  • 本物のボールを使わないので、ネットやスクリーンが不要
  • 連続8時間使えるバッテリー
  • 練習場モードで球を曲げる練習ができる(製品紹介の記載)

気になるところ

  • ボールを打たないため、実際の打球のデータは取れない
  • パソコンとモニターを別に用意する
  • 対応ソフトの名前は紹介記事の時期によって違う。最新の対応機器は公式サイトで確かめたい

向いている人: ネットを置けない部屋で、ゲーム感覚でラウンドを楽しみたい人。

向いていない人: 本物の球を打った手応えと、その数字を求める人。

7位 SkyTrak ゴルフ弾道測定器 — ソフト1年分付き。ただし構成を確かめてから買う

SkyTrak  ゴルフ弾道測定器

Amazonで確かめられた出品は「SkyTrak ST MAX ゴルフローンチモニター」。1年間のソフトウェアが付属する構成だ。

商品データに仕様の記載がなかったため、海外の販売店の情報を材料にする。それによると、ST MAXはデュアルのドップラーレーダーとカメラを組み合わせ、ボールにもクラブにもマーキングを貼らずに計測できる。測れる項目はボールとクラブ合わせて14〜15項目で、数え方は販売店によって違う。ソフトの全機能を使うには、年額制の有料プランが必要とされている。

気をつけたいのは構成の違い。楽天市場では「スカイトラック本体+モバイル版アプリ付属」という別構成の出品も見つかった。購入リンクの検索結果には複数のモデルや構成が並ぶことがあるので、商品名に「ST MAX」とあるか、付属ソフトの期間はどうかを確かめてからカートに入れてほしい。

販売情報から評価できるところ

  • ボールにもクラブにもマーキングが要らない(海外の販売店情報)
  • ボールとクラブの両方を測る
  • Amazonの出品はソフト1年分が付属

気になるところ

  • 仕様の一次情報を国内で確かめにくい
  • 海外での販売価格を見る限り、今回の計測器では高い側。2年目以降は有料プランもかかる
  • モデルや構成の違う出品が混在している

向いている人: ボールとクラブの両方を細かく測りたく、ソフトの年額費用まで織り込める人。

向いていない人: 初めての1台を手頃な価格で始めたい人。

8位 UdaCa ゴルフシミュレーターインパクトスクリーン — 厚手と消音をうたう、映す機材の単品

UdaCa ゴルフシミュレーターインパクトスクリーン

プロジェクターの映像を受けながら、打ったボールを受け止める幕。それがインパクトスクリーンだ。UdaCaのスクリーンは、商品ページで「厚み」「クッション性」「消音効果」を前に出している。二重構造にせず、単層で衝撃を吸収する作りというのが販売元の説明である。

表面は黒い縁取りの付いた、目の詰まったポリエステル製。屋内でも屋外でも使え、洗濯もできる。折りたたんで持ち運べるとも書かれている。

ひとつ大事な但し書きがある。販売元自身が、スクリーンの寿命を延ばすために、後ろにネットかパネルを置くことを強く勧めている。スクリーン単体で打ち込み続ける前提の製品ではない、と読むのが自然だ。骨組み、プロジェクター、測定器も別に揃えることになる。

メーカー公表で評価できるところ

  • 厚手でクッション性があり、消音効果をうたう
  • 黒い縁取りで投影面の範囲がわかりやすい
  • 洗濯でき、折りたたんで持ち運べる

気になるところ

  • 骨組み・後ろのネットかパネル・プロジェクターは別に用意する
  • 寸法とサイズの選択肢は、商品データからは確かめられなかった
  • 消音の程度を示す数値は書かれていない

向いている人: すでにネットやフレームがあり、映像を映す幕だけ足したい人。

向いていない人: これ1枚でシミュレーター環境ができあがると考えている人。

9位 TEHONGMAI ゴルフシミュレーター サイズ — 名前は「シミュレーター」、中身は4サイズから選ぶスクリーン

TEHONGMAI ゴルフシミュレーター サイズ

商品名は「ゴルフシミュレーター、4サイズ、家庭用および商業用の屋内ゴルフシミュレーター」。名前だけ見るとシミュレーター一式が届きそうだが、商品ページを読み進めると、中身はHDインパクトスクリーン。家庭用から商業用まで、4つのサイズから選ぶ形式になっている。

生地は天然ポリエステルで、表面をタイトで滑らかに仕上げ、鮮明な映像を出すとうたう。すべてのゴルフローンチモニターでの使用に適するとも書かれているが、スクリーンは映す機材なので、どの測定器と組み合わせるかは別に考えることになる。

洗濯でき、こちらも販売元はスクリーンの後ろにネットやパネルを置くよう強く勧めている。厚みと消音を押し出す8位のUdaCaに対して、こちらはサイズを部屋に合わせて選べる点が違う。

メーカー公表で評価できるところ

  • 4サイズから設置場所に合わせて選べる
  • 洗える
  • 滑らかな表面で、映像の見やすさをうたう

気になるところ

  • 各サイズの寸法は商品データでは確かめられなかった
  • 骨組み・ネット・プロジェクター・測定器は別に用意する
  • 商品名からは中身がスクリーンだと読み取りにくい

向いている人: フレームやネットを手持ちのもので組み、スクリーンのサイズを部屋に合わせたい人。

向いていない人: 一式そろったセットを探している人。

選び方ガイド|家庭用ゴルフ練習環境の4つの分かれ道

1. 本物のボールを打つか、打たないか

最初の分かれ道はここ。本物のボールを打つなら、ネットかケージ、できれば打席マットまで必要になり、置き場所の条件が一気に厳しくなる。

打たないなら、6位のWAVE PLAYのようなスティック型か、2位のSquare Golfに付くスイングスティックで、ネットなしの練習ができる。打球の手応えを取るか、置き場所の自由を取るか。これだけで候補はほぼ半分に絞れる。

