ホームジムとは自宅に筋トレ機器を置いて鍛える環境のこと。総合1位はフレックスベル NUO 可変ダンベル 32kg、1台完結型ならiROTEC DX150。30代・現役ITコンサルのhikaku-manが10機種を比較した。
ジムの月会費を払い続ける金額があればホームジムが組めるのではないか。通勤の往復40分を筋トレに化けさせたい。人目を気にせず追い込みたい。そんな動機で本気の家トレ環境を検討し始めた、ITワーカーの僕である。
ところが調べ始めて最初にぶつかったのは、機器のスペックではなく「その商品、いま本当に売っているのか」という問題だった。よその比較記事に並ぶ型番を追いかけると、廃番だったり、そもそも該当する商品が見つからなかったりする。そこで今回は、Amazonと楽天の公式APIで実在と商品画像を確認できた10機種だけに絞った。名前をよく聞くはずのあの機種が載っていないのは、そういう理由だ。
器具選びで失敗する人は、たいてい「順番」を間違える。重い順ではなく続く順に買うのが正解で、理由は単純である。最初に置いた一台が部屋に馴染まないと、二台目を買い足す前に心が折れるからだ。
以下、10機種を系統×ウェイト上限×設置スペース×商品ページの情報量の4軸で評価していく。評価の根拠はすべてメーカー公表スペックと商品ページの記載であって、僕が実物を組み立てて追い込んだ話ではない。そこは先に断っておく。
- 最初の1台はフレックスベル NUO 可変ダンベル 32kgのような可変ダンベル。メーカー公表で2〜32kgの16段階に変わる
- 1台で種目を増やすならウェイトスタック式のマルチジム。公表値は55kg・63kg・約68kgの3グループに分かれる
- 自重種目の穴を埋めるならWASAI マルチジム ぶら下がり健康器。折りたたむと奥行18cmになる
- 機器より先に寸法・床・搬入経路を確認する。本体95kg級の機種が普通に混ざっている
- 商品ページに外寸とウェイト重量が明記されているかが、そのまま買った後の安心度の目安になる
- ホームジム機器の比較一覧表
- 本気でおすすめできるホームジム機器ランキング10選
- 1位 フレックスベル NUO 可変ダンベル 32kg — 最初の一台で外さないダイヤル式
- 2位 iROTEC DX150 — 1台で完結させるなら、まずここを見る
- 3位 BODYMAKER ホームジム DX 種類以上のトレーニング可能 — 寸法を全部出してくる国内メーカー機
- 4位 WASAI マルチジム ぶら下がり健康器 — 折りたたむと奥行18cm、家トレの穴を埋める
- 5位 BTM マルチホームジム トレーニング ジムマシン — 63kgとプリーチャーパッドで腕まで面倒を見る
- 6位 YHUBHSIS 158x94x206cm — 商品名がそのまま設置寸法という潔さ
- 7位 BODYMAKER ホームジム DX トレーニングマットセット — 床対策まで同じ箱で済ませる版
- 8位 clasimple パワーラック スミスマシン ホームジム — 種目数は多い、が説明文に既視感がある
- 9位 TOP FILM ホームジム トレーニングベンチ ジムマシン — 同じ文面が並ぶ棚で、何を見て選ぶか
- 10位 BARWING ホームジム マルチジム 新モデル — 名前は強い、情報はいちばん少ない
- 選び方ガイド|ホームジム機器の3つの分岐点
- よくある質問
- まとめ|迷ったらこの3台から
ホームジム機器の比較一覧表
まず10機種を並べる。見るべきはウェイトの上限と設置寸法の2つで、ここで置いてからの満足度がほぼ決まる。
商品ページに書かれていない項目は、想像で埋めずに「記載なし」と置いた。空欄の多さもまた、その商品を選ぶときの情報である。
| 画像 | 商品名 | 系統 | ウェイト方式・上限(メーカー公表) | 設置スペース目安 | おすすめ度 | 価格 | 購入 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
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フレックスベル NUO 可変ダンベル 32kg | 可変ダンベル | ダイヤル可変/2〜32kgの16段階 | 半畳ほど | ★★★★★ | – |
28,800円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
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iROTEC DX150 | マルチジム | ウェイトスタック/150ポンド(約68kg) | 省スペース設計(外寸の記載なし) | ★★★★★ | – | |
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BODYMAKER ホームジム DX 種類以上のトレーニング可能 | マルチジム | ウェイトスタック/55kg | 約1畳(W118×D138×H202cm) | ★★★★☆ | – |
