調査時点: 2026年9月5日(価格・在庫・提供条件は変動します)
鏡の前に立つ時間というのは、たいてい一日でいちばん機嫌の悪い時間である。hikaku-manである。30代・現役ITコンサルとして日々スプレッドシートと会議に追われている僕が、楽天市場とAmazonで現在購入できるLEDバニティミラー=女優ライト付き化粧鏡を10台そろえ、光の色・鏡の大きさ・給電方式・拡大鏡の4軸で並べ直した。
先に言ってしまう。10台の仕様を横に並べたとき、いちばんはっきり割れた線は明るさでもサイズでもなかった。光の色(色温度)を切り替えられるかどうかである。明るさだけを変えられる鏡と、電球色・昼白色・昼光色を行き来できる鏡とでは、同じ「ライト付きの鏡」でも用途が別物になる。この記事の順位も、そこを主軸に組んだ。
- この記事の結論
- そもそも女優ミラーは何が違うのか
- 比較一覧表
- LEDバニティミラーおすすめランキング10選
- 1位 Fenchilin ハリウッドミラー フルサイズ — 電球15個、この10台で唯一のハリウッド型
- 2位 Auxmir LED 女優ミラー 卓上 — 数字が全部書いてある優等生
- 3位 Mocado 卓上 メイク 女優ミラー — 270gに全部入っている
- 4位 CALLCASE 化粧鏡 卓上 女優ミラー — 拡大鏡が磁石で外れる
- 5位 Auxmir 女優ミラー LED 化粧鏡 — 190gという数字の説得力
- 6位 FUNTOUCH 女優ミラー 卓上 ライト付きミラー — 鏡面30.5×23cmという反則
- 7位 FASCINATE LED ライト付き 卓上 — 充電を忘れていたい人へ
- 8位 FASCINATE FACSINATE 女優ミラー 三面鏡 — 横顔だけは代わりがいない
- 9位 PRIDEMII 軽量 折りたたみ LED — 3光色なのに情報が足りない
- 10位 LAKFUES LED ライト付き 化粧鏡 — 書いてある機能は多い、数字はない
- 買う前に決めるのは3つだけ
- よくある質問
- まとめ:迷ったらこの3台
この記事の結論
LEDバニティミラーは、鏡の縁からLEDで顔を照らす化粧鏡のこと。据え置きの本命は Fenchilin ハリウッドミラー フルサイズ、卓上の総合バランスは Auxmir LED 女優ミラー 卓上、持ち出し兼用なら Mocado 卓上 メイク 女優ミラー。以下は30代・現役ITコンサルの僕(hikaku-man)が販売ページの商品情報だけを頼りに10台を並べ直した比較である。
- 最初に決めるのは光の色。10台のうち色温度を3色切り替えられるのは7台、残る3台は明るさの無段階調整だけ(商品ページに色切り替えの記載がない)
- 鏡面が最大なのは Fenchilin ハリウッドミラー フルサイズ の58×45cm。卓上型では FUNTOUCH 女優ミラー 卓上 ライト付きミラー の30.5×23cmが最大で、他は縦20cm前後に集まる
- 電源が取れない場所を想定するなら乾電池が使える2台(FUNTOUCH 女優ミラー 卓上 ライト付きミラー/FASCINATE FACSINATE 女優ミラー 三面鏡)。充電式で電池容量が最大なのは FASCINATE LED ライト付き 卓上 の2000mAh
- 拡大鏡は倍率で役割が変わる。10倍は毛穴やアイライン専用、5倍・2〜3倍は眉やチークまで含めた作業向き
- 同じ「3色調光・折りたたみ」でも、商品ページに数字が書いてある機種と書いていない機種がある。この差は下位3台の順位にそのまま反映した
そもそも女優ミラーは何が違うのか
もともとは楽屋や撮影スタジオの鏡を家庭サイズに落とし込んだ製品カテゴリだ。鏡の周囲に光源を並べ、正面から顔を照らすという一点だけで成立している。天井照明の下だと顔の下半分に影が落ちるが、光源が鏡の縁にあれば影の出方が変わる。今回の10台はどれも商品ページに「顔全体を均一に照らす」と書いており、そこはメーカー間で主張が揃っている。
差が出るのはその先である。光源の並べ方が2系統に分かれる。電球が粒で並ぶハリウッド型が1台、鏡の縁に細かいLEDが埋め込まれた面発光型が9台。面発光型はさらにLEDの個数で差がつき、今回は72個・58個・21個と3倍以上の開きがあった。数が多ければ良いという単純な話でもないが、少なくともメーカーが公表を選ぶ数字ではある。
並べる前に、僕が引いた線は次の4本だ。
- 光の色を変えられるか。朝の身支度で確認したい色と、夜の室内照明で見える色は違う。3色調光はその差を事前に見にいける
- 鏡の面積。顔全体を一度に入れたいのか、目元だけ大きく見えればいいのかで必要な寸法が変わる
- 給電方式。据え置きなら気にしなくていいが、洗面所にコンセントがない家は乾電池対応かバッテリー容量が効いてくる
