【2026年版】オイルヒーター比較7選|部屋の広さと電気代で選ぶ

オイルヒーター比較7選 ガジェット・暮らし

ガジェット&ホーム担当: hikaku-man

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調査時点: 2026年10月9日(価格・在庫・提供条件は変動します)

オイルヒーターは、置く部屋の広さ(メーカー表記の畳数)、最大消費電力、表面温度の3つで選ぶと迷いにくい。10畳を超えるリビングならデロンギ ベルカルド RHJ75V0915、8〜10畳の寝室や仕事部屋ならデロンギ オイルヒーター HJ0812かユーレックス オイルヒーター LFX11EH、8畳までの個室ならアイリスオーヤマ オイルヒーター IWH-1210M-W、机の下や脱衣所だけを暖めたいなら500Wのアイリスオーヤマ POH-505K-MLが候補になる。どれも風を出さずに部屋をゆっくり暖めるタイプで、スイッチを入れてすぐ暖まる暖房ではない。

僕が並べたのは、楽天・Amazonで現在購入できるオイルヒーター7機種。カタログの数字を読み比べていくと、畳数とW数と表面温度で各機種の性格がほぼ決まり、残る違いは重さとタイマーくらいになる。順位は、メーカー公表のスペックで受け持てる部屋の広さ、安全・便利機能の記載、楽天のレビューの中身を合わせて付けた。

7機種の畳数・消費電力・表面温度を1つの表で比べる

対応畳数と消費電力はメーカー表記、表面温度と安全機能は商品名や商品ページに書かれているものだけを載せた。推測で空欄を埋めると比較表の意味がなくなるので、書かれていない項目は「記載なし」としている。

順位 商品 対応畳数 消費電力 表面温度・安全機能 本体サイズ・重量 購入
1位 デロンギ ベルカルド RHJ75V0915
デロンギ ベルカルド RHJ75V0915
10〜13畳 1500W 表面温度約60℃、エコモード 長さ535×幅300×高さ680mm・16.5kg
2位 デロンギ オイルヒーター HJ0812
デロンギ オイルヒーター HJ0812
8〜10畳 1200W 表面温度約80℃、24時間タイマー、安全プラグ 幅260×奥行420×高さ640mm・約12kg
3位 ユーレックス オイルヒーター LFX11EH
ユーレックス オイルヒーター LFX11EH
4〜10畳 1500W/900W/600W 記載なし 長さ53×幅20.5×高さ62cm・18kg
4位 アイリスオーヤマ オイルヒーター IWH-1210M-W
アイリスオーヤマ オイルヒーター IWH-1210M-W
〜8畳 記載なし チャイルドロック、切タイマー(2・4・6・8時間)、エコモード 記載なし
5位 De'Longhi KHD410812-GC
De’Longhi KHD410812-GC
約8〜10畳 1200W/700W/500W 表面温度約80℃、安全プラグ 幅245×奥行415×高さ630mm・12kg
6位 Brehobo オイルヒーター 暖房器具 省エネ
Brehobo オイルヒーター 暖房器具 省エネ
8〜10畳 1200W/700W/500W 転倒時の自動電源オフ、安全ヒューズ、PSE認証 記載なし
7位 アイリスオーヤマ POH-505K-ML
アイリスオーヤマ POH-505K-ML
3.3畳 500W 転倒オフ機能、バイメタル温度制御 記載なし

まず部屋の広さで7機種を3つに分ける

候補を絞る最初の物差しは畳数だ。今回の7機種は、メーカー表記で次の3つに分かれる。

  • 10畳を超える部屋: 1位のRHJ75V0915(10〜13畳)だけが届く
  • 6〜10畳の寝室・仕事部屋: 2位のHJ0812(8〜10畳)、3位のLFX11EH(4〜10畳)、5位のKHD410812-GC(約8〜10畳)、6位のBrehobo(8〜10畳)。8畳までなら4位のIWH-1210M-W(〜8畳)も入る
  • 机の下・脱衣所・トイレ: 7位のPOH-505K-ML(3.3畳)

暖房器具の畳数表示は、一般に住まいの断熱性の違いを見込んで幅を持たせてある。木造の家や北向きの部屋なら、小さいほうの数字で考えておくと外しにくい。10畳の木造の部屋に「8〜10畳」の機種を置くと、冷え込む日には力不足を感じるかもしれない。

