【2026年版】四国旅行のおすすめ観光地とホテル|4県の定番から穴場まで

四国旅行のおすすめ観光地とホテル 旅行・おでかけ
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四国は「電車で1周できそう」と思って地図を開くと、だいたい打ちのめされるのだ。山が深い。海も深い。県と県のあいだに渦潮が巻いていて、橋を渡らないと美術館にたどり着けない島まである。普通の旅行先は「行き先」を決めれば終わるが、四国は「どの県から攻めるか」で旅の性格がまるごと変わってしまう。

そこで僕は、四国の宿を朝まで調べ倒した。愛媛・香川・徳島・高知の4県ぶん、観光地と、そのそばで泊まれる実在の宿を片っ端から照らし合わせる作業である。気づいたら窓の外が明るかった。秘境の吊り橋から世界の名画まで、四国は守備範囲が広すぎる。でも、だからこそ1回の旅で全部欲張らないほうが幸せになれる気がしたのだ。

要点: 四国旅行は4県を1度に回るより「2県×2泊3日」が現実的。温泉・アート・秘境・清流から興味で選ぶのがコツ。各エリアに実在の宿を添えたので、興味のある県から組み立てたい人向け。

四国4県のおすすめ観光地と、そばで泊まれる宿

ここからは観光地を1つずつ。各スポットの近くで実際に泊まれる宿を1〜2軒添えていく。宿の特徴は公式サイトや楽天トラベルの情報を参照したもので、僕が泊まったわけではないことだけ先に白状しておく。

1. 道後温泉エリア(愛媛)

愛媛・松山の道後温泉は、日本最古級とされる温泉地である。中心にある道後温泉本館は1894年改築の木造三層楼で、1994年に国の重要文化財に指定された建物だ。公式の案内によると、本館外壁のプロジェクションマッピングは2026年8月31日まで延長中とのこと。湯に浸かる前から夜の建物が映えるのは、ちょっとずるいと思う。

宿の老舗格が道後温泉 ふなや。公式サイトによると創業390余年、源泉100%でエリア屈指の湯量を誇り、子規と漱石が句を詠んだという日本庭園「詠風庭」を持つ。歴史で攻めたい人にはここなのだ。もう少しカジュアルに楽しむなら道後プリンスホテルで、露天・貸切・サウナ付き大浴場に加え、砥部焼の絵付けや讃岐うどん作り体験まである。湯と遊びを両取りしたい人向けである。

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2. 松山城(愛媛)

道後から市内に戻ると松山城がそびえている。現存十二天守のひとつで、ロープウェイやリフトで山上まで上がれるのが地味にありがたい。城下の市街地はコンパクトで、道後温泉と組み合わせて1泊2日にまとめやすいのが愛媛中心部の強みだ。

市街で泊まるなら道後温泉エリアの宿に連泊して市内へ足を伸ばすのが効率的。湯と城をまとめて味わいたい人は、上の道後の宿から選ぶのが結局いちばんラクなのである。

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3. しまなみ海道・大三島(愛媛〜広島)

しまなみ海道は、瀬戸内の島々を橋で結んで愛媛・今治と広島・尾道をつなぐルートだ。自転車で渡れることで世界的に有名で、サイクリストの聖地と呼ばれている。車でも渡れるが、海の上を走る感覚はやっぱり自転車に分があるらしい。

島の途中で泊まるなら大三島のWAKKA(ワッカ)。公式情報によると全室オーシャンビューで、レジデンスからドームテント、トレーラーまで部屋タイプが豊富、レンタサイクルや海上タクシーも揃うサイクリスト配慮型の施設だ。橋を渡る拠点として今治側に泊まるなら、ランドマークタワーの今治国際ホテルが定番である。

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4. 金刀比羅宮・栗林公園(香川)

香川に渡ると、まず「こんぴらさん」こと金刀比羅宮が待っている。海の守護神として親しまれ、本宮まで石段785段、奥社まで1368段。参道の門前町でうどんを食べてから登るか、登ってから食べるか、それが香川での最初の悩みになる。高松市内には大名庭園の栗林公園もあり、こちらは歩くだけで整う。

拠点はJR高松駅から徒歩1分のJRホテルクレメント高松が便利だ。公式サイトによると瀬戸内海と市街を一望でき、高松空港からのリムジンバスや、ことでん・バスターミナルにも隣接している。香川は移動拠点としても優秀なので、ここを基点に島へ出るのもいい。