- 拡大鏡の倍率と取り付け方。吸盤で貼るのか、磁石で吸うのか、そもそも付いていないのか
ちなみに10台分の商品ページを開いて特徴欄を全部コピーしていたら、日曜が一日溶けた。鏡を見る時間より鏡を調べる時間のほうが長い人生である。
比較一覧表
まず10台を並べる。数値はすべて各商品ページの仕様・特徴欄の記載で、記載がない項目は「記載なし」と書いた。価格は表示時点の最安値が自動で出るので、表では省いている。
| 画像 | 順位 | 商品名 | 価格 | 光の色 | 鏡サイズ・重さ | 給電 | 購入 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
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1位 | Fenchilin ハリウッドミラー フルサイズ | – | 3色・無段階・メモリー | 鏡面58×45cm | 記載なし(USBポート搭載) |
10,624円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
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2位 | Auxmir LED 女優ミラー 卓上 | – | 3色・無段階・メモリ | 約21×15.5cm/381g | 1500mAh・Type-C |
3,180円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
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3位 | Mocado 卓上 メイク 女優ミラー | – | 3色・無段階・メモリ | 約19.3×13cm/270g | 1000mAh・Type-C |
2,499円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
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4位 | CALLCASE 化粧鏡 卓上 女優ミラー | – | 3色・無段階・メモリー | 記載なし | 1000mAh・Type-C |
2,380円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
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5位 | Auxmir 女優ミラー LED 化粧鏡 | – | 3色・無段階・メモリ | 約19×13cm/190g | 850mAh・Type-C |
2,980円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
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6位 | FUNTOUCH 女優ミラー 卓上 ライト付きミラー | – | 明るさ無段階のみ | 鏡面30.5×23cm | USBまたは単3電池4本 |
3,780円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
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7位 | FASCINATE LED ライト付き 卓上 | – | 明るさ無段階のみ | 約22.5×16.5cm | 2000mAh充電式 |
1,947円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
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8位 | FASCINATE FACSINATE 女優ミラー 三面鏡 | – | 明るさ無段階のみ | 記載なし(三面) | USBまたは単4電池4本 |
2,590円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
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9位 | PRIDEMII 軽量 折りたたみ LED | – | 3光色・無段階 | 記載なし(薄型Lサイズ) | 1800mAh充電式 |
3,180円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