もう1つ、オイルヒーターの性格も押さえておきたい。本体に密閉したオイルを電気で温め、その熱をフィンから部屋へ移す仕組みなので、温風を吹き出すエアコンやファンヒーターのような立ち上がりの速さはない。その代わり風が出ず、燃焼もしないので排気で空気を汚さない。帰宅してすぐ暖まりたい部屋にはエアコン、じっくり暖めて静かに保ちたい部屋にはオイルヒーター、という分担が基本になる。今回の7機種でメーカー表記の上限は13畳。それより広いLDKを1台で暖める用途には向かない。

7機種の順位と、それぞれが合う部屋

1位 デロンギ ベルカルド RHJ75V0915 — 10〜13畳を表面温度約60℃で受け持つ広い部屋向け

デロンギ ベルカルド RHJ75V0915

7機種で唯一、メーカー表記が10〜13畳まで届くモデル。最大消費電力は1500Wで、商品名には表面温度約60℃、エコモード、直感操作のクリックノブと並ぶ。デロンギファミリー登録で5年保証になることも商品名に書かれている。

表面温度約60℃は、同じデロンギのHJ0812やKHD410812-GC(どちらも約80℃)より20℃低い数字。触れたときの熱さを抑えたい家には分かりやすい判断材料になる。本体は長さ535×幅300×高さ680mmで16.5kg。これを抱えて階段を上るのはちょっとした筋トレなので、置き場所を決めて使う機種と考えたほうがいい。

楽天のレビューから

楽天市場のレビュー(22件・平均3.91)では、運転音が静かという声と、部屋全体がじんわり・ほんわり暖まるという声が複数ある。エアコンを使っていたときより乾燥が気にならないという声や、寝室で使っているという書き込みも多い。夜の寝室では操作部の表示がまぶしく感じるという指摘も2件あった。

一方、星1〜2の4件のうち3件は「部屋が暖まらない」という不満で、18畳の部屋やリビングで使ったケースが含まれる。残る1件も、暖まるまでに時間がかかることを挙げている。電気代を心配する声も複数あり、エアコンと併用しているという書き込みもある。広い部屋を素早く暖める機械ではなく、13畳までの部屋を時間をかけて暖め、静かに保つ機械と読んでおくと期待とずれにくい。

スペック上の強み

  • メーカー表記10〜13畳で、7機種の中でいちばん広い部屋まで受け持つ
  • 表面温度約60℃(商品名の記載)
  • エコモードを搭載

気になるところ

  • 最大1500Wで、家庭用コンセント1口の上限いっぱいを使う
  • 16.5kgと重く、部屋から部屋への持ち運びには向かない
  • 楽天のレビューには、広い部屋やリビングで暖まらないという星1の声がある

合う部屋: 10〜13畳のリビングや、子どもやペットがいて表面温度を低めにしたい部屋。

合わない部屋: 13畳を超えるLDKを1台で暖めたい場合や、帰宅してすぐ暖まってほしい部屋。

2位 デロンギ オイルヒーター HJ0812 — 24時間タイマーと安全プラグをそろえた8〜10畳の寝室向け

デロンギ オイルヒーター HJ0812

商品名に8〜10畳、表面温度約80℃、24時間タイマー、安全プラグと並ぶ、寝室や仕事部屋向けの構成。商品ページによると消費電力は1200W、待機電力は約0.1W。本体は幅260×奥行420×高さ640mmで約12kg、コードの長さは約2.3mある。こちらもデロンギファミリー登録で5年保証の対象だ。

24時間タイマーは、時刻を決めて運転の開始と停止を繰り返させる機能。起きる少し前に運転を始めて、寝る時間に止める、といった使い方ができる。オイルヒーターは暖まるまでに時間がかかるので、タイマーで先回りさせられるかどうかで朝の寒さがかなり変わる。

安全プラグは、デロンギの公式FAQによると、プラグ部分の異常な温度上昇を検知して電源を切る装置。コンセントの接触不良や、トラッキング(差しっぱなしのプラグにたまったホコリが湿気を吸って発火する現象)への備えと説明されている。長い時間コンセントにつないでおく暖房器具だけに、プラグ側の備えがあるのは心強い。

