【2026年版】ミニPCおすすめ8選|CPU・メモリ・完成品かベアボーンかで比較

ミニPC比較8選 ガジェット・暮らし

ガジェット&ホーム担当: hikaku-man

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調査時点: 2026年10月31日(価格・在庫・提供条件は変動します)

ミニPCは「届いてすぐ使える完成品か、メモリやSSDを自分で足すベアボーンか」「やりたい作業にCPUとメモリが足りるか」「つなぎたい画面と周辺機器の数に端子が足りるか」の3点で選ぶと迷いにくい。パーツを自分で選んで性能を突き詰めたいなら、Ryzen 9 8945HSのベアボーンMinisforum UM890 Pro が第一候補。届いてすぐ使える完成品で写真の整理までこなすなら、Ryzen 7 7735HS・24GBのBeelink EQR6 が合う。会社のように画面を何枚も並べるなら、最大4画面に出せて11個の端子を持つHP EliteDesk 800 G9 Mini、事務作業とネット閲覧だけなら、Intel N5030のNiPoGi N5030 で足りる。

候補は、楽天・Amazonで現在購入できるミニPCから8台に絞った。順位は、CPUとメモリの余裕、届いてからの使いやすさ、端子と拡張性、静かさと置き方の順に重みを置いて僕が決めた。スペックはメーカーの公表値と商品ページの記載による。

完成品かベアボーンか|届いた日に使えるかが違う

ミニPCには、メモリ・SSD・OSが入って届く完成品と、それらを自分で用意して組み込むベアボーン(キット)がある。今回の8台では、Minisforum UM890 Pro とASUS NUC 14 Pro がベアボーンとして売られている。ほかは、メモリとSSDを積み、Windowsが入った状態で届く。

ベアボーンは、メモリやSSDの容量を自分で決められ、必要なぶんだけ積めるのが利点。そのかわり、本体価格のほかにメモリ・SSD・Windowsのライセンス代がかかり、取り付けとOSのインストールも自分で行う。パソコンのパーツを触ったことがないなら、完成品のほうが早くて確実だ。

CPUとメモリの目安|何に使うかで決める

ミニPCの性能は、CPUの種類でおおよそ決まる。今回の8台は3つの層に分かれる。

  • 高性能(写真・動画の編集、プログラミング、軽いゲーム):Minisforum UM890 Pro(Ryzen 9 8945HS)、HP EliteDesk 800 G9 Mini(Core i5-14500・Pコア6+Eコア8)。UM890 Proは内蔵グラフィックスにRadeon 780Mを持つ
  • 中間(事務作業を快適に、たまに重い作業):Beelink EQR6(Ryzen 7 7735HS)、Lenovo ThinkCentre M75q Gen5(Ryzen 5)、ASUS NUC 14 Pro(Core 3 100U)
  • 省電力(ネット閲覧、文書作成、動画視聴):NiPoGi N5030(Intel N5030)、BMAXPC N4500(Intel N4500)、Bmax J3355(Intel Celeron J3355)

メモリは、ブラウザのタブを何十枚も開く、表計算と会議アプリを同時に動かすなら16GB以上がほしい。今回は、Beelink EQR6 が24GB、HP とLenovo が16GB、NiPoGi が12GB、BMAXPC が8GB、Bmax J3355 が6GB。省電力の3台はネット閲覧や文書作成なら十分だが、動画の編集や重いアプリには向かない。

端子と画面の数|つなぎたい機器から逆算する

ミニPCは本体が小さいぶん、端子の数と種類に差が出る。画面を何枚つなぐかで見ると、HP EliteDesk 800 G9 Mini は、DisplayPort 1.4×2、HDMI 2.1、USB-Cから最大4枚の4K画面に出せる。ASUS NUC 14 Pro はThunderbolt 4を持つ。省電力の3台はHDMIが2つで、2画面に出せる。

有線LANが2つ欲しいなら(家庭内サーバーやルーター用途)、デュアルLANのBeelink EQR6 が合う。Beelink EQR6 は電源を本体に内蔵していて、大きなACアダプターを机の下に転がさずに済む。

置き方では、VESAマウントでモニターの背面に取り付けられる機種もある。HP EliteDesk 800 G9 Mini とNiPoGi N5030 はVESAマウント付き。モニターごと机から浮かせたいなら、モニターアーム比較10選と組み合わせると、机の上に本体の置き場所が要らなくなる。