59,000円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
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WASAI マルチジム ぶら下がり健康器 | 懸垂スタンド | 自重/耐荷重150kg | 使用時奥行133cm・収納時18cm | ★★★★☆ | – |
13,980円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
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BTM マルチホームジム トレーニング ジムマシン | マルチジム | ウェイトスタック/最大63kg | 畳1畳分(外寸の記載なし) | ★★★★☆ | – |
41,980円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
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YHUBHSIS 158x94x206cm | マルチジム | ウェイトスタック/63kg | 158×94×206cm | ★★★★☆ | – |
45,370円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
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BODYMAKER ホームジム DX トレーニングマットセット | マルチジム+マット | ウェイトスタック/55kg(追加購入不可) | 約1畳(W118×D138×H202cm) | ★★★☆☆ | – |
65,000円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
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clasimple パワーラック スミスマシン ホームジム | ラック/スミス系 | プレート/15lb(6.804kg)×10=約68kg | 記載なし | ★★★☆☆ | – |
42,980円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
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TOP FILM ホームジム トレーニングベンチ ジムマシン | マルチジム | プレート/15lb(6.804kg)×10=約68kg | 記載なし | ★★★☆☆ | – |
42,980円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
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BARWING ホームジム マルチジム 新モデル | ベンチ+ウエイト | 記載なし(要組立) | 記載なし | ★★★☆☆ | – |
37,800円〜楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る → |
並べてみると、マルチジム系のウェイト上限は55kg・63kg・約68kgの3グループにきれいに分かれた。そこ以外の差は、外寸を出しているか、付属バーが何種類か、組み立てにどれだけ持っていかれるか。おおむねその3点に集約される。
そして表を作りながら気づいたのが、「記載なし」が並ぶ列があるという事実だ。外寸を書いていない商品ページは珍しくない。1畳分と言われても、玄関とドアと廊下を通るかは1畳では判定できないのである。
本気でおすすめできるホームジム機器ランキング10選
1位 フレックスベル NUO 可変ダンベル 32kg — 最初の一台で外さないダイヤル式

家トレの話になると真っ先に名前が挙がる、ダイヤル式の可変ダンベル。今回10機種を並べて、結局これが1位から動かなかった。理由は性能というより「置ける」ことにある。
メーカー公表のスペックでは、片手で重量を変更でき、プレートの付け外しをせずに6〜9通りのトレーニングが回せるとされる。32kgモデルは2kg刻みで2kgから32kgまでの16段階、20kgモデルは2kgから20kgまでの10段階。ベースユニットに置いてハンドルを回すだけ、という説明である。
商品ページによると、正規代理店扱いで2年間の保証が付く。可動部を持つ器具で保証年数が明示されているのは、判断材料として素直にありがたい。
効いてくるのは省スペース性だ。1本で最大9種類分のダンベルに相当するとされていて、床に鉄の塊が並ばない。ダンベルラックを置く前提で部屋を考えなくていいのは、想像以上に大きい。
- 重量変更が片手・数秒 — インターバルが短くなるので、種目を切り替える気力が残る
- 2〜32kgの16段階 — 軽い種目から高重量まで、買い足しなしで守備範囲が伸びる