スペック上の強み

  • 最大1200Wで、1500W機よりコンセントやブレーカーに余裕がある
  • 24時間タイマーと安全プラグを両方そろえる
  • 約12kgで、1位のRHJ75V0915より4.5kg軽い

気になるところ

  • 表面温度約80℃は、1位より20℃高い
  • 10畳を超える部屋では力不足になりやすい

合う部屋: 6〜10畳の寝室や仕事部屋で、朝晩の運転をタイマーで決めておきたい人。

合わない部屋: 小さな子どもが本体に触れやすい場所。表面温度を優先するなら1位を選びたい。

3位 ユーレックス オイルヒーター LFX11EH — 600Wから1500Wまで3段、4畳にも10畳にも寄せられる

ユーレックス オイルヒーター LFX11EH

商品名の暖房目安は4〜10畳。消費電力は1500W・900W・600Wの3段階で、7機種の中で最小と最大の差がいちばん大きい。6畳の寝室では600Wや900Wで回し、冷え込む日だけ1500Wに上げる、といった調整がしやすい組み合わせだ。

本体は長さ53×幅20.5×高さ62cm(商品ページの表記)で、重さは18kg。7機種で最も重い一台。移動のしやすさにかかわる脚まわりの説明は商品ページの特徴欄に無いので、部屋をまたいで運ぶつもりなら、販売ページの写真や取扱説明書を一度見ておくと安心だ。表面温度とタイマーについても、特徴欄には書かれていない。

スペック上の強み

  • 600W・900W・1500Wの3段で、小部屋から10畳まで出力を合わせやすい
  • 4〜10畳と、受け持てる広さの幅が広い

気になるところ

  • 18kgと7機種で最も重い
  • 最大1500Wで、コンセント1口の上限いっぱいを使う
  • 表面温度・タイマー・安全機能が特徴欄に記載なし

合う部屋: 季節や部屋の広さに合わせて出力を変えたい寝室・仕事部屋。

合わない部屋: 1台を何部屋かで持ち回りたい家。

4位 アイリスオーヤマ オイルヒーター IWH-1210M-W — チャイルドロックと切タイマーを持つ8畳までの個室向け

アイリスオーヤマ オイルヒーター IWH-1210M-W

メーカーの説明では暖房目安は〜8畳。フィンを波形(ウェーブ型)にして表面積を広げ、従来のオイルヒーターより熱効率を上げたとうたう。マイコン式で、過度な温度の上下を抑えるエコモード、2・4・6・8時間から選べる切タイマー、チャイルドロックを備える。

切タイマーは「何時間後に止める」タイプで、寝入りばなだけ暖めて、その後は止めたい寝室に合う。24時間タイマーのように朝に合わせて運転を始める機能は、商品ページの特徴欄に見当たらない。チャイルドロックは、子どもが操作部を触って設定を変えてしまうのを防ぐ機能で、今回の7機種のうち特徴欄で明記しているのはこの機種だけだった。

消費電力と本体サイズは特徴欄に書かれていない。コンセントまわりを計算したい人は、購入前に販売ページの仕様欄で数字を拾っておくといい。

スペック上の強み

  • チャイルドロックを明記
  • 2・4・6・8時間の切タイマーとエコモード
  • ウェーブ型フィンで熱効率を上げたとメーカーが説明している

気になるところ

  • 目安は〜8畳で、10畳クラスには足りない
  • 消費電力と本体サイズが特徴欄に記載なし
  • 朝に合わせて運転を始めるタイマーの記載はない

合う部屋: 6〜8畳の子ども部屋や寝室。

合わない部屋: 10畳以上の部屋。

5位 De’Longhi KHD410812-GC — 500W・700W・1200Wの3段を数字で示したAmazon限定のデロンギ

De'Longhi KHD410812-GC

商品名に【Amazon.co.jp限定】とあるデロンギのデジタルラディアント。適用畳数は約8〜10畳、消費電力は500W・700W・1200Wの3段階、表面温度は約80℃で、安全プラグ付き。本体は幅245×奥行415×高さ630mm・12kgと、2位のHJ0812とほぼ同じ大きさに収まる。

