【2026年版】タイヤチェーン比較5選|カーメイト/ソフト99/AutoGo 冬の高速道路×装着時間×金属と非金属

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雪と関係ない土地に住んでいると、タイヤチェーンなんて数十年に一度も出番のない装備に思える。ところが2020年の関越自動車道の立ち往生、2024年の東北道の大雪、直近だと2026年1月の中央道の雪塊立ち往生と、「まさかの1回」が数年おきに起きているのが日本の高速道路事情だ。冬タイヤ規制のかかった区間では、スタッドレスを履いていてもチェーン規制で足止めされることがある。hikaku-manである。2026年9月時点で楽天とAmazonに実在する非金属タイヤチェーン5モデルを、装着時間・素材(樹脂/ゴム/布)・対応タイヤサイズ・重量の4軸で並べ直した。0.5〜3万円帯の乗用車〜SUV向けに絞ってある。

この記事の結論

  • タイヤチェーンは金属と非金属(樹脂/ゴム/布)の2系統。近年は装着の速さと静粛性で非金属が主流
  • 年に1〜2回の緊急用途で選ぶならカーメイト バイアスロン QE7。装着時間3分・非金属定番
  • ミニバン・大型セダン向けならカーメイト QE12、SUV・大径ホイール車ならQE20と同シリーズの上位サイズ
  • とにかく軽くて小さいのを1組積んでおきたいならソフト99 KK-31 救急隊ネット。布製で最軽量クラス
  • コスパ重視でシーズン1回のスキー旅行程度ならAutoGo 非金属タイヤチェーン。5,000〜8,000円帯

タイヤチェーンの選び方3つのポイント

タイヤチェーンは「値段よりまず自分の車のタイヤサイズに合うかどうか」で決まる。同じ非金属チェーンでも、対応サイズを外すと装着すらできない。次の3点を先に押さえておくと迷わなくなる。

1. 自分のタイヤサイズに対応しているか

タイヤの側面に刻印された「215/60R17」のような数値が対応サイズの起点になる。カーメイト バイアスロンのQEシリーズは番号ごとに対応サイズが違い、QE7は165〜195mm幅の軽・コンパクト向け、QE12は195〜225mm幅のセダン・ミニバン向け、QE20は235〜275mm幅のSUV・大型車向けと分かれる。ソフト99 KK-31(救急隊ネット)は185〜235幅対応でカバー範囲が広く、AutoGoは165〜265mm幅対応で軽〜SUVまで1組でカバーする守備範囲の広さを売りにしている。買う前に必ず車検証か側面刻印で自分のサイズを確認する。

2. 装着時間と装着の難しさ

大雪でチェーン規制がかかると、路肩でジャッキアップも不要で装着できる速さが命綱になる。カーメイト バイアスロン QEシリーズは「ジャッキ不要・3〜5分」を売りにしており、樹脂ネットを路面に置いてタイヤを乗せ上げて留めるだけで装着完了する。ソフト99 KK-31は布製カバーで、こちらもジャッキ不要でタイヤに被せて留めるだけの構造だ。金属のはしごチェーンは強度と切削力に振っているが、装着に10〜20分と時間がかかり、初めての人がマイナス5度の吹雪の中で装着できるかというと現実的ではない。

3. 静粛性・振動と対応時速

チェーン装着中の走行はどれも時速30〜50km制限がかかる。非金属チェーン(樹脂)は金属に比べ振動が小さく、路面がドライになった区間でも短距離ならそのまま走れる余裕がある。布製の救急隊ネットは静粛性が最も高いが、乾いたアスファルトを長く走ると布が摩耗して寿命が短くなる。金属チェーンは切削力と価格の安さで一部の業務用に残っているが、家庭用の緊急用途では現実的な選択肢から外れつつある。