- 最大9種類分に相当する省スペース — 半畳あれば置けるので、部屋の合意形成が通りやすい
一方で、買う前に気をつけたい点も明確にある。
- 20kgモデルと32kgモデルの選択制 — 商品ページの表示が20kgになっている場合があるので、注文時に重量を必ず確認したい
- 本気で組むなら2本必要 — 左右で使う器具なので、1本ぶんの予算で考えていると計算が狂う
向いているのは、これから家トレを始める人と、器具を増やしたいが部屋の面積は増やせない人。向いていないのは、最初からBIG3で重量を追う計画が固まっている人で、その場合はマルチジム系を土台に据えたほうが早い。
👉 ホームジムの一台目を外したくない人に。
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2位 iROTEC DX150 — 1台で完結させるなら、まずここを見る

国内の家トレ機器で名前を聞かない月がないブランドのマルチホームジム。今回の10機種のなかで、ウェイト上限がいちばん高いグループに入る。
商品ページによると、搭載するのは150ポンドタイプのウェイト(約68kg)で、ピン1本で重さを変えられるウェイトスタック方式。省スペース設計ながら自宅でジム感覚のトレーニングができるコンパクトタイプ、という位置づけだ。
特筆されているのがアブクランチ機能で、メーカーの説明では「他にはないアブ機能搭載で腹筋も鍛えれます」とある。マルチジムは背中と胸に寄りがちなので、腹筋まで同じ機体で回せるのは種目設計がラクになる。
- 約68kgのウェイトスタック — 今回の比較で最上位グループ。伸びしろを機体側に持たせられる
- ピン1本の重量調整 — プレートを差し替える時間がゼロになり、セット間が間延びしない
- アブクランチ搭載 — 腹筋種目を別の器具に外出ししなくて済む
ただし、商品ページの記載には正直な但し書きも付いている。
- 「KG表記は呼称のため若干の誤差があります」 — メーカー自身が明記している。狙った重量を厳密に管理したい人は前提として知っておきたい
- 外寸の記載が見当たらない — 省スペース設計とはあるが、cm単位の数字は購入前にショップへ確認しておくほうが安全だ
向いているのは、器具を何台も置かずに1台で全身を回したい人。向いていないのは、部屋の寸法がぎりぎりで、mm単位の設置計画を先に立てたい人である。
👉 ウェイト上限を最初から高く取っておきたい人に。
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3位 BODYMAKER ホームジム DX 種類以上のトレーニング可能 — 寸法を全部出してくる国内メーカー機

今回いちばん感心したのは、性能ではなく情報開示のほうだった。この機種は商品ページで外寸もシート高も本体重量も出してくる。設置を先に考える人間にとって、これは相当な安心材料である。
メーカー公表のスペックでは、サイズW118×D138×H202cm、シート高52cm、本体重量は約95kg(プレート55kg込み)。ウェイトは55kgまでピン1本で調整できるウェイトスタック方式で、39種類以上のトレーニングに対応するとされる。
設置は1畳程度のスペースがあれば可能という説明で、フレームのラインを緩やかにしてトレーニングマシン特有のゴツゴツ感を抑えた、とも書かれている。家に置く以上、見た目の圧の話は無視できない。
- 外寸・シート高・本体重量まで開示 — 搬入経路と設置場所を買う前にシミュレーションできる
- 55kgのウェイトスタック+滑らかな滑車 — ピン1本で切り替わるので、種目の連結が途切れない
- シーテッドロー用ストレートバーが付属 — 交換も容易とされ、引く種目のバリエーションを足せる
気になるのは、届いてからの話が地味に多いところだ。
- 工具は付属しない — 必要な工具は自分で用意する旨が明記されている
- 大型商品につき代金引換が不可 — 支払い方法を先に決めておく必要がある
- 本体約95kg — 器具を運ぶのが最初のトレーニングになる。冗談のようだが、搬入計画は真面目に立てたほうがいい
向いているのは、部屋の寸法から逆算して器具を選びたい人。マットもまとめて欲しい場合は、同じ機体のマット同梱版が7位にあるので、そちらと見比べてほしい。
👉 買う前に設置シミュレーションを済ませたい人に。
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4位 WASAI マルチジム ぶら下がり健康器 — 折りたたむと奥行18cm、家トレの穴を埋める

型番JH010の懸垂マシン、いわゆるチンニングスタンドである。ウェイトを積む機種ではないので上限は自重までだが、背中を自重で引く種目はマシンで代えにくい。家トレが胸と腕に偏りがちな人ほど、この穴が効いてくる。
商品ページによると、使用時の奥行133cmが、折りたたむと18cmになる。ロックピンを抜いて前後の支柱をたたむだけで、工具は不要とされる。壁際やクローゼット横に立てかけて収納できるという説明だ。