保証期間は商品ページに3年と書かれ、商品名にはデロンギファミリー登録で5年保証とある。HJ0812との違いは、販路がAmazon限定であることと、出力の3段階が数字で示されていること。逆に、HJ0812の商品名にある24時間タイマーは、この機種の商品名にも特徴欄にも見当たらない。

スペック上の強み

  • 500W・700W・1200Wの3段階が明記されている
  • 安全プラグ付き
  • 12kgで、デロンギの3機種では最も軽い部類

気になるところ

  • Amazon限定モデル
  • 24時間タイマーの記載がない
  • 表面温度約80℃

合う部屋: 8〜10畳の寝室や仕事部屋で、出力を細かく落として使いたい人。

合わない部屋: タイマーで朝の運転開始を決めておきたい寝室。

6位 Brehobo オイルヒーター 暖房器具 省エネ — 転倒オフと安全ヒューズを書き込んだ8〜10畳のAmazon限定機

Brehobo オイルヒーター 暖房器具 省エネ

商品名に【Amazon.co.jp限定】とあるBrehobo製。商品ページによると8〜10畳向けで、出力は500W・700W・1200Wの3段階、温度は低温から高温まで無段階で調節できる。転倒すると自動で電源が切れる機能、本体の異常加熱で電源を切る安全ヒューズ、PSE認証を明記している。触れても火傷しにくい低温化設計という説明もあるが、表面温度の数値は示されていない。

電気代について、商品ページは1時間あたり18.9円程度とうたう。ただ、どの出力で、1kWhあたりいくらで計算したかは書かれていない。700Wを以前の目安単価27円/kWhで計算すると18.9円になり、数字は合う。現在の目安単価31円/kWhで計算し直すと、700Wで約21.7円、最大の1200Wなら約37.2円。ほかの機種と比べるときは、こちらの数字で並べたほうが公平だ。

本体サイズ、重さ、保証期間は特徴欄に書かれていない。安全機能の記載は多い一方で、数字で確かめられる仕様が他の6機種より少ないことが、この順位の理由になっている。

スペック上の強み

  • 転倒時の自動電源オフ、安全ヒューズ、PSE認証を明記
  • 500W・700W・1200Wの3段階と無段階の温度調節

気になるところ

  • 表面温度、本体サイズ、重さ、保証期間の記載がない
  • 商品ページの電気代の表示は計算条件が書かれていない

合う部屋: 8〜10畳で、倒れたときに電源が切れる機能を重視したい部屋。

合わない部屋: 置き場所の寸法や重さを数字で確かめてから買いたい人の部屋。

7位 アイリスオーヤマ POH-505K-ML — 500W・3.3畳、机の下と脱衣所のための小型機

アイリスオーヤマ POH-505K-ML

500W・3.3畳の小型オイルヒーター。メーカーは、テーブルや机の下に置く足元暖房、トイレや脱衣所のような狭い場所の暖房として使えると説明している。ほかの6機種と同じ土俵で比べる製品ではなく、部屋の暖房とは別に足元や小さな空間を受け持つ1台という位置づけだ。

暖かい空気は上にたまるので、部屋がエアコンで暖まっていても、床に近い足元は冷えやすい。机に向かう時間が長い人ほど、この差が気になる。500Wという出力の小ささは、コンセントやブレーカーへの負担の小ささでもある。

メーカーは寒い季節のヒートショック対策にも使えるとうたっている。ただ、オイルヒーターは暖まるまでに時間がかかるので、入浴の少し前から運転しておく使い方になる。水がかかる場所に置かないことを含め、設置場所の条件は取扱説明書での確認が前提になる。安全面では転倒オフ機能と、バイメタル温度制御の記載がある。バイメタルは温度で曲がる金属板のことで、熱くなると接点を離して通電を切る。

色は木目ナチュラルのPOH-505K-MLのほかに、木目ダークブラウンのアイリスオーヤマ POH-505K-MDがある。商品ページの特徴欄は同じ内容で、違いは色だけ。床やデスクの色に合わせて選べばいい。