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5. 直島・地中美術館(香川)

高松港からフェリーで渡る直島は、島まるごとが現代アートの舞台だ。中核の地中美術館は2004年開館で、瀬戸内の景観を守るため建物の大半を地下に埋めた安藤忠雄設計。館内にはモネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品が恒久設置されている。自然光だけで観るモネの睡蓮は、口コミでも別格だと評判である。

島に泊まるならベネッセハウス。美術館とホテルが一体化した宿で、「ミュージアム」「オーバル」「パーク」「ビーチ」の4棟がある。公式の案内では予約システムが2026年8月1日宿泊分から変わる旨が出ているので、計画前に最新情報を確認したい。アートに本気で浸かりたい人にはここなのだ。

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6. 鳴門の渦潮・大塚国際美術館(徳島)

徳島の入口、鳴門は「渦潮」と「世界の名画」が同居する不思議な場所だ。渦潮は干潮・満潮の前後1〜2時間が見ごろで、観潮船で間近まで寄れる。すぐそばの大塚国際美術館は、世界26カ国190余の美術館が所蔵する約1000点の西洋名画を、陶板で原寸大に再現した日本最大級の陶板名画美術館である。本物ではないのに「全部観られる」という発想が振り切れていて好きだ。

泊まるならアオアヲナルトリゾート。公式情報によると大塚国際美術館から車で5分、全208室から大鳴門橋を望み、天然温泉と5つのレストランを備える。渦と名画を1日で巡って、夜は橋を眺めて温泉、という欲張りプランが組めるのだ。

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7. 祖谷のかずら橋・大歩危(徳島)

同じ徳島でも、内陸へ入ると景色が一変する。祖谷は日本三大秘境のひとつ。シラクチカズラで編んだ長さ45mのかずら橋は国の重要有形文化財で、14m下の川面が足元から透けて見える。スリル満点というか、正直ちょっと足がすくむ。隣接する大歩危峡は遊覧船で巨岩の渓谷を下れる。

宿は秘境の一軒宿ホテル祖谷温泉が名物で、専用ケーブルカーで170m下った谷底に自噴源泉かけ流しの露天風呂がある。かずら橋のすぐ近くがよければ新祖谷温泉 ホテルかずら橋で、こちらはケーブルカーで登る天空露天風呂が看板だ。下る湯と登る湯、好みで選べるのが祖谷の面白いところである。

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8. 桂浜・高知城(高知)

高知市は、坂本龍馬像が太平洋を見つめる桂浜と、城下町の高知城がセットで楽しめる。桂浜は月の名所、高知城は天守と本丸御殿がともに現存する貴重な城だ。市街には日曜市やひろめ市場もあって、観光と食が徒歩圏でつながっているのがありがたい。

城下の老舗なら城西館。公式情報によると1874年創業で、高知城下町を見下ろすパノラマ露天風呂を備える。観光拠点として動きやすさを取るなら、帯屋町商店街に面したリッチモンドホテル高知が便利で、高知城やひろめ市場が徒歩圏、桂浜へも車でアクセスしやすい。歴史宿か機動力か、ここでも好みが分かれる。

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9. 四万十川(高知)

「日本最後の清流」と呼ばれる四万十川は、川そのものが観光地だ。屋形船やカヌー、沈下橋めぐりで、ゆっくり流れる時間を味わうのが正解。高知市からは少し距離があるので、川沿いに1泊して朝霧を見るのがおすすめである。

川を見下ろす立地ならホテル星羅四万十。公式情報によると総合観光施設「カヌー館」まで徒歩5分で、夕食は四万十川産の食材を使った旬の味が並ぶ。市街に近い拠点がよければ新ロイヤルホテル四万十で、清流まで徒歩約8分、新安並温泉の大浴場付きだ。清流に張り付くか、街と両取りするかの二択である。

