【2026年版】電動落ち葉ブロワー・充電式ガーデンブロワー比較10選|マキタ/HiKOKI/リョービ/BOSCH 戸建て駐車場と庭の秋掃除

電動落ち葉ブロワー ガーデンブロワー 比較 ガジェット・暮らし
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10月下旬、戸建ての駐車場は一晩で落ち葉に埋まる。竹ぼうきで30分かけて掃き集めても、翌朝には振り出しに戻っている。hikaku-manである。2026年8月時点で買える電動落ち葉ブロワー・充電式ガーデンブロワー10モデルを、電源方式・風量・風速・重量の4軸で並べ直した。

高圧洗浄機でも掃除機でもない。落ち葉と砂ぼこりを風圧で一箇所に寄せ集める、庭と駐車場のための専用機に絞って並べている。水で流す高圧洗浄機は排水の行き先が要るし、屋内用の掃除機は屋外の砂利に歯が立たない。守備範囲がそもそも違う道具だ。

価格帯は4千円台から5万円台まで開いている。この幅は性能差というより、電源方式の差である。ここを取り違えると「安く買ったのにコードが届かない」「高く買ったのに重くて出さなくなる」という失敗が起きる。

  • 最初の分岐は電源方式である。AC100Vはパワーと価格で有利、充電式は取り回しで有利、エンジン式は広さで有利になる
  • 風量(m³/min)は動かせる葉の量、風速(m/s)は貼りついた葉を剥がす力。濡れ落ち葉が相手なら風速、量が相手なら風量を見る
  • 充電式を選ぶなら手持ちの電動工具とバッテリーを揃える。本体のみ購入なら1万円台、バッテリー込みなら3万円級に跳ね上がる
  • 吹き飛ばした先を考えていないと二度手間になる。集じん機能付きなら吸い込んでダストバッグに回収できる
  • 住宅地では騒音が最大の制約になる。エンジン式は100dBを超えるモデルもあり、使う時間帯の配慮が要る

比較一覧表

まず10モデルを並べる。価格は2026年8月時点の実売の目安で、充電式は原則「本体のみ」の価格である。風量・風速はメーカー公表値を拾ったもので、測定条件は各社で異なるため厳密な横並び比較には使えない点に注意してほしい。

順位 製品名 価格帯(実売目安) 電源方式 風量(m³/min) 風速(m/s) リンク
1位 マキタ 充電式ブロワ UB185DZ 約1.2〜1.8万円 18V充電式 0〜3.2 最大98
2位 HiKOKI コードレスブロワ RB36DA 約2〜3万円 36Vマルチボルト 最大約13.0 最大約53
3位 マキタ ブロワ UB1103 約1〜1.5万円 AC100V 0〜4.1 0〜91
4位 京セラ(旧リョービ)ブロワ BL-3500V 約6千〜1万円 AC100V 1.7〜3.5 公表なし(風圧5.5kPa)
5位 HiKOKI コードレスブロワ RB18DC 約1.5〜2.2万円 18V充電式 0〜3.5 3段変速+無段変速
6位 マキタ 充電式ブロワ MUB363DZ 約2.5〜3.5万円 36V(18V×2) 最大13.4 最大65
7位 BOSCH コードレスガーデンブロワ ALB 18 LI 約1〜1.8万円 18V充電式 公表なし 最大58
8位 アイリスオーヤマ 充電式ブロワ JB181 約8千〜1.3万円 18V充電式 6段階調節 公表なし
9位 高儀 EARTH MAN 風量調節ブロワ BW-650SCB 約4千〜7千円 AC100V 最大約2.3 公表なし(風圧3.9kPa)
10位 ゼノア ハンディエンジンブロワ HBZ260EZ 約4〜5.5万円 エンジン(25.4cm³) 最大13 最大70

価格の主戦場は1万〜2万円である。AC100V機は6千〜1.5万円、充電式は本体のみで1〜3万円、エンジン式は4万円超。充電式でバッテリーと充電器を新規に揃えると、本体価格に1.5万円前後が上乗せされる。