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10位 | LAKFUES LED ライト付き 化粧鏡 | – | 3色・無段階 | 記載なし | USB充電式 |
1,590円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
表にしてみると構造がよく見える。据え置きの大型が1台、卓上の中型が2台、折りたためる小型が7台。市場の主戦場は完全に「畳んで置ける小型」であり、大きい鏡が欲しい人ほど選択肢は急に狭くなる。そして小型7台のうち、寸法と重さの両方を商品ページに書いているのは3台だけだった。
LEDバニティミラーおすすめランキング10選
1位 Fenchilin ハリウッドミラー フルサイズ — 電球15個、この10台で唯一のハリウッド型

商品ページによると、鏡面は58×45cm(本体58×48.5cm)、立体的な高輝度LED電球を15個配置、電球色・昼白色・昼光色の3色切り替えと無段階調光、直前の明るさを再現するラストメモリー機能、吸盤式の10倍拡大鏡付き、壁掛けと卓上の両用、鏡面は強化ガラス。側面にUSB充電ポートがあり、メーカーの説明ではメイク中のスマホ充電に使う想定だ。
1位に置いた理由は単純で、光源の設計が他の9台と根本的に違うから。残る9台は鏡の縁に細かいLEDを埋め込んだ面発光型で、いわば「縁が光る板」である。こちらは電球が粒で並ぶ本来のハリウッド型で、光の当たり方の狙いがそもそも別方向にある。鏡面の大きさも桁が違い、商品ページの表現でも「お顔から上半身を見ることができる」とされている。全身が映るとは書かれていないので、そこは期待の置きどころを間違えないほうがいい。
弱点も明確だ。この10台では価格帯が頭ひとつ抜けている。給電方式の記載がなく、USBポートはあくまでスマホ充電用と説明されている。本体の重さと設置に要するスペースの数字も見当たらない。壁掛けにするか卓上に据えるかを先に決めてから買う機種である。置き場所が決まっていて、毎日同じ位置で使い、鏡は大きいほどいいと思っている人に嵌まる本命機。
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2位 Auxmir LED 女優ミラー 卓上 — 数字が全部書いてある優等生

メーカー記載の仕様は、周囲に72個のLED、電球色・昼白色・昼光色の3色と無段階調光、前回の設定を覚えるメモリ機能、1500mAhバッテリーでType-C充電、充電約2〜3時間で使用約7〜8時間、サイズ約21×15.5×0.6cm、重さ約381g。鏡を30°開くとライトが自動で点くホールセンサーを積み、30分放置すると自動で消える。
卓上の総合1位にした決め手は、地味だが仕様が全部数字で出ていること。充電時間、稼働時間、縦横の寸法、厚み、重さ、自動オフまでの分数。これを全部書いている機種は今回10台中3台しかなかった。書いてあるから良い製品だと言い切るつもりはないが、届いてから「思ってたより大きい」で終わる確率は確実に下がる。開けば点いて閉じれば消えるので、スイッチを押す動作がそもそも要らないのも効く。
気になる点は拡大鏡の記載がないことと、鏡面がA5より少し大きい程度で、1位のような「上半身ごと確認する」用途には足りないこと。卓上に1台だけ置きたい、どれか選べと言われたらこれという位置づけ。
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3位 Mocado 卓上 メイク 女優ミラー — 270gに全部入っている

商品ページの記載では、鏡の周囲に72個のLED、暖色光・自然光・冷白色光の3モードと無段階調光、光色と明るさのメモリー機能、1000mAhバッテリーをType-Cで2〜3時間充電して5〜8時間使用、10倍拡大鏡が付属、サイズ約13×19.3×1.3cm、重さ約270g、収納用のベルベット袋つき。
2位と同じ72個LEDを積みながら、重さは270g、袋まで付いてくる。持ち出す前提で設計された機種のなかでは、盛り込みかたが頭ひとつ多い。10倍拡大鏡が別体で付くので、目元の作業は拡大鏡、全体確認は本体と役割を分けられる。旅行や車内での使用も商品ページが明記している用途だ。
ひとつ好感が持てたのは、商品ページに「製品到着時はバッテリー残量が少なく、光が弱く感じられる」と自分で書いてあること。裏を返せば届いてすぐは本来の明るさが出ないという話で、開封してがっかりする人を先回りして減らしにいっている。鏡の縦が19.3cmなので顔全体を大きく映す用途には狭い。家でも旅行先でも同じ1台で済ませたい人向け。
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4位 CALLCASE 化粧鏡 卓上 女優ミラー — 拡大鏡が磁石で外れる