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四国エリア別 観光・宿 比較一覧

エリア 主な見どころ おすすめ宿 予約
道後温泉・松山 愛媛 道後温泉本館・松山城 道後温泉 ふなや/道後プリンスホテル 宿を探す:楽天トラベル →じゃらん →一休.com →るるぶトラベル →
しまなみ海道 愛媛 島々を結ぶ橋・サイクリング WAKKA 大三島/今治国際ホテル 宿を探す:楽天トラベル →じゃらん →一休.com →るるぶトラベル →
高松・こんぴら 香川 金刀比羅宮・栗林公園 JRホテルクレメント高松 宿を探す:楽天トラベル →じゃらん →一休.com →るるぶトラベル →
直島 香川 地中美術館・現代アート ベネッセハウス 宿を探す:楽天トラベル →じゃらん →一休.com →るるぶトラベル →
鳴門 徳島 渦潮・大塚国際美術館 アオアヲナルトリゾート 宿を探す:楽天トラベル →じゃらん →一休.com →るるぶトラベル →
祖谷・大歩危 徳島 かずら橋・大歩危峡 ホテル祖谷温泉/新祖谷温泉 ホテルかずら橋 宿を探す:楽天トラベル →じゃらん →一休.com →るるぶトラベル →
高知市 高知 桂浜・高知城 城西館/リッチモンドホテル高知 宿を探す:楽天トラベル →じゃらん →一休.com →るるぶトラベル →
四万十 高知 四万十川・屋形船 ホテル星羅四万十/新ロイヤルホテル四万十 宿を探す:楽天トラベル →じゃらん →一休.com →るるぶトラベル →

旅行スタイル別おすすめTOP3エリア

9スポットも並べておいて何だが、四国は1回で全部回るより、興味で絞ったほうが満足度が高いと思う。最後に旅のタイプ別で3つだけ推しておく。

第1位|温泉でとことん癒やされたい人 → 道後温泉(愛媛)
歴史ある湯と松山城がセットで、初めての四国にも組みやすい。迷ったらまずここから攻めるのが王道なのだ。
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第2位|アートと島時間に浸りたい人 → 直島・地中美術館(香川)
高松を拠点にフェリーで島へ。自然光のモネや安藤建築は、写真より現地で観てこそ価値があると評判である。
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第3位|秘境と非日常を味わいたい人 → 祖谷のかずら橋(徳島)
谷底の露天風呂とスリル満点の吊り橋。日常から完全に離れたい人にはこれ以上ない逃避先だ。知らんけど。
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よくある質問

Q. 四国旅行は何泊がおすすめ?

A. 4県すべてを1度に回ると移動だけで疲れてしまうので、「2県×2泊3日」が現実的だ。たとえば愛媛+香川、徳島+高知のように地理が近い県をペアにすると無理がない。じっくり派は1県集中で2泊するのもいい。

Q. 四国はレンタカーが必要?

A. 道後温泉・高松・高知市など主要都市は鉄道とバスでも回れるが、しまなみ海道・祖谷・四万十・桂浜といった郊外スポットは公共交通の本数が少ない。秘境や清流を狙うならレンタカーが圧倒的に動きやすい。直島はフェリー+島内バスやレンタサイクルで完結する。

Q. ベストシーズンはいつ?

A. 全体に過ごしやすいのは春(4〜5月)と秋(10〜11月)。祖谷や大歩危の渓谷は新緑と紅葉が見ごろになる。夏はしまなみ海道のサイクリングや四万十川の川遊びが気持ちいいが、暑さ対策は必須。冬は秘境の宿の雪見露天という渋い楽しみ方もある。

Q. 予算の目安は?

A. 宿のグレードで大きく変わる。四万十エリアのホテルは公式情報で素泊まり6,000〜8,000円台、2食付1万円台からと手が届きやすい一方、ベネッセハウスや老舗温泉旅館はハイグレード帯になる。シティホテル中心なら1泊1〜2万円前後、温泉旅館やリゾートを混ぜると予算は上がると見ておきたい。最新の料金は予約サイトで確認を。

Q. 効率のいい周遊ルートは?

A. 鉄道なら高松を玄関口に、瀬戸大橋経由で本州とつなぐルートが組みやすい。愛媛から入るなら松山空港、高知狙いなら高知龍馬空港が便利だ。県をまたぐ横移動は山越えで時間がかかるため、ペアにする2県は地理的に隣接させるのが鉄則である。

Q. 子ども連れでも楽しめる?

A. 楽しめる。大塚国際美術館は名画を間近で触れられるユニークさで子どもにも好評で、渦潮の観潮船や四万十川のカヌー・屋形船も家族向けだ。かずら橋はスリルがある分、小さい子は手をしっかりつないで渡りたい。

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