アイリスオーヤマ POH-505K-MD

スペック上の強み

  • 500Wで、コンセントやブレーカーへの負担が小さい
  • 転倒オフ機能付き
  • 小型で置き場所を取らず、移動しやすいとメーカーが説明している

気になるところ

  • 目安は3.3畳で、部屋全体の暖房としては出力が足りない
  • 本体サイズ、重さ、タイマーの記載がない

合う場所: デスクの足元、トイレ、脱衣所といった狭い場所。

合わない場所: これ1台で暖めたい6畳以上の部屋。

木目ダークブラウンの色違い(POH-505K-MD)はこちら。

電気代は「W数×時間×単価」で見積もる

オイルヒーターの電気代は、消費電力(kW)×使った時間(h)×1kWhあたりの単価で計算できる。単価は契約によって違うので、検針票や料金明細の数字を使うのが確実だ。手元に無ければ、全国家庭電気製品公正取引協議会が示す目安単価31円/kWh(税込)で見積もれる。

出力 1時間 1日8時間×30日 この出力を持つ機種
1500W 約46.5円 約11,160円 1位・3位
1200W 約37.2円 約8,928円 2位・5位・6位
700W 約21.7円 約5,208円 5位・6位の中段
500W 約15.5円 約3,720円 5位・6位の弱、7位

この表は、その出力で回し続けた場合の上限に近い数字。設定温度に届けばサーモスタットが通電を切ったり出力を落としたりするので、実際の電気代はこれより下がる。ただ、断熱の弱い部屋や冷え込む日は運転がほとんど止まらず、上限に近づいていく。

この上限を下げる手段が、エコモードと出力切替だ。1位のRHJ75V0915と4位のIWH-1210M-Wはエコモードを持ち、3位のLFX11EHは600Wまで、5位と6位は500Wまで出力を落とせる。楽天のレビューでも、1位の機種に電気代を心配する声が複数あった。オイルヒーターは「安い暖房」ではなく「静かで風の出ない暖房」として選ぶもの。請求書を見て二度見する前に、計算だけは一度しておきたい。

1500Wの機種はコンセントとブレーカーを先に確かめる

家庭のコンセントは1口あたり15A、100Vなら1500Wまでが一般的な上限になる。1位のRHJ75V0915と3位のLFX11EHは最大1500Wで、この上限いっぱいを使う。延長コードやテーブルタップにも定格があり、超えれば発熱のおそれがあるので、壁のコンセントに直接挿すのが基本だ。

次がブレーカー。住宅の分岐回路は20A(100Vで2000W)のことが多く、同じ回路で電子レンジやドライヤーを使えば容量を超えて落ちる。どのコンセントが同じ回路につながっているかは、分電盤の回路の表示で確かめられる。不安なら、1200W機か、出力を落とせる機種を選んでおくと安心だ。

表面温度60℃と80℃、子どもやペットがいる部屋で見るところ

オイルヒーターは燃焼しないので炎も排気も出ないが、本体そのものは熱くなる。商品名に表面温度の記載があるのは、1位のRHJ75V0915(約60℃)と、2位のHJ0812・5位のKHD410812-GC(どちらも約80℃)の3機種。小さな子どもやペットが触れやすい場所に置くなら、低いほうの数字が判断材料になる。6位のBrehoboは低温化設計とうたっているが、数値は示していない。

表面温度の次は、触られたときや倒れたときの備えを見る。4位のIWH-1210M-Wはチャイルドロック、6位のBrehoboと7位のPOH-505K-MLは転倒時の電源オフ、2位と5位のデロンギは安全プラグを持つ。どれか1つで危険をすべて防げるわけではないので、まずはカーテンや布団から離し、人の通り道を避けた場所に置くこと。本体に洗濯物やタオルをかけて乾かす使い方も避け、機種ごとの取扱説明書の注意事項を確かめておきたい。

机に向かう時間が長く、部屋を暖めても足先だけ冷えるという人は、【2026年版】電動フットウォーマー比較10選|足元の冷え対策も参考になる。足元だけを温める暖房なので、部屋を暖めるオイルヒーターと役割が重ならない。

留守中もペットのために暖房をつけておくか迷っているなら、【2026年版】ペット用ヒーター比較8選|犬猫の寒さ対策で、寝床だけを温めるペット用ヒーターと比べてみる手もある。

よくある質問

オイルヒーターとエアコン、電気代が安いのはどっち?

