調査時点: 2026年11月3日(価格・在庫・提供条件は変動します)
クラシックギターは、ナイロン弦を張った箱型のギターである。
スチール弦のアコースティックギターより弦の張りが弱く、指先が痛くなりにくい。やわらかく丸い音で、独奏曲から弾き語りまで使える。年末年始の在宅時間に楽器を始めたい人が、最初の1本として選ぶことの多い楽器でもある。
この記事では、ヤマハ、コルドバ、小平ギターのクラシックギター9本を、表板の材、弦長(スケール)、ピックアップの有無で比べた。
実際に弾き比べた順位ではなく、メーカーと販売ページの公表情報、楽天市場のレビューをもとにした選び方の目安である。楽天・Amazonで現在購入できる商品から選んだ。
この記事の結論
クラシックギターは、表板が単板か合板か、弦長が650mmか短いか、ピックアップが要るかの3点で候補が絞れる。9本では、杉の単板とローズウッドを組み合わせたヤマハ CG182C が、長く弾く1本として最初に検討しやすい。
- 長く弾く1本を、ヤマハのCGシリーズから選ぶなら、ヤマハ CG182C。
- 単板の表板で、価格を抑えて始めたいなら、ヤマハ CG122MS。
- 手が小さい人や、子どもが弾くなら、弦長580mmのヤマハ CS40。
- アンプなしでリバーブをかけて弾きたいなら、ヤマハ CG-TA。
クラシックギターの比較表9選
| 画像 | 順位 | 商品名 | メーカー | 特徴 | 向いている人 | 購入 |
|---|---|---|---|---|---|---|
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1位 | ヤマハ CG182C | ヤマハ | 杉単板×ローズウッド・650mm | 長く弾く1本を選びたい |
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2位 | ヤマハ CG162C | ヤマハ | 杉単板×オバンコール | CG182Cより価格を抑えたい |
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3位 | ヤマハ CG122MS | ヤマハ | 表板単板の入門機 | 単板で価格を抑えて始めたい |
26,391円〜Amazonで見る → 楽天で見る → Yahoo!で見る → |
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4位 | ヤマハ CG142C | ヤマハ | 杉単板・響棒配置を見直した改良型 | 音の立ち上がりを重視したい |
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5位 | ヤマハ CS40 | ヤマハ | 弦長580mmのミニサイズ | 手が小さい・子どもが弾く |
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6位 | コルドバ C7 | コルドバ | シダー単板の海外ブランド | ヤマハ以外から選びたい |
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7位 | 小平ギター AST-85 | 小平ギター | 杉単板×ローズウッド・国内メーカー | 国内のギター工房から選びたい |
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8位 | ヤマハ NTX1 | ヤマハ | 細めのネックのエレガット | アコギから持ち替えて人前で弾きたい |
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9位 | ヤマハ CG-TA | ヤマハ | 本体だけでリバーブとコーラス | アンプなしで響きを足したい |
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クラシックギターのおすすめランキング9選
1位 ヤマハ CG182C — 杉単板とローズウッドで長く弾ける1本

ヤマハのCGシリーズのうち、表板に米杉の単板、横板と裏板にローズウッドを使ったモデルである。弦長は標準の650mmで、販売ページではソフトケース付きで売られている。
杉の表板は弾き始めから音が鳴りやすく、やわらかく温かい音になりやすい。入門機から一段上の材を選んでおけば、上達しても買い替えずに長く弾ける。
楽天市場のレビューはまだ1件と少ない。その1件では、アコースティックギターから持ち替えた人が、思っていた以上に音が響いたと書いている。
向いている人:最初の1本から、長く弾けるものを選びたい人。
向いていない人:まず続くかどうかを試したく、価格を抑えたい人。
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2位 ヤマハ CG162C — 杉単板のまま価格を抑えた1本