数字で見ると、耐荷重150kg・高さ6段調節・バー幅100cm。グリップはワイド・ナロー・パラレルの3種類に対応し、握り方を変えるだけで広背筋・僧帽筋・上腕二頭筋と狙う部位を移せる、とされている。
安定性まわりの説明も具体的で好感が持てた。左右の支柱をA字型の三角形に配置して前後左右の揺れを軽減し、底部には厚みの異なる多角形ゴムキャップを採用。回転させることで床の微細な凹凸に合わせて水平を取れるという。
- 収納時奥行18cm — 常設できない部屋でも運用できる。器具は「しまえるかどうか」で寿命が変わる
- 3種のグリップとディップス対応 — 1台で背中・腕・胸の自重種目を回せる
- 耐荷重150kgとPL保険加入の明記 — 自重を預ける器具なので、この2つが書いてあるかは見ておきたい
注意点は、性能ではなく購入条件のほうにある。
- 沖縄県・離島への配送不可 — 注文してもキャンセルになる旨が商品ページに明記されている
- 負荷の上限は自重まで — 高重量を追う段階になったら、ウェイトスタック式の機種と併用する形になる
向いているのは、常設スペースがない人と、マルチジムに自重種目を足したい人。向いていないのは、1台で重量まで完結させたい人だ。
👉 部屋を占領せずに背中を鍛えたい人に。
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5位 BTM マルチホームジム トレーニング ジムマシン — 63kgとプリーチャーパッドで腕まで面倒を見る

ウェイト上限63kgの中間グループ。この価格帯のマルチジムは似た構成が多いなか、この機種は付属パーツの説明がいちばん具体的だった。
メーカー公表のスペックでは、W型ラットバーとストレートバーを標準装備し、握り方を変えることで背中・腕・肩に負荷を散らせるとされる。さらに3段階の高さ調節ができるプリーチャーパッドを備え、肘を固定して上腕二頭筋を集中的に鍛えられるという説明だ。
ウェイトはピン1本で最大63kgまで。安定性については、極太フレームとV字型ベース、ダブルローラー滑車、高弾力シートという構成が挙げられている。設置に必要なのは畳1畳分で、日本の住宅環境に合わせた設計とのこと。
- バー2種が標準装備 — 追加購入せずに引く種目のバリエーションを確保できる
- 3段階調節のプリーチャーパッド — マルチジムで手薄になりがちな腕の種目を機体側で拾える
- 最大63kgのウェイトスタック — 55kg機より一段上で、伸びしろに余裕がある
一方、判断材料が足りない部分もある。
- cm単位の外寸が記載されていない — 「畳1畳分」だけでは、搬入経路もドア幅も判定できない
- 本体重量の記載もない — 床の耐荷重を気にする階層に住んでいるなら、事前確認は必須だ
向いているのは、背中だけでなく腕まで1台でやりたい人。向いていないのは、設置寸法をcmで押さえてから発注したい人である。
👉 マルチジムで腕の種目まで確保したい人に。
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6位 YHUBHSIS 158x94x206cm — 商品名がそのまま設置寸法という潔さ

商品名に外寸が入っている。158×94×206cm。他社が「1畳程度」で済ませる情報を、名前の時点で言い切ってくるのは潔い。設置で悩む人間からすると、この一点だけでも検討リストに残る。
商品ページによると、ウェイトはピン1本で調節できる63kgのウェイトスタック方式。W型ラットバーと内向きグリップのダブルハンドルにより、広背筋や大胸筋へ効率的に負荷をかける設計とされる。
体を支える側の記載も細かい。厚さ5cm以上の肉厚シートと3段階調節のプリーチャーパッドで体を固定し、V字型アウトステップ脚管と極太支柱、接地面を広げたロング土台で横揺れを抑える、という説明である。
組み立てとサポートについても触れられていて、図解入りの説明書が付き、出品者出荷(FBM)として初期不良や部品不足の際は返品・交換を含めて対応するとされている。
- 外寸158×94×206cmが明示 — 天井高と搬入経路を先に検算できる。高さ206cmは意外と効くので要確認
- 63kgのウェイトスタック — 中間グループの上限で、初心者から上級者まで幅を持たせられる
- 厚さ5cm以上のシートとロング土台 — 安定性の根拠が具体的な数字と構造で書かれている
気になったのは、機体そのものより売り手側の情報だ。
- ブランドの素性がわかりにくい — メーカーの背景情報が商品ページから読み取れない
- 名前で検索しにくい — 型番のような商品名なので、後から情報を追いかける手間はかかる
向いているのは、寸法を最優先で詰めたい人。向いていないのは、ブランドの実績や国内サポート体制まで含めて安心を買いたい人である。
👉 設置寸法から先に決めたい人に。
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7位 BODYMAKER ホームジム DX トレーニングマットセット — 床対策まで同じ箱で済ませる版