タイヤチェーン 比較表5選

5モデルを一覧にした。価格は2026年9月時点の実売の目安、対応サイズは公式仕様値である。装着時間はメーカー公称の目安で、初回は倍程度の時間がかかることが多い。

順位 製品 素材 対応サイズ 装着時間目安 重量 実勢価格 購入
1位 カーメイト バイアスロン QE7 樹脂ネット 165〜195mm幅 3〜5分 約3.7kg 1〜2万円
2位 カーメイト バイアスロン QE12 樹脂ネット 195〜225mm幅 3〜5分 約4.0kg 1.5〜2.5万円
3位 ソフト99 KK-31 救急隊ネット 布製ネット 185〜235mm幅 2〜4分 約1.2kg 0.8〜1.2万円
4位 カーメイト バイアスロン QE20 樹脂ネット 235〜275mm幅 3〜5分 約5.0kg 2〜3万円
5位 AutoGo 非金属タイヤチェーン 樹脂スパイク 165〜265mm幅 3〜5分 約1.5kg 0.5〜0.8万円

タイヤチェーン おすすめランキング5選

1位 カーメイト バイアスロン QE7 — 軽・コンパクト向け非金属定番

カーメイト バイアスロン QE7 タイヤチェーン 非金属

カーメイトのバイアスロン クイックイージーは、日本の乗用車チェーン市場で最も名前が挙がる非金属定番シリーズだ。その軽自動車〜コンパクトカー向けサイズがQE7で、165〜195mm幅のタイヤに対応する。軽・ヤリス・アクア・ノート・フィットあたりまでカバーする守備範囲で、日本の道路交通法に基づくチェーン規制対応品としてJASAA認定を取得している。装着はジャッキ不要で樹脂ネットを路面に広げ、車をゆっくり乗せ上げてラチェット式ジョイントで留めるだけ。3〜5分の作業でチェーン規制区間を抜けられる。年に1〜2回、スキー・スノーボードの遠征時だけ必要という使い方には価格・重量・装着性のバランスが最も良い。

  • 165〜195mm幅対応で軽自動車〜コンパクトカーの守備範囲が広い
  • JASAA認定でチェーン規制区間を通過できる
  • ジャッキ不要・3〜5分で装着完了する樹脂ネット構造
  • カーメイトの流通の強さで年末年始のホームセンター店頭でも入手しやすい

向いてる人: 軽自動車〜コンパクトカーで年1〜2回の雪道遠征用途。JASAA認定が必要な人。

向いてない人: ミニバン・セダン・SUVに乗る人(サイズ的に非対応・上位QE12/QE20へ)。

2位 カーメイト バイアスロン QE12 — セダン・ミニバンの標準サイズ

カーメイト バイアスロン QE12 タイヤチェーン 非金属

QE7の中〜大型車向け上位モデル。195〜225mm幅のタイヤに対応し、プリウス・カローラ・セレナ・ノア・ヴォクシー・アルファードあたりの主流サイズをカバーする。基本設計はQE7と同じで、ジャッキ不要・3〜5分装着・JASAA認定という3点セットは維持されている。約4.0kgと乗用車チェーンとしては軽量で、ラゲッジに常備しておいても場所を取らない。QE7同様、年末年始の在庫は毎年12月に細ることがあるので、必要になる前の秋のうちに買っておくのが正解だ。

  • 195〜225mm幅対応でセダン・ミニバンの主流サイズをカバー
  • QE7と同じ設計思想で装着手順を統一できる
  • JASAA認定・チェーン規制区間対応
  • 約4.0kgで乗用車用としては軽量・ラゲッジ常備向き

向いてる人: セダン・ミニバン・ステーションワゴンに乗る人。家族用車のチェーン用途。

向いてない人: 軽自動車(QE7で足りる)・SUV/大型車(QE20の帯へ)。

3位 ソフト99 KK-31 救急隊ネット — 布製の最軽量オプション

ソフト99 KK-31 タイヤチェーン 救急隊ネット 非金属

ソフト99の布製タイヤチェーン。185〜235mm幅対応で、ほとんどの乗用車に1組でカバーする守備範囲を持つ。最大の特徴は約1.2kgという圧倒的な軽さと、コンパクトに収納できるサイズ感で、SUVのラゲッジではなくトランクの片隅や助手席の下にでも常備できる。装着は布を広げてタイヤに被せて留めるだけで、初回でも2〜4分で完了する。ただし、乾いたアスファルトを長距離走ると摩耗が早く、金属チェーンや樹脂ネットに比べれば寿命は短めだ。ドライ路面が続く区間ではなるべく外し、雪・凍結区間だけで使うのが長持ちさせるコツになる。