1位のCG182Cと同じく表板に米杉の単板を使い、横板と裏板をオバンコールにしたモデルである。弦長は650mm。
販売ページでは、チューナーや弦、教本などを組み合わせた初心者向けのセットでも売られている。必要な物をまとめてそろえたい人は、セットの中身を見比べるとよい。
楽天市場の販売ページにはレビューが無いため、メーカーの公表している仕様から判断したい。
向いている人:杉の単板の音を、CG182Cより抑えた価格で選びたい人。
向いていない人:ローズウッドの横裏板にこだわる人。
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3位 ヤマハ CG122MS — 単板の表板を持つ入門機

ヤマハのCGシリーズの入門機で、表板にスプルースの単板を使い、つや消しの塗装に仕上げたモデルである。弦長は650mm。
杉の表板に比べると、スプルースは輪郭のはっきりした明るい音になりやすい。
楽天市場のレビュー(6件・平均4.5)では、入門向けの価格のわりに音色がよいという感想と、弾きやすさへの満足が多い。弦高の異常やビビりなどの不具合が無かったという声もある。一方で、作りの細かさや音には価格なりの面があるという星2の感想が1件あった。
向いている人:表板が単板のギターで、価格を抑えて始めたい人。
向いていない人:杉の表板のやわらかい音を好む人。
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4位 ヤマハ CG142C — 響棒の配置を見直した杉単板モデル

表板に杉の単板を使った、ヤマハのCGシリーズの中位のモデルである。弦長は650mm。
販売ページでは、表板の裏の響棒(力木)の配置と塗膜の厚さを変え、音量、音質、音の立ち上がりを良くしたと説明されている。
楽天市場の販売ページにはレビューが無いため、メーカーの公表している仕様から判断したい。
向いている人:杉の単板で、音の立ち上がりのよさを重視したい人。
向いていない人:レビューを読んでから選びたい人。その場合は3位のCG122MSも比べたい。
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5位 ヤマハ CS40 — 弦長580mmで手が小さい人も弾きやすい

弦長580mmの、ヤマハのミニクラシックギターである。標準の650mmより短く、フレットの間隔が狭いので、指が届きやすい。
子どもの最初の1本のほか、ソファや寝室に置いて気軽に弾く2本目としても選ばれている。
楽天市場のレビュー(15件・平均4.53)は9本の中で最も多い。小さく軽いのでどこでも弾けるという声、手の動きが小さくなった高齢の人にちょうどよいという声、子ども用に買ったという声が目立つ。一方で、演奏会向けではなく練習用という評価もあり、本格的に弾くなら650mmのモデルと比べたい。海外向けのラベルの個体が届いたという星2の感想も1件あった。
向いている人:手が小さい人、子どもが弾く人、部屋に出しておく2本目が欲しい人。
向いていない人:教室で標準のサイズに合わせて習いたい大人。
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6位 コルドバ C7 — シダー単板の海外ブランド

アメリカのナイロン弦ギターのブランド、コルドバのC7である。販売ページでは、表板にシダー(杉)を使ったナチュラルの木目のモデルとして売られている。
国内ではヤマハほど見かけないが、ナイロン弦のギターを中心に作っているブランドで、ヤマハ以外から選びたい人の候補になる。
楽天市場の販売ページにはレビューが無いため、メーカーの公表している仕様から判断したい。
向いている人:ヤマハ以外のブランドで、杉の表板のギターを選びたい人。
向いていない人:近くの楽器店で弾き比べてから買いたい人。取り扱う店がヤマハより少ない。
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7位 小平ギター AST-85 — 国内のギター工房の杉単板モデル

長野県のギター工房、小平ギター(コダイラ)のAST-85である。販売ページでは、弦長650mm、表板に杉の単板、横板と裏板にローズウッドを使ったモデルとして売られている。
材の組み合わせは1位のCG182Cと近く、国内の工房のギターから選びたい人の比較相手になる。
楽天市場の販売ページにはレビューが無いため、メーカーの公表している仕様から判断したい。
向いている人:国内の工房のギターを選びたい人。
向いていない人:レビューの多いモデルから選びたい人。
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8位 ヤマハ NTX1 — 細めのネックで持ち替えやすいエレガット