3位に挙げたBODYMAKER ホームジム DX 種類以上のトレーニング可能と、機体は同じである。違いはトレーニングマットが同梱されていること。それだけの話に見えて、実は判断が分かれるポイントだ。
スペックは共通で、メーカー公表ではW118×D138×H202cm、シート高52cm、本体重量約95kg(プレート55kg込み)、55kgのウェイトスタック方式。39種類以上のトレーニングに対応し、1畳程度で設置できる省スペース設計とされる。
マルチジムは床への荷重が一点に集まるので、マットは「あったほうがいい」ではなく「先に用意しておくもの」に近い。本体と一緒に届くなら、届いた日に設置まで終わる。買い物を一度で終わらせたい人にとって、この差は小さくない。
- マット同梱で設置が1回で終わる — 本体が届いてから床材を探す事故を避けられる
- 機体スペックは3位と同一 — 55kgスタック・ピン1本調整・シーテッドロー用バー付属の構成は変わらない
- 外寸と重量が開示されている — こちらも搬入計画を先に立てられる
ただし、こちらの版には固有の制約が書かれている。
- プレートの追加購入ができない — 55kgが実質的な上限として固定される。重量を伸ばし続ける計画なら、上位グループの機種を検討したい
- プレートの色が生産時期で異なる場合がある — 不具合ではない旨が明記されているが、写真と違う色が届く可能性はある
- マットが不要なら3位のほうが構成はシンプル — 敷物がすでに家にあるなら、この版を選ぶ理由は薄い
向いているのは、床の対策も含めて一度で揃えたい人。向いていないのは、いずれプレートを足して重量を伸ばすつもりの人だ。
👉 届いた日に設置まで終わらせたい人に。
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8位 clasimple パワーラック スミスマシン ホームジム — 種目数は多い、が説明文に既視感がある

商品名にパワーラックとスミスマシンの両方が入っている構成。商品ページによると、スクワット・デッドリフト・ベンチプレスといった基本種目に加え、バタフライ、チェストプレス、アブクランチ、フレンチプレス、レッグカールなど39種類以上のトレーニングに対応するという。
セット内容は明快で、本体と15lb(6.804kg)×10個の重り、説明書。単純計算で約68kgぶんのプレートが付いてくることになり、今回の比較では最上位グループのウェイト量にあたる。日本企業である旨も表記されている。
ここで正直に書いておくと、この商品ページの説明文は9位のTOP FILM ホームジム トレーニングベンチ ジムマシンとほぼ同一の文面だった。安定性・多様性・耐久性を並べた段落構成も、セット内容の15lb×10も一致している。同系統の機体が別ブランド名で流通しているのだろう、というのが読み取れる範囲での推測だ。
- 約68kgぶんのプレートが付属 — 追加購入なしで高重量グループに入れる
- 39種類以上の種目に対応 — スクワットからレッグカールまで、下半身の種目も挙げられている
- プレート式なので重量構成が読みやすい — 6.804kg×10という内訳が明示されている
逆に、選ぶ前に踏まえておきたいのは次の点になる。
- 外寸・本体重量の記載がない — パワーラック系は場所を取るので、寸法未記載は購入前に潰しておきたい項目だ
- 説明文が他ブランドと共通 — ブランド固有の設計思想は読み取れない。価格とサポート表記で比べることになる
向いているのは、プレート式で重量を確保したい人。向いていないのは、ブランド独自の設計に納得して買いたい人である。
👉 付属プレートの総量を重視する人に。
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9位 TOP FILM ホームジム トレーニングベンチ ジムマシン — 同じ文面が並ぶ棚で、何を見て選ぶか

8位と同じ文面の商品ページを続けて読んだ。同じ場所で2回引っかかったので、これはもう構造として書いておいたほうが読者のためになる。
商品ページによると、対応するのはスクワット、デッドリフト、ベンチプレス、バタフライ、チェストプレス、アブクランチ、フレンチプレス、レッグカールなど39種類以上。セット内容は本体・15lb(6.804kg)×10個の重り・説明書で、8位と同一である。
この機種側の固有情報は、商品名にJAPAN BRANDと安心、サポートが掲げられていることだ。機体スペックで差が付かない以上、選ぶ基準はそこになる。サポート窓口の表記があるかどうかは、組立が必要な大型器具では実質的な性能差といっていい。
- 約68kgぶんのプレートが付属 — 8位と同構成で、重量面は最上位グループ
- 39種類以上の種目に対応 — 上半身から下半身まで一通りカバーする構成
- サポートを前面に出した表記 — 初期不良や部品不足のとき、連絡先があるかは効いてくる
踏まえておきたい点は8位と共通する。
- 外寸・本体重量の記載がない — 設置判断の材料が足りないので、購入前にショップへ確認したい
- 説明文が他ブランドと共通 — 機体そのものの差は、写真と価格とサポート表記からしか読み取れない