電動落ち葉ブロワー・充電式ガーデンブロワーおすすめランキング

1位 マキタ UB185DZ — 18V・1.8kgで風速98m/s、秋掃除の総合本命

マキタの18V充電式ブロワ。質量1.8kgで風量0〜3.2m³/min、ノズル装着時の風速は最大98m/sに達する。実売は本体のみで1.2〜1.8万円。

1位に置いた理由は、戸建ての駐車場と庭という用途に対して過不足がないからである。18Vクラスで98m/sという風速は、アスファルトに貼りついた濡れ落ち葉を剥がすのに効く数字だ。3段階のダイヤル調整と無段変速を併用でき、砂利の上では弱く、コンクリートでは強くと切り替えられる。ダストバッグを付ければ集じん作業にも回せる。マキタ18Vバッテリーを既に持っているなら、本体のみで買えるぶん実質コストが最も低くなる。

2位 HiKOKI RB36DA — 36Vで風量13m³/min、コードレスのまま量を捌く

HiKOKIのマルチボルト36Vコードレスブロワ。最大風量は約13.0m³/minで、エンジン式に迫る量を電池で出す。質量3.5kg、実売2〜3万円。

1位との違いは風速ではなく風量である。広い面積の枯れ葉をまとめて動かすなら、必要なのは細い強風より太い風だ。ブラシレスモーターとアキシャルファンの組み合わせで、コードレスでありながら大風量を成立させている。敷地が広い戸建てや、駐車場が2台分以上ある家庭ではこちらが噛み合う。3.5kgあるので片手で長時間振り回す使い方には向かない。

3位 マキタ UB1103 — 電源が取れるならコスパで敵なし

マキタのAC100Vブロワ。消費電力600Wで風量0〜4.1m³/min、風速0〜91m/s、質量1.8kgという数字を1〜1.5万円で出してくる。

充電式より順位を下げたのはコードの制約があるからで、性能そのものは価格に対して破格である。バッテリー切れがないので、落ち葉のピーク期に1時間連続で回しても止まらないのは大きい。屋外コンセントが駐車場側にあるか、延長コードを引ける動線かを先に確認してほしい。フレキシブルホースとダストバッグが標準で付くため、集じん用途にも切り替えられる。

4位 京セラ(旧リョービ)BL-3500V — 1.7kgの軽さと1万円以下の価格

京セラ(旧リョービ)のAC100Vブロワ。質量1.7kgと本記事で最軽量、風量1.7〜3.5m³/minを無段変速で調節でき、実売は6千〜1万円である。

「まず1台試したい」層に最も勧めやすい価格と重量の組み合わせだ。回転数8,000〜16,000min⁻¹の範囲で絞れるため、花壇の周りでは弱く、砂利の駐車場では強くという使い分けができる。旧リョービの園芸用具は流通量が多く、ホームセンターでも入手しやすい。コードがある前提の道具なので、屋外電源がない環境なら8位のアイリスオーヤマへ振り替える。

5位 HiKOKI RB18DC — 18Vクラスの風量を底上げした現行機

HiKOKIの18Vコードレスブロワ。風量0〜3.5m³/minで、従来モデル比で風量は約60%増、振動は約25%減とされる。実売1.5〜2.2万円。

強・中・弱の3段切り替えに加えて変速スイッチを持ち、片手で出力を触りながら作業できる。HiKOKIの18Vバッテリーを持っているなら、マキタ機と迷わずこちらで揃える方が合理的である。バッテリー資産がない状態から新規に買うと本体+電池+充電器で3万円級になるため、その場合は3位・4位のAC機の方が総額は軽い。

6位 マキタ MUB363DZ — 吹くだけで終わらせない集じん機能付き

マキタの36V(18V×2)充電式ブロワ。最大風量13.4m³/min・最大風速65m/sに加えて集じん機能を備え、バキュームキット付きのMUB363DZVも選べる。質量4.1kg、実売2.5〜3.5万円。

本機の価値は「吹き飛ばした後」にある。集めた葉を吸い込んでダストバッグに回収できるため、袋詰めの工程が一体化する。ブロワだけだと結局しゃがんでちりとりで拾うことになり、そこが一番腰にくる。ただし4.1kgは軽くない。6.0Ahバッテリー使用時の作業時間は最大風速で約12分、最低風速なら約84分という公表値で、強で使い続ける前提なら予備電池が要る。