2. 部屋の奥行きは「測定器の取扱説明書」で決まる

R10のようにボールの後方に置く弾道測定器は、本体を置く場所に加えて、ボールの前に打球が飛ぶ空間も求める。1位のR10なら、取扱説明書の数値から、本体からネットまで4.2m以上という計算になる。

この距離は、ケージやネットの寸法とは別の話だ。Haokelballのような囲いを使う場合も、測定器をどこに置くかまで含めて、床に図を描いてみたい。カメラ式やスピード測定器は求める距離が違うので、それぞれの取扱説明書で確かめるのが確実である。

天井の高さも忘れがち。ドライバーを振り上げたときにヘッドが届く高さは、身長とクラブの長さで変わる。買う前に、家でいちばん長いクラブをゆっくり振り上げて、天井との距離を見ておくといい。ゆっくり、である。

3. 何を測りたいか(速さだけか、弾道まで欲しいか)

ヘッドスピードの数字を追うだけなら、4位のHS-130のようなスピード測定器で足りる。打ち出し角やスピン量まで見て、球が曲がる理由を数字で知りたいなら、R10・Square Golf・MLM2 PRO・SkyTrakといった弾道測定器の出番だ。

MLM2 PROのように、スピンを測るのに専用ボールが要る機種もある。測りたい項目が「どんな条件で」測れるのかまで見ておくと、届いてからの肩すかしを防げる。

4. 本体価格の外にかかるお金

弾道測定器は、本体価格だけを見ると判断を誤る。R10のバーチャルラウンドは有料メンバーシップが前提、MLM2 PROは1年分のメンバーシップ込みで以後は自動更新、SkyTrakのAmazonの出品も付属ソフトは1年分。

さらに本物の球を打つならネットと打席マット、映像を映すならスクリーンとプロジェクターが加わる。測定器の本体価格に、周辺の機材代と2年目以降の会費を足して、ようやく「自宅シミュレーター」の総額になる。打ちっぱなしの年間費用と比べるなら、この総額どうしで比べたい。

まとめ|家庭用ゴルフシミュレーター・練習ネットおすすめTOP3

9製品を役割で仕分けると、選ぶ順番は「自分の家に足りない機材」から決まる。測る機材ならR10かSquare Golf、打つ場所を作るならHaokelball。この3つを総合の上位に置いた。

総合1位 Garmin Approach R10 ゴルフ弾道測定器 — 弾道を数字で見る最初の1台

手のひらサイズのレーダー式で、ヘッドスピード・ボールスピード・スピン量などを測り、約4万2,000を超えるコースのバーチャルラウンドにも対応する。屋内なら4m台の奥行きを確保できるかが条件になる。

総合2位 Square Golf スクエアゴルフ ゴルフシミュレーター — 球を打つ日も、打たない日も

カメラ式の計測に、長さ60cmのスイングスティックが付く。ネットを広げられない日も、練習を止めずに済む。

総合3位 Haokelball 10x8x6 — 測定器を生かす「打てる場所」

ネット・頭上の保護・インパクトスクリーンが一体になった、およそ3.0×2.4×1.8mのケージ。測定器やプロジェクターは別に選ぶ。

自宅のゴルフ環境は、一度に全部そろえなくていい。まず部屋の寸法を測り、足りない機材を1つ選ぶ。それだけで、雨の日の練習計画が少し現実味を帯びてくる。雨の日に練習を続けられる人は、たぶん晴れの日にも強い。知らんけど。

よくある質問

家庭用ゴルフシミュレーターはマンションでも使える?

本物のボールを打つ方式は、打球音やネットに当たる音、床への振動が出る。集合住宅で使えるかは管理規約と建物の構造しだいで、一概には言えない。ボールを打たないWAVE PLAYや、Square Golfのスイングスティックを使った練習なら、打球音の心配は小さくなる。それでも素振りの空間と天井高は要るので、振る前に周りと頭上を確かめたい。

弾道測定器の数字は、練習場やコースと同じになる?

方式(レーダーかカメラか)や設置の条件で、数字は変わりうる。屋内でネットに打つ場合、ボールは数メートルしか飛ばないので、飛距離は測った初速や打ち出し角から計算した推定値になる。絶対値より「前回の自分との差」を見るために使うのが現実的だ。設置距離や向きを取扱説明書どおりにそろえると、毎回の条件を合わせやすい。

弾道測定器を買えば、すぐコースを回れる?

製品による。R10・MLM2 PRO・SkyTrakは、いずれもコースを回る機能や詳しい分析が会費やソフト契約とセットになっている(内訳は選び方ガイドの4)。加えて、本物の球を打つならネットなどの受け止める機材が別に要る。

インパクトスクリーンだけでボールを打ってもいい?

今回のUdaCaとTEHONGMAIは、どちらも販売元がスクリーンの後ろにネットかパネルを置くよう強く勧めている。受け止める仕事はネットやフレームと分担する前提だ。囲いまで一体で欲しいなら、Haokelballのようなケージ型が候補になる。

打席マットは必要?

本物のボールを打つなら、床を守る意味でも打席マットは用意したい。Haokelballのケージも、打席マットは別売と明記している。R10の取扱説明書では、マットを使うときは本体の下端がマットより上に来るよう置くよう指示しており、測定器とマットの高さの関係も設置の確認ポイントになる。

Amazonのアソシエイトとして、なんでも比較.comは適格販売により収入を得ています。
タイトルとURLをコピーしました