メーカーの説明では、白色光・電球色・自然光の3モードと無段階調光、タッチ操作、メモリー機能、磁気式の5倍拡大鏡が取り外して単独でも使える、上下方向に45°回転、小物を置ける台座付き、1000mAhバッテリーでType-C充電、一度の充電で2〜4時間の使用。
他機種の拡大鏡が吸盤式なのに対し、こちらは磁石で吸着する。吸盤は貼る位置を毎回決め直すことになるが、磁石なら外して戻すだけで定位置に返ってくる。この差は毎日の手数に効く。倍率が5倍というのも中庸で、10倍ほど視野が狭くならず、2倍よりは細部が見える。眉やアイラインを主戦場にするならこの倍率が扱いやすい。
弱いのは稼働時間で、一度の充電で2〜4時間は今回の充電式のなかでは短い部類に入る。鏡そのものの寸法も記載がない。拡大鏡を主役として使いたい人に向く一方、鏡の大きさを重視するなら上位を見たほうがいい。
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5位 Auxmir 女優ミラー LED 化粧鏡 — 190gという数字の説得力

商品ページの仕様は、周囲に58個のLED、3色ライトと無段階調光、メモリ機能、850mAhバッテリーをType-Cで約1〜2時間充電して約5〜6時間使用、サイズ約19×13×0.6cm、重さ約190g、ホールセンサーで開閉と連動、15分の無操作で自動オフ。
2位と同じブランドの小さいほうである。LEDは72個から58個へ、バッテリーは1500mAhから850mAhへ、重さは381gから190gへ。同じ設計思想のまま素直に一回り縮めてあり、どちらを買うかを「置くのか持ち歩くのか」だけで決められる。ブランド側が上下2サイズを並べてくれていると、比較する側としてはありがたい。厚さ6mmなので、机の引き出しに寝かせておける薄さでもある。
制約もそのぶん素直で、稼働は5〜6時間、拡大鏡はなし。据え置きより持ち歩きを優先する人の選択肢。逆に自宅の定位置で毎日使うなら、同じブランドの2位のほうが素直に効く。
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6位 FUNTOUCH 女優ミラー 卓上 ライト付きミラー — 鏡面30.5×23cmという反則

メーカー記載では、鏡面サイズは30.5×23cm、画面スイッチの長押しで明るさを無段階調整、USB給電と単3形乾電池4本の2WAY、360度自由回転と角度固定、下部のくぼみに口紅やヘアピンを置ける収納スペース、吸盤式の10倍拡大鏡付き。
卓上型としては今回の最大サイズで、1位の据え置き型を除けば鏡面は頭ひとつ大きい。しかも乾電池でも動く。コンセントのない洗面所や、実家の和室のような「電源が遠い場所」に大きい鏡を置きたいなら、この組み合わせは他にない。鏡は大きいほど正義、という素朴な信念にはやはり一定の正しさがある。
6位に落ちたのは、商品ページに色温度を切り替えられるという記載がないから。明るさは変えられるが光の色は固定、と読むのが妥当である。夜の照明下での仕上がりを昼光色で確認したい、といった使い方には向かない。色より面積、電源より電池を取る人には、順位に関係なく刺さる1台。
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7位 FASCINATE LED ライト付き 卓上 — 充電を忘れていたい人へ

商品ページによると、2000mAhの内蔵バッテリーで一度の充電で5〜7日の連続作動、モバイルバッテリーやパソコンのUSBからも充電可能、長押しでの無段階調光、360°自由回転と角度固定、下部に収納スペース、吸盤式で取り外せる10倍拡大鏡、サイズは縦22.5×横16.5cm。
電池容量は今回の10台で最大である。「一度の充電で5〜7日」の連続がどういう使い方を指すのかまでは書かれていないが、少なくとも設計の方向が充電回数を減らす側に振ってあるのは読み取れる。充電のたびにケーブルを探すのが嫌いな人間にとって、この一点はけっこう重い。鏡面も22.5×16.5cmと、折りたたみ小型組よりは一回り大きい。
順位が中位に留まったのは6位と同じ理由で、色温度切り替えの記載がなく、変えられるのは明るさだけと読めるから。裏返せば「光の色にはこだわらない、充電の手間を減らしたい」という条件なら、この10台では最有力になる。
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8位 FASCINATE FACSINATE 女優ミラー 三面鏡 — 横顔だけは代わりがいない