同じ量の熱を得るなら、一般にエアコンのほうが安い。エアコンはヒートポンプで外の熱を室内に運ぶので、使った電力より多くの熱を室内に出せる。一方のオイルヒーターは電気をそのまま熱に変える仕組みで、1200Wなら出せる熱も1200W分にとどまる。オイルヒーターを選ぶ理由は、電気代の安さではなく、風が出ないこと、運転音が小さいこと、燃焼しないことにある。

オイルヒーターなら加湿器はいらない?

いらないとは言い切れない。オイルヒーターは石油ストーブのように燃焼で水蒸気を出さないし、空気中の水分を減らすわけでもない。ただ、空気は温まると同じ水分量でも相対湿度が下がるので、どの暖房でも部屋を暖めれば湿度計の数字は下がる。オイルヒーターが乾燥しにくいと言われるのは、温風が肌や喉に直接当たらないことが大きい。湿度計を置いて、40%を下回るようなら加湿器を足すと判断しやすい。

延長コードやテーブルタップにつないでもいい?

おすすめしない。1500W機は家庭用コンセント1口の上限いっぱいを使い、1200W機でも延長コードの定格に近い電流が長い時間流れる。延長コードやテーブルタップは定格を超えると発熱のおそれがある。取扱説明書の指示を確かめたうえで、壁のコンセントに直接挿すのが基本になる。

つけたまま寝ても大丈夫?

燃焼しないので、一酸化炭素や排気の心配はない。ただ本体は熱くなるので、布団やカーテンが触れる位置に置かないことが前提だ。2位のHJ0812の24時間タイマーや4位のIWH-1210M-Wの切タイマーを使えば、寝ている間の運転時間を区切れる。夜間の使い方は、機種ごとの取扱説明書の注意事項に従ってほしい。

13畳より広いリビングでも使える?

今回の7機種では、メーカー表記の上限は1位のRHJ75V0915の13畳。それより広いLDKを1台で暖めるのは難しい。楽天のレビューでも、1位の機種について広い部屋やリビングで暖まらないという星1の声が複数ある。広い部屋では、エアコンで部屋全体を暖め、オイルヒーターは家族が長くいる場所の補助に回す使い方が現実的だ。

オイル漏れの心配は?捨てるときはどうする?

オイルは本体の中に密閉されていて、普段の使用で補充や交換をするものではない。KHD410812-GCの商品名にも「燃料補充不要」とある。本体を落としたりぶつけたりして変形したときは、使うのをやめてメーカーに相談したい。処分方法は自治体によって違い、粗大ごみとして出せる地域もあれば、扱いを個別に決めている地域もある。捨てる前に、住んでいる自治体の案内を確かめておきたい。

まとめ|置く部屋ごとの最終候補

オイルヒーター選びは、畳数で機種を絞り、W数でコンセントとブレーカーを確かめ、表面温度と安全機能で置き場所との相性を見る、という順に進めると迷わない。速く暖める暖房ではないので、タイマーで先回りさせるか、エアコンと役割を分ける前提で選びたい。

総合1位 デロンギ ベルカルド RHJ75V0915 — 10〜13畳の部屋を表面温度約60℃で暖める

7機種で唯一10〜13畳に届き、表面温度も約60℃と低め。広めのリビングや、子どもやペットがいる部屋の候補になる。

総合2位 デロンギ オイルヒーター HJ0812 — 24時間タイマーと安全プラグで寝室を固める

1200Wで8〜10畳を受け持ち、24時間タイマーで朝晩の運転を決めておける。寝室や仕事部屋の1台目に。

総合3位 ユーレックス オイルヒーター LFX11EH — 600Wから1500Wまで出力を寄せたい部屋に

3段の出力で4〜10畳まで合わせられる。重さは18kgあるので、置き場所を決めて使う人向け。

8畳までの個室ならチャイルドロック付きのアイリスオーヤマ オイルヒーター IWH-1210M-W、机の下や脱衣所なら500Wのアイリスオーヤマ POH-505K-MLも候補に残る。最後に1つだけ。オイルヒーターの暖まり方は、機種の差と同じくらい部屋の断熱で変わる。窓のすき間風を放っておいたまま高い機種を買うのは、底の抜けたバケツに高級な水を注ぐようなものなのだ。

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