8台の比較表|CPU・メモリ・ストレージ

表の「-」は、商品ページに記載のない項目。

順位 商品 CPU メモリ ストレージ 形態 主な特徴 購入
1位 Minisforum UM890 Pro
Minisforum UM890 Pro
Ryzen 9 8945HS 別途用意 別途用意 ベアボーン Radeon 780M・Ryzen AI
2位 HP EliteDesk 800 G9 Mini
HP EliteDesk 800 G9 Mini
Core i5-14500 16GB DDR5 512GB NVMe 完成品 最大4画面・端子11個・VESA
3位 Lenovo ThinkCentre M75q Gen5
Lenovo ThinkCentre M75q Gen5
Ryzen 5 16GB 512GB 完成品(Office付き) ThinkShield・USB保護
4位 Beelink EQR6
Beelink EQR6
Ryzen 7 7735HS 24GB DDR5 1TB PCIe4.0 完成品 電源内蔵・デュアルLAN
5位 ASUS NUC 14 Pro
ASUS NUC 14 Pro
Core 3 100U 最大96GB(別途用意) 3台まで(別途用意) ベアボーン Thunderbolt 4・Wi-Fi 6E
6位 NiPoGi N5030
NiPoGi N5030
Intel N5030(4C/4T) 12GB LPDDR4 256GB(2.5インチ増設可) 完成品(Win11 Pro) HDMI×2・TPM 2.0・VESA
7位 BMAXPC N4500
BMAXPC N4500
Intel N4500 8GB 256GB SSD(2スロット) 完成品(Win11 Pro) 約32dB・HDMI 2.0×2
8位 Bmax J3355
Bmax J3355
Celeron J3355 6GB 128GB eMMC(2スロット) 完成品(Win11) 約38dB・HDMI 1.4×2

ミニPCランキング8選|性能の余裕と使いやすさで並べた

1位 Minisforum UM890 Pro — Ryzen 9 8945HSのベアボーン。パーツを選んで性能を詰める

MINISFORUMのミニPC「UM890 Pro」のベアボーンキット。商品名の記載では、CPUはRyzen 9 8945HSで、グラフィックスはRadeon 780M、AI処理用のRyzen AIエンジンを持つ。

今回の8台でCPUの格がいちばん上。ベアボーンなので、メモリとSSDとWindowsを別に用意して組み込む。64GBのメモリや2TBのSSDなど、用途に合わせて容量を決められるのが利点で、パーツの取り付けに慣れた人向けだ。パーツ代を足した総額で、完成品の機種と比べてから決めたい。楽天市場には出品が見当たらなかった。

2位 HP EliteDesk 800 G9 Mini — 最大4画面と11個の端子。仕事机の主役になる法人向け

HP EliteDesk 800 G9 Mini

HPの法人向けミニPC「EliteDesk 800 G9 Mini」。商品ページの記載では、CPUはCore i5-14500(最大5.0GHz・Pコア6+Eコア8)、メモリはDDR5の16GB、SSDは512GBのNVMe。大きさは17.70×17.50×3.43cm、重さ1.42kgで、VESAマウントが付く。DisplayPort 1.4×2、HDMI 2.1、USB-Cから最大4枚の4K画面に出力でき、USB-C(20Gbps)やUSB-A(10Gbps)を含む合計11個の端子を持つ。Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、有線LANに対応し、HPの有線キーボードとマウスが付く。

BitLockerによる暗号化、リモートデスクトップ、ドメイン参加、Hyper-Vといった企業向けの機能を前提にした作り。画面を3〜4枚並べる表計算やトレード、開発の机に向く。キーボードとマウスまでそろうので、届いたその日に机が完成する。楽天市場には出品が見当たらなかった。

3位 Lenovo ThinkCentre M75q Gen5 — Ryzen 5とOffice付き。事務作業に合わせた構成

Lenovo ThinkCentre M75q Gen5

レノボの小型デスクトップ「ThinkCentre M75q Tiny Gen 5」。商品名の記載では、CPUはAMD Ryzen 5、メモリ16GB、ストレージ512GB、Windows 11とOfficeが付く。商品ページでは、セキュリティ機能のThinkShieldと、USBポートからのデータの持ち出しや外部からの侵入を防ぐSmart USB Protectionを挙げ、盗難防止のセキュリティケーブルにも対応する。

Officeが付くので、文書・表計算・プレゼンの仕事をすぐ始められる。法人向けのThinkCentreシリーズで、家庭の在宅勤務用にも、小さな事務所の共用機にも向く。Ryzen 5の詳しい型番は商品名から読み取れなかったので(楽天の出品ではRyzen 7 8700GEの構成もある)、構成を確かめてから選びたい。楽天のレビューはまだ付いていない。