メーカーの説明では、折りたたみ式の三面鏡で左右の鏡は角度調整が可能、鏡全体を前後180度まで調節、周囲に21個のLED、タッチパネルで無段階調光、2倍と3倍の拡大鏡付き、台座に小物入れ、USB給電と単4形乾電池4本の2WAY。
今回の10台で唯一の三面鏡である。横顔・耳周り・襟足は、正面の鏡を何枚重ねても映らない。左右の鏡を内側に振って初めて見える領域があり、ここは面積でもLEDの数でも代替できない。ヘアセットや眉の左右バランスを毎朝気にしているなら、順位表の上から順に選ぶのではなく、この1台を指名買いするほうが早い。
順位が下がった理由は色温度の軸で、色の切り替えは記載がなく明るさのみ。LEDも21個で、72個組と比べれば光源の数はかなり少ない。つまりこの8位は「三面鏡が要らない人の順位」であって、要る人にとっては1位である。順位というのは軸を決めた瞬間に決まるもので、軸が違えば全部ひっくり返る。……知らんけど。
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9位 PRIDEMII 軽量 折りたたみ LED — 3光色なのに情報が足りない

商品ページの記載は、昼光色・昼白色・電球色の3光色切り替え、明るさの無段階調光、リチウムイオンバッテリー1800mAh、自動消灯機能、ちょっと大きめの薄型Lサイズ、折りたたみ式。
スペックの並びだけ見れば上位陣と遜色ない。色は3つ切り替えられ、電池は1800mAhと今回では2番目に大きい。自動消灯も付く。にもかかわらず9位に置いたのは、商品ページの特徴欄が実質1項目しかなく、寸法も重さも稼働時間も書かれていないからだ。
とくに引っかかるのが「ちょっと大きめ薄型Lサイズ」という表記で、そのLサイズが何cmなのかはページのどこにも出てこない。Lサイズが何cmか分からないLサイズというのは、もはや哲学の領域である。数字が出ていない以上、僕の側でも比較のしようがない。店頭で実物を確認できる人、あるいは細かい寸法を気にしない人なら候補に入る。
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10位 LAKFUES LED ライト付き 化粧鏡 — 書いてある機能は多い、数字はない

メーカー記載では、ホワイト・ナチュラル・ウォームの3色調光、タッチ操作で明るさも無段階調整、USB充電式で電池交換不要、折りたたみ式の薄型設計でバッグやスーツケースに入る、角度は自由に調整可能、ギフト用途にも向く。
機能の並びは上位5台とほぼ同じである。3色調光があり、折りたためて、充電式。それでも最下位に置いたのは、5つある特徴欄に数字がひとつも出てこないからだ。鏡の寸法も、重さも、バッテリー容量も、稼働時間もない。「フル充電で長時間使用可能」の長時間が何時間を指すのかは、読んでも分からない。
10台を並べて分かったのは、同じ機能を名乗っていても、確かめられる形で書いてあるかどうかで信頼できる範囲が変わるということだった。この機種を否定したいわけではない。ただ、この記事の順位はページに書いてあることだけを根拠にしているので、書いていない分は上げようがない。表示される価格を見て納得でき、仕様の細かい差は気にしない人なら、選択肢として成立する。
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買う前に決めるのは3つだけ
10台を並べ終えて、選ぶ側が事前に決めておくべきことは3つに絞れると思った。逆に言えば、この3つさえ決めれば表の上から順に指をなぞるだけで済む。
軸1:光の色を変えるか、明るさだけでいいか。3色調光があるのは1位・2位・3位・4位・5位と、9位・10位の計7台。明るさだけなのが6位・7位・8位の3台である。夜の室内照明で見た顔の色と、昼の屋外で見た顔の色を事前に突き合わせたいなら3色調光が要る。逆に「明るく見えれば十分、色の確認は窓際でやる」という運用なら、ここを捨てて面積や電池容量に予算を寄せられる。
軸2:鏡の面積と置き場所。上半身まで入れたいなら1位(鏡面58×45cm)の一択。卓上で大きさを取るなら6位(30.5×23cm)、次点で7位(22.5×16.5cm)。畳んで持ち歩くなら2位・3位・5位が縦19〜21cm前後で、5位は190g・厚さ6mmと最軽量だ。面積と携帯性は正面から衝突するので、両方を望むと必ずどちらかが不満になる。
軸3:電源をどう取るか。コンセントが近くにないなら乾電池が使える6位・8位。充電式で回数を減らしたいなら7位の2000mAh、次いで9位の1800mAh、2位の1500mAh。逆に据え置きで毎日同じ場所なら、この軸はあまり効かない。
補助的な4本目として拡大鏡がある。10倍は1位・3位・6位・7位、5倍は4位、2倍と3倍は8位。倍率が高いほど良いわけではなく、10倍は映る範囲がかなり狭くなるので、全体を見る鏡とは完全に役割が別だと考えたほうがいい。眉やアイラインまで含めて作業したいなら5倍前後が扱いやすい。