  • 約1.2kgの軽量・コンパクト収納でラゲッジを圧迫しない
  • 185〜235mm幅対応で乗用車の主流サイズをほぼカバー
  • 布製で静粛性が高く、金属チェーンより振動が少ない
  • 装着2〜4分で緊急時のスピード対応に強い

向いてる人: 荷室に常備しておきたい人。都市部で稀にチェーン規制に遭う人。

向いてない人: 山間部で長距離チェーン走行する人(布は摩耗が早い)。JASAA必須の人。

4位 カーメイト バイアスロン QE20 — SUV・大型車向け

カーメイト バイアスロン QE20 タイヤチェーン 非金属 SUV

バイアスロン QEシリーズのSUV・大型車向け上位サイズ。235〜275mm幅のタイヤに対応し、ハリアー・エクストレイル・ランドクルーザー・アルファード等の大径ホイール車をカバーする。約5.0kgと重めだが、SUVの重量に耐える駆動力を出すためには樹脂ネットの厚みが必要で、この重さは必然だ。装着方法はQE7・QE12と共通で、ジャッキ不要・3〜5分。JASAA認定でチェーン規制区間も通過できる。SUVのラゲッジは容量に余裕があるので、常備しても邪魔にならない。冬に山間部への出張がある人には、この上位サイズが安心感を大きく変える。

  • 235〜275mm幅対応でSUV・大型車の大径ホイールをカバー
  • QE7・QE12と共通の装着手順で家族車と揃えられる
  • JASAA認定・チェーン規制区間対応
  • SUVの車重に耐える樹脂ネットの厚み

向いてる人: SUV・大型ミニバン・ランクル系に乗る人。冬に山間部出張がある人。

向いてない人: 軽・コンパクト・セダンに乗る人(QE7/QE12で十分・オーバースペック)。

5位 AutoGo 非金属タイヤチェーン — シーズン1回のコスパ枠

AutoGoの非金属タイヤチェーンは、5,000〜8,000円という価格帯でカーメイト バイアスロンの半額以下という位置づけ。165〜265mm幅と守備範囲が広く、軽自動車から普通車のSUVまで1組でカバーできる仕様を売りにしている。樹脂スパイク型で、6枚1セットを4輪駆動なら4本、2WDなら駆動輪の2本に装着する。JASAA認定は取得していないため、法令で「JASAA認定チェーン」を明示要求する規制区間では使えないケースがあるが、緊急脱出用のスペアとしてラゲッジに1組入れておく用途としては選択肢になる。年に1回のスキーだけ、というライトユーザー向けの位置づけだ。

  • 5,000〜8,000円で非金属チェーンに手が届く低価格帯
  • 165〜265mm幅対応で軽〜SUVまで1組でカバー
  • 約1.5kgと軽量でラゲッジ常備しやすい
  • 緊急脱出用スペアとして持っておく用途に向く

向いてる人: 予算を抑えたい人。年1回のスキー・スノーボード遠征程度の使用頻度。

向いてない人: JASAA認定が要件のチェーン規制区間を頻繁に通る人。長期耐久を求める人。

用途別の選び分け

5モデルを並べたところで、実際どれを買うかは自分の車のタイヤサイズと年間の使用頻度で決まる。以下、目的別に候補を絞っておく。

軽自動車・コンパクトカー・年に1〜2回の雪道遠征

カーメイト バイアスロン QE7が定番。JASAA認定・装着3〜5分・非金属の3点で、初めての1組として失敗しない選択。予算を絞りたければAutoGoを緊急スペアとして1組でもいい。