7位 BOSCH ALB 18 LI — 収納しやすい細身のガーデン向け

BOSCHの18Vコードレスガーデンブロワ。最大風速58m/s、質量1.8kg、チューブが取り外せて狭い物置にも収まる。実売1〜1.8万円。

プロ工具系の2機種と違い、最初から庭仕事を想定した設計になっている。BOSCHのDIY・ガーデン18Vシリーズとバッテリーを共用できるため、同社の芝生バリカンや剪定工具を持っているなら組み合わせが効く。風量の公表値がなく、落ち葉の量を一気に動かす用途では2位・6位に劣る。庭木まわりの軽い掃除が主戦場である。

8位 アイリスオーヤマ JB181 — バッテリー込みで1万円前後の入門枠

アイリスオーヤマの18V充電式ブロワ。質量1.8kg(電池含む)、風量6段階・角度3段階の調節を持ち、最小風量なら連続約50分動く。実売8千〜1.3万円。

この価格帯でリチウムイオン電池と充電器が同梱される点が効いている。プロ工具メーカー機は本体のみ表示のため、バッテリー資産ゼロから始めるなら実質の総額はこちらが安い。充電時間は約60分。安全スイッチと運転スイッチの同時押しで起動する設計で、物置に置いても誤作動しにくい。連続50分という数字は最小風量時なので、強で使うと当然もっと短くなる。

9位 高儀 EARTH MAN BW-650SCB — 年に数回なら十分な最安帯

高儀のAC100V変速ブロワ。消費電力650W・最大風量約2.3m³/min・質量約2.1kgで、実売は4千〜7千円と本記事で最も安い。

風量は上位機の半分程度だが、玄関まわりと駐車場1台分を年に数回掃く程度なら足りる水準ではある。定格使用時間が30分と明記されているタイプなので、長時間の連続運転を前提にした道具ではない点は理解しておきたい。毎週使う予定があるなら3位・4位まで上げる方が結果的に長持ちする。

10位 ゼノア HBZ260EZ — 敷地が広いならエンジン、ただし騒音104dB

ゼノアの25.4cm³ハンディエンジンブロワ。風量13m³/min・最大風速70m/s・質量4.1kgで、実売4〜5.5万円。バッテリー残量という概念がなく、燃料を継ぎ足せば動き続ける。

最下位にしたのは性能不足ではなく、住宅密集地との相性である。公表騒音値は104dB(A)で、これは電動機とは桁が違う音量になる。広い敷地・農地・別荘地のように隣家との距離が確保できる環境でこそ本領を発揮する。逆にその条件が揃うなら、充電式では届かない作業量を1台でこなせる。使用時は防音保護具の着用と、近隣への時間帯配慮が前提になる。

選び方チェックリスト

  • 電源方式を置き場所と敷地で決める。屋外コンセントがあるならAC100V(安い・止まらない)、駐車場まで電源が届かないなら充電式、敷地が数百坪あるならエンジン式という順で当てはめる
  • 風量と風速のどちらが要るかを見極める。乾いた落ち葉を広い面積で動かすなら風量(m³/min)、雨上がりに貼りついた葉や砂を剥がすなら風速(m/s)が効く
  • 充電式はバッテリー互換を最優先する。マキタ18V・HiKOKI18V/36V・BOSCH18Vはそれぞれ独立規格で、既に持っている系列に合わせるだけで実質1.5万円前後の差になる
  • 集じんバッグの有無で作業工程が変わる。吹き飛ばすだけの機種は最後に手で集める必要があり、集じん機能付き(本記事では3位・6位)は吸引して袋に回収まで一体化できる
  • 重量は1.8kg前後を基準にする。手持ちで30分振り回すと2kgと4kgの差ははっきり出る。大風量機は重いので、片手保持ではなく肩掛けや両手保持の可否も確認する
  • 騒音値(dB)を必ず確認し、使用時間帯に配慮する。エンジン式は100dBを超えるモデルがあり、電動機でもそれなりの作動音は出る。住宅地では早朝・夜間・日曜の午前を避け、平日日中や土曜昼といった時間帯に寄せるのが現実的である
  • 吹き飛ばした先を先に決めておく。隣家の敷地や道路側へ飛ばすとトラブルの原因になる。自分の敷地内の一点に集める動線を組んでから電源を入れる