よくある質問
普通の鏡とLEDライト付きの鏡はどれくらい違うのか
違いは光の当たる方向にある。天井照明の下では光が上から来るため、顔の下半分に影が落ちる。LEDバニティミラーは鏡の縁、つまり顔の正面から光を当てる構造で、今回の10台はどれも商品ページに「顔全体を均一に照らす」という趣旨の説明を載せている。細かい色の確認をする作業ほど、この差が出やすい。
3色調光は本当に必要か
必要かどうかは確認したい場面の数で決まる。3色調光は電球色・昼白色・昼光色を切り替えられるので、暖色の室内照明・自然光・昼の屋外という3つの見え方を、その場で行き来して確かめられる。今回の10台では7台が対応していた。逆に朝の身支度だけに使うなら、明るさの調整だけでも用は足りる。その場合は6位・7位・8位のように、別の軸に振った機種のほうが得になる。
充電式と乾電池、どちらを選ぶべきか
置き場所にコンセントがあるかで決まる。今回の10台では、乾電池が使えるのは FUNTOUCH 女優ミラー 卓上 ライト付きミラー(単3形4本)と FASCINATE FACSINATE 女優ミラー 三面鏡(単4形4本)の2台で、どちらもUSB給電との2WAYである。充電式なら FASCINATE LED ライト付き 卓上 の2000mAhが最大で、商品ページでは一度の充電で5〜7日の連続作動と説明されている。なお2WAYの2台とも、商品ページはUSB給電時に電池を外しておくよう案内している。
拡大鏡は何倍を選べばいいのか
作業の範囲で選ぶ。10倍(1位・3位・6位・7位)は映る範囲が狭く、毛穴やアイラインといった一点集中の確認向き。5倍(4位)はその中間で、眉やまつ毛まで含めた作業に扱いやすい。2倍・3倍(8位)は全体のバランスを見ながら細部も追える倍率だ。全体を見る鏡と拡大鏡は用途が別なので、1台に両方求めるなら取り外せるタイプ(4位の磁気式、1位・3位・6位・7位の吸盤式や別体式)を選ぶと役割を分けやすい。
大きい据え置き型と小さい折りたたみ型、どちらから買うべきか
使う場所が1か所に固定できるかどうかで決まる。ドレッサーや洗面台に定位置を作れるなら、鏡面58×45cmの Fenchilin ハリウッドミラー フルサイズ が最も守備範囲が広い。部屋を移動する、旅行や出張に持って出る、机の引き出しにしまいたいという条件が1つでも入るなら、折りたたみ型の Auxmir LED 女優ミラー 卓上 や Mocado 卓上 メイク 女優ミラー のほうが日常の運用に噛み合う。両方欲しくなった場合は、大きいほうを先に買って小さいほうを後から足すと役割がぶつからない。
まとめ:迷ったらこの3台
10台から、性格の違う3台を推す。順位は光の色・鏡の面積・給電・拡大鏡の4軸で付けたが、実際に選ぶときは自分が譲れない軸を1本決めるだけで十分だ。
総合1位 Fenchilin ハリウッドミラー フルサイズ — 置き場所が決まっているならこれ
鏡面58×45cm、電球15個のハリウッド型、3色調光とラストメモリー、10倍拡大鏡、壁掛けと卓上の両用。この10台で唯一、顔だけでなく上半身まで入る大きさである。据え置きにできるなら、他の9台とは土俵が違う。
10,624円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る →
総合2位 Auxmir LED 女優ミラー 卓上 — 卓上に1台だけ置くならこれ
72個LED、3色調光、1500mAhで7〜8時間、約21×15.5cm・381g、開けば点くホールセンサー。仕様が全部数字で書いてあるので、届いてからの想定外が起きにくい。迷ったときの無難解として機能する1台。
3,180円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る →
総合3位 Mocado 卓上 メイク 女優ミラー — 家と旅行を1台で兼ねるならこれ
72個LED、3色調光とメモリー、1000mAhで5〜8時間、270gに収納袋と10倍拡大鏡まで付属。持ち歩く前提の機種としては、盛り込みかたが今回いちばん多かった。
2,499円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る →
この3台に当てはまらない条件もある。横顔と襟足を毎朝見たいなら FASCINATE FACSINATE 女優ミラー 三面鏡、コンセントのない場所に大きい鏡を置きたいなら FUNTOUCH 女優ミラー 卓上 ライト付きミラー、充電の頻度を減らしたいなら FASCINATE LED ライト付き 卓上。順位よりも、自分がどの軸で妥協できないかのほうが先である。