ピックアップを内蔵し、アンプやPAにつなげるエレガットギターである。ヤマハのNTXシリーズは、一般的なクラシックギターよりネックを細めにしてあり、スチール弦のアコースティックギターから持ち替えても握りやすい。
カッタウェイ(ボディの切り欠き)があり、高い音のフレットにも指が届きやすい。
楽天市場の販売ページにはレビューが無いため、メーカーの公表している仕様から判断したい。
向いている人:アコースティックギターから持ち替え、弾き語りや人前での演奏に使いたい人。
向いていない人:クラシックの独奏曲を、標準の太さのネックで習いたい人。
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9位 ヤマハ CG-TA — 本体だけでリバーブとコーラスがかかる

ヤマハのトランスアコースティックの仕組みを持つクラシックギターである。本体の中の装置がボディを振動させ、アンプやエフェクターをつながなくても、生音にリバーブやコーラスの響きを足せる。
ピックアップも内蔵しており、アンプにつないで使うこともできる。
楽天市場の販売ページにはレビューが無いため、メーカーの公表している仕様から判断したい。
向いている人:家で弾くときにも、響きを足して楽しみたい人。
向いていない人:電池や装置の無い、素の生音だけで十分な人。
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クラシックギターの選び方 — 表板の材と弦長とピックアップで決まる
9本の違いは、表板の材、横裏板の材、弦長、ピックアップの有無に出る。
- 表板が単板か合板か:1枚の板から作る単板は、弾き込むほど音がよく鳴るようになりやすい。合板は湿度の変化に強く価格を抑えやすい。この記事の9本はすべて表板が単板か、それに準じるモデルから選んだ。
- 表板の材:杉(シダー)はやわらかく温かい音で、弾き始めから鳴りやすい。スプルース(松)は輪郭のはっきりした明るい音になりやすい。
- 横裏板の材:ローズウッドは低音の厚い響きになりやすい。オバンコールやナトーは価格を抑えたモデルに使われることが多い。
- 弦長:大人の標準は650mm。手が小さい人や子どもは、580mmなどの短いモデルのほうが指が届きやすい。教室で習うなら、先生に標準のサイズでよいか聞いておくとよい。
- ピックアップ:人前で弾く予定があるなら、ピックアップ付きのエレガットを選ぶとアンプにつなげる。家で弾くだけなら、ピックアップの無いモデルで十分である。
スチール弦のギターと比べたいならアコースティックギター初心者セット比較が参考になる。ほかのギターも見るならエレキギター比較、エレガットをつなぐ先まで考えるならギターアンプ比較もあわせて見てほしい。
よくある質問
クラシックギターとアコースティックギターの違いは?
クラシックギターはナイロン弦、アコースティックギターはスチール弦を張る。ナイロン弦は張りが弱く指先が痛くなりにくい。ネックが太く弦の間隔が広いので、指で弾く奏法に向く。弦の種類が違うため、片方の弦をもう片方に張ることはできない。
初心者はどのくらいの価格帯から選べばよい?
表板が単板の入門機から選ぶと、合板の安価なギターより音がよく、長く使いやすい。この記事のヤマハ CG122MS がその価格帯にあたる。続けられるか不安なら、まずこの価格帯から始め、上達してから上位のモデルへ替える人も多い。
手が小さくても650mmのギターは弾ける?
大人なら多くの人が650mmで弾ける。ただ、指が届きにくいと感じるなら、ヤマハ CS40 のような短いモデルを選ぶと押さえやすい。楽器店で両方を持ってみると決めやすい。
ほかに何をそろえればよい?
チューナー、足台かギターサポート、替えの弦、ケースがあると始めやすい。販売ページには、これらをまとめた初心者向けのセットもある。
まとめ — 迷ったらこの3本
クラシックギターは、表板の材で音の好みを決め、弦長で弾きやすさを決め、人前で弾くかどうかでピックアップの有無を決めると迷いにくい。
- 長く弾く1本を選びたい:ヤマハ CG182C。杉の単板とローズウッドの組み合わせ。
- 単板で価格を抑えて始めたい:ヤマハ CG122MS。表板が単板の入門機。
- 手が小さい人や子どもが弾く:ヤマハ CS40。弦長580mmのミニサイズ。
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