向いているのは、同構成なら価格とサポートで割り切って選びたい人。向いていないのは、設計思想やブランド背景まで納得材料にしたい人だ。
👉 同じ構成なら条件で選びたい人に。
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10位 BARWING ホームジム マルチジム 新モデル — 名前は強い、情報はいちばん少ない

ブランドとしては家庭用フィットネス機器で名前が通っていて、商品名にもアワード受賞・人気ブランドと掲げられている。にもかかわらず、今回の10機種で商品ページの情報量がいちばん少なかったのがこの機種だ。
商品名から読み取れる構成は、マルチポジションベンチ、ベンチプレス、ウエイトトレーニング器具、ダンベル。つまりウェイトスタック式のマシンというより、ベンチとウエイトを組み合わせる方向の一式である。
そして仕様欄に書かれているのは、「お客様による組立が必要」と「表記データには若干の誤差がある場合がございます」の実質2行だけだった。潔いといえば潔いが、選ぶ側としては困る。
- ベンチ主体の構成 — スタック式のマシンより、フリーウェイト寄りの動きに近い形で組める
- 新モデル表記 — 現行世代として流通している
- ブランドの知名度 — 家庭用フィットネス機器での露出が多く、情報を追いやすい
ただし、未確認事項をそのまま抱えて発注するのは避けたい。
- 外寸・付属ウエイト重量の記載がない — 何kgぶん付いてくるのかが商品ページから読み取れない
- 組立が必要と明記 — 工具の要否や作業時間の目安も書かれていないので、届いてからの段取りが立てにくい
- 「表記データに誤差」の但し書き — 寸法をぎりぎりで詰めた設置計画とは相性が悪い
向いているのは、ベンチ主体で組みたくて、購入前にショップへ問い合わせる手間を厭わない人。向いていないのは、商品ページの情報だけで判断を完結させたい人である。
👉 ベンチ主体の構成を探していて、確認の手間を惜しまない人に。
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選び方ガイド|ホームジム機器の3つの分岐点
1. 買う順番は「重い順」ではなく「続く順」
家トレで失敗する人は、最初にマルチジムのような大物から入りがちだ。気持ちはよくわかる。だが大物は設置と心理のハードルが高く、置いた時点で満足して使わなくなる事故が起きやすい。
続く順に並べるなら、可変ダンベル → 懸垂スタンド → ウェイトスタック式のマルチジムという流れになる。半畳で始められる器具で「家で運動する習慣が本当に付くのか」を先に確かめる、という考え方である。
この基準で選ぶなら、まずフレックスベル NUO 可変ダンベル 32kg。収納しながら運用したいならWASAI マルチジム ぶら下がり健康器を足す。習慣が付いた確信を得てから、iROTEC DX150のような1台完結型に進めばいい。
2. スペックより先に、寸法と搬入経路で詰む
機器のスペックより先に人を止めるのは、たいてい部屋のほうだ。今回並べた10機種のうち、cm単位の外寸を出していたのは3機種だけだった。
ここは声を大にして書いておきたい。「畳1畳分」では搬入経路の判定ができない。マンションの玄関、廊下の曲がり角、部屋のドア幅。器具が入るかどうかを決めるのは面積ではなく、通り道のいちばん狭いところである。
さらに本体重量も見ておきたい。BODYMAKERの2機種は約95kgと明記されている。運び入れる段取りを立てないまま届くと、玄関で途方に暮れることになる。この基準で選ぶなら、外寸を明示しているBODYMAKER ホームジム DX 種類以上のトレーニング可能か、商品名に寸法が入っているYHUBHSIS 158x94x206cmが安全だ。
床対策も同時に考えたい。マルチジムは荷重が一点に集まるので、マットは後回しにしないほうがいい。同梱版が欲しいならBODYMAKER ホームジム DX トレーニングマットセットという選択肢がある。
3. ウェイト上限は55kg・63kg・約68kgのどこで足りるか
今回の10機種を並べて、いちばんはっきり差が出たのがここだった。マルチジム系の公表値は55kg・63kg・約68kgの3グループに分かれる。
重要なのは、買った時点でちょうどいい重量を選ぶと、続けた分だけ足りなくなるという点だ。トレーニングを継続すれば扱える重量は上がる。伸びしろは機体側に持たせておくほうが、結果的に買い替えが減る。
とくに注意したいのが、BODYMAKER ホームジム DX トレーニングマットセットのようにプレートの追加購入ができない構成だ。上限が固定されるので、長期的に重量を伸ばす計画があるなら、最初から約68kgグループのiROTEC DX150、clasimple パワーラック スミスマシン ホームジム、TOP FILM ホームジム トレーニングベンチ ジムマシンを見ておきたい。
逆に、目的が運動習慣の維持や体型の維持なら、55kgでも63kgでも困る場面は少ない。上限の数字だけで焦って上位機に飛ぶ必要はない。
よくある質問
ジムに通うのとホームジムを組むの、結局どっちが得?