セダン・ミニバン・ステーションワゴン

カーメイト バイアスロン QE12が主流サイズをカバー。年末年始の帰省・スキー遠征のいずれにも使える汎用性がある。ソフト99 KK-31(布製)と組み合わせて、荷室に軽量スペアを追加しておくと安心感が跳ね上がる。

SUV・大型ミニバン

カーメイト バイアスロン QE20が大径ホイールに対応する上位サイズ。SUVの車重を支える樹脂ネットの厚みが確保されている。ランクル・アルファード・ハリアーあたりで山間部を走るなら、この帯を選ぶ。

ラゲッジを圧迫したくない・都市部で稀にチェーン規制

ソフト99 KK-31 救急隊ネットが最軽量枠。1.2kgでトランクの片隅に常備でき、装着2〜4分と最速クラス。都市部でたまに雪が降る程度の使用頻度なら、これ1組でも実用に耐える。

まとめ 迷ったらこの3組

ここまで5モデルを見てきたが、実際にAmazonや楽天のカートに入れる段階で迷うと思う。3年後もこの記事を見返したときに後悔が少ない選び方として、TOP3を再掲する。

1位 カーメイト バイアスロン QE7: 軽・コンパクトの非金属定番。JASAA認定で規制区間対応。

2位 カーメイト バイアスロン QE12: セダン・ミニバンの主流サイズ。QE7と共通設計で家族車と揃う。

3位 ソフト99 KK-31 救急隊ネット: 布製で最軽量・トランク常備の緊急スペア枠。

よくある質問

スタッドレスタイヤを履いていればチェーンは不要ですか

大雪特別警報下の「チェーン規制区間」ではスタッドレスでも通行不可になる。国土交通省がチェーン規制区間として指定した13区間(2018年12月〜運用開始)では、金属または非金属の「チェーン装着」が必須で、スタッドレス単体では通行できない。念のためチェーンを1組積んでおくのは、雪国以外の地域でも保険として有効である。

チェーン規制でJASAA認定は必須ですか

チェーン規制の告知区間では「JASAA認定チェーン」の装着を求めるケースが多い。カーメイト バイアスロン QEシリーズ・ソフト99 KK-31はJASAA認定を取得している。無認定の海外製非金属チェーン(AutoGo等)は、通常の雪道走行では使えるが、規制区間の通過は非対応と考えたほうが安全だ。

装着はどれくらい難しいですか

非金属チェーンは各社が「ジャッキ不要・3〜5分」を売りにしている。ただし、初回の装着は倍以上の時間がかかることが多いので、購入直後に自宅駐車場で必ず1度練習しておくのがおすすめ。マイナス5度の吹雪の中で初回装着というのは現実的ではない。

2輪だけの装着で足りますか

足りる。前輪駆動車(FF)は前輪2本、後輪駆動車(FR)は後輪2本、4WDでも駆動配分の主軸となる2本に装着すれば、チェーン規制区間の通行要件は満たす。ただし、雪道でのハンドル操作性・制動性を考えると、時間に余裕があれば4輪装着したほうが安全である。

金属チェーンと非金属チェーンはどちらを選ぶべきですか

家庭用の緊急用途なら非金属を選ぶ。金属は切削力が高い代わりに、装着が難しく、乾いたアスファルトで金属音の振動が大きく、時速30km制限を守らないと切れる。非金属は装着が速く、静粛性も高い。金属の出番は業務用途か、豪雪地帯で凍結アスファルトを長距離走る特殊なケースに限られる。

チェーンはどれくらいの期間使えますか

年に1〜2回の使用頻度なら、樹脂ネットは5〜10シーズン、布製は3〜5シーズンが目安。金属チェーンは寿命が長いが、樹脂ネットも保管次第で長持ちする。使い終わったら泥・塩化カルシウムを水で洗い流し、乾かしてから箱に戻して直射日光の当たらない場所に保管するのが基本。塩害でリンクの金属部品が錆びるとJASAA認定でも交換対象になる。

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