安全面では、砂利や小石を巻き上げるため保護メガネの着用が前提になる。エンジン式や大風量の充電式は防音保護具も併せて用意しておきたい。

まとめ TOP3

10モデルから、置かれた環境別に3機種へ絞ると次の通りである。

よくある質問

Q. 充電式とAC電源式、結局どちらを買うべきですか?

屋外コンセントが作業場所に届くかどうかで決まる。届くならAC100V式が有利である。同じ1万円台でマキタUB1103は風量4.1m³/min・風速91m/sを出し、バッテリー切れで中断することもない。落ち葉のピーク期に1時間続けて作業しても止まらないのは、実務上かなり大きい。一方、延長コードを毎回引き回す手間が発生し、コードが植木や車に引っかかるストレスもある。駐車場まで電源が来ていない、あるいは敷地が広くてコードが届かないなら充電式一択だ。その場合は手持ちの電動工具と同じバッテリー系列で揃えると、本体のみ購入で済む。

Q. 近隣への騒音が気になります。どう配慮すればよいですか?

時間帯の選択が最も効く。早朝・夜間・日曜の午前中は避け、平日日中や土曜の昼に寄せるのが基本である。ブロワは短時間でも作動音が目立つ道具で、特にエンジン式は公表値で100dBを超えるモデルがある(本記事10位のゼノアHBZ260EZは104dB(A))。住宅地なら電動機を選ぶだけで音量条件は大きく変わる。加えて、常に最大風量で回す必要はない。変速機能のある機種で「弱」から始め、必要な場所だけ強くする使い方にすると、音も砂ぼこりも減る。自治体によっては騒音に関する条例や目安が設けられている場合があるため、気になるなら居住地の規定を確認しておくとよい。

Q. 風量と風速、どちらの数字を見ればいいですか?

相手にする落ち葉の状態で変わる。風量(m³/min)は一度に動かせる空気の量、風速(m/s)は一点にかかる力だと考えるとわかりやすい。乾いた落ち葉が広範囲に散っているなら風量が効き、13m³/min級の2位・6位・10位が優位になる。逆に雨上がりでアスファルトに貼りついた葉や、側溝に詰まった砂を剥がすなら風速で、98m/sの1位や91m/sの3位が向く。戸建ての秋掃除は「濡れた葉を剥がす」場面が繰り返し来るため、風速を軽視しない方がいい。なお測定条件はメーカーごとに異なるので、数値は目安として扱ってほしい。

Q. 吹き飛ばした落ち葉は最後どうするのですか?

ここを設計しないと二度手間になる。基本は自分の敷地内の一点(袋を広げた場所や土のスペース)へ向かって寄せていく動線を先に決めることだ。隣家や道路側へ飛ばすのは避ける。集めた後の袋詰めが面倒なら、集じん機能付きの機種を選ぶと吸引してダストバッグに回収するところまで一台で完結する。本記事ではマキタUB1103(フレキシブルホース+ダストバッグ標準付属)とMUB363DZ(バキュームキット付きのDZVあり)が該当する。落ち葉の自治体回収ルールは地域で異なるため、可燃ごみか資源かは居住地の区分に従って処理する。

Q. バッテリーはメーカーで揃えた方がいいですか?

揃えた方がいい。マキタ18V、HiKOKI18V/36Vマルチボルト、BOSCH18Vはいずれも独立した規格で、相互に使い回すことはできない。充電式ブロワは「本体のみ」で売られていることが多く、価格差はここに出る。既にマキタの18Vインパクトドライバーを持っているなら、1位のUB185DZを本体のみ1.2〜1.8万円で追加できる。バッテリー資産がゼロの状態から始めるなら、本体+電池+充電器で3万円級になるため、8位のアイリスオーヤマJB181(電池・充電器同梱で1万円前後)か、そもそもAC100V機を選ぶ方が総額は軽い。将来的に芝生バリカンや剪定工具まで買い足す予定があるなら、その時点で系列を決めておくと後が楽になる。

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