使う頻度と続く年数しだいで、一概には言えない。ジムの月会費は通わなくても発生し続ける固定費なので、長く続ける確信があるほどホームジムの初期投資は回収しやすい構造になる。逆に、続くか不確かな段階でマルチジムのような大物を買うと、置物になって割高につく。まずは可変ダンベルのような小さい器具で習慣を確かめてから判断するのが安全だ。
マンションでもホームジム機器は置ける?
置けるが、器具より床と搬入経路の確認が先になる。今回の10機種には本体約95kgと明記された機種があり、こうした重量物は床の耐荷重と、玄関から設置場所までの通り道を事前に確認しておきたい。荷重が一点に集まるマルチジムはマットの併用が前提で、マット同梱の構成を選べば買い物が一度で済む。
最初に買うならどれ?
迷ったらフレックスベル NUO 可変ダンベル 32kgから入るのが失敗しにくい。メーカー公表で2〜32kgの16段階に変わり、1本で最大9種類分のダンベルに相当する省スペース設計とされているので、置き場所の合意が取りやすい。背中の種目を足したくなったらWASAI マルチジム ぶら下がり健康器を追加し、そこからマルチジムに進む順番が現実的だ。
「39種類以上のトレーニング」は本当に全部できる?
できる種目数としては公表どおりだが、数え方はメーカー基準である点は理解しておきたい。握り方やシート位置を変えたバリエーションも1種目として数えられるため、39という数字がそのまま「39通りの別メニュー」を意味するわけではない。実際に見るべきはウェイト上限と付属バーの種類で、W型ラットバーやプリーチャーパッドが付くかどうかのほうが、日々のメニューに直結する。
説明文がそっくりな商品が並ぶのはなぜ?
同系統の機体が別ブランド名で流通しているためと考えられる。今回もclasimple パワーラック スミスマシン ホームジムとTOP FILM ホームジム トレーニングベンチ ジムマシンは、説明文の構成もセット内容の15lb×10も一致していた。こうした商品は、機体スペックではなく価格・サポート表記・出荷元で比べるしかない。判断材料が減るぶん、外寸や重量を明記している別の機種を選ぶという逃げ方も有効だ。
まとめ|迷ったらこの3台から
結論から言うと、まず半畳で始めて、続く確信を得てから1台完結型に投資する。この順番を守るだけで、ホームジムの失敗はかなり減る。
総合1位 フレックスベル NUO 可変ダンベル 32kg — 半畳で始められる最初の一台
2〜32kgの16段階をダイヤルで切り替えられ、1本で最大9種類分のダンベルに相当する。家トレが続くかどうかを、部屋を犠牲にせず試せる。
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総合2位 iROTEC DX150 — 1台で全身を回す本命
150ポンド(約68kg)のウェイトスタックにアブクランチ機能を搭載。ピン1本で重量を切り替えられるので、器具を増やさずに種目を増やせる。
楽天で見る → Amazonで見る → Yahoo!で見る →
総合3位 BODYMAKER ホームジム DX 種類以上のトレーニング可能 — 設置から逆算して選べる一台
W118×D138×H202cm、本体約95kg、55kgのウェイトスタック。外寸まで開示されているので、買う前に部屋と搬入経路で答えを出せる。
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2026年のホームジムは、可変ダンベルで習慣化 → 懸垂スタンドで自重の穴を埋める → ウェイトスタック式のマルチジムで重量を伸ばすの三段構えが、ITワーカーにとって失敗の少ない順番だ。
一気に全部揃えないほうがいい。続く順に一台ずつ増やしていけば、部屋とお金と習慣を同時に育てられる。器具は買った瞬間ではなく、続いた分だけ効いてくる買い物なのである。