4位 Beelink EQR6 — 電源内蔵とデュアルLAN。Ryzen 7 7735HSの完成品

BeelinkのミニPC「EQR6」。商品名の記載では、CPUはRyzen 7 7735HS(最大4.75GHz)、メモリはDDR5の24GB、SSDはPCIe 4.0の1TB。電源を本体に内蔵し、有線LANを2つ持ち、4Kのデュアルディスプレイに対応する。

電源内蔵なので、ACアダプターの置き場所に困らない。LANが2つあるので、家庭内のファイルサーバーやネットワーク機器としての使い方にも広げやすい。事務作業から写真の整理まで余裕を持ってこなせる構成だ。楽天市場には出品が見当たらなかった。

5位 ASUS NUC 14 Pro — Thunderbolt 4とストレージ3台。拡張性で選ぶベアボーン

ASUS NUC 14 Pro

ASUSのNUC 14 Pro(Tall・ベアボーン)。商品名の記載では、CPUはIntel第14世代のCore 3 100Uで、メモリはDDR5を最大96GBまで積める。ストレージを3台まで入れられる設計で、Thunderbolt 4、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3に対応する。

Thunderbolt 4で外付けのSSDやドックを高速につなげ、ストレージを3台入れられるので、データをためる用途に向く。Core 3 100Uは省電力寄りのCPUで、重い処理より、静かに長時間動かす使い方に合う。ベアボーンなのでメモリ・SSD・OSは別に用意する。楽天では別のCPUを積んだSlimモデルも出品されているので、型番を確かめて選びたい。楽天のレビューはまだ付いていない。

6位 NiPoGi N5030 — 12GBメモリとHDMI×2。ネットと事務作業の省電力機

NiPoGi N5030

NiPoGiのミニPC。商品ページの記載では、CPUはIntel N5030(4コア4スレッド・最大3.1GHz)、メモリはLPDDR4の12GB、SSDはM.2の256GB(最大2TBまで換装可)で、2.5インチのSSDも増設できる。端子はHDMI 2.0×2、USB 3.2×2、USB 2.0×2、有線LANで、2.4GHz/5GHzのWi-Fiに対応する。TPM 2.0を積み、VESAマウントとHDMIケーブルが付く。Windows 11 Proが入っている。

ネット閲覧、メール、文書作成、動画の視聴といった軽い用途なら、この構成で足りる。HDMIが2つあるので、2画面で表計算と資料を並べる事務作業にも使える。VESAマウントでモニターの裏に付ければ、机の上は画面だけになる。楽天市場には出品が見当たらなかった。

7位 BMAXPC N4500 — 約32dBの静かさとSSD 2スロット。小型の事務用

BMAXPC N4500

BMAXのミニPC。商品ページの記載では、CPUはIntel N4500(最大2.8GHz・TDP約6W)、メモリ8GB、SSD 256GBで、NVMeとSATAのSSDスロットを1つずつ持ち、最大8TBまで増設できる。金属のヒートシンクとファンで冷やし、通常使用時の動作音は約32dB。HDMI 2.0×2、USB 3.0×2、USB 2.0×2、有線LANを備え、Wi-Fi 5とBluetooth 5.0に対応する。Windows 11 Pro入り。

動作音の小ささを数字で示しているので、寝室や静かな書斎に置きたい人の目安になる。メモリ8GBは、ブラウザのタブを多く開くと余裕がなくなるので、用途は事務作業とネット閲覧に絞りたい。F9キーで初期状態に戻せる復元機能もある。楽天市場には出品が見当たらなかった。

8位 Bmax J3355 — 6GB・128GBの入門機。軽い用途や家庭内サーバーに

Bmax J3355

BMAXの小型ミニPC。商品ページの記載では、CPUはIntel Celeron J3355(最大2.5GHz)、グラフィックスはIntel HD Graphics 500、メモリはLPDDRの6GB、ストレージは128GBのeMMC。SATAとNVMeのSSDスロットで最大8TBまで増設できる。低負荷時の動作音は約38dBで、HDMI 1.4×2で2画面に出せる。Wi-Fi 5とBluetooth 5.0に対応し、Windows 11入り。

今回の8台でCPUとメモリはもっとも控えめ。商品ページも、日常の文書処理や軽量の家庭内サーバー、ソフトウェアルーターといった用途を挙げている。普段使いのメインパソコンにするより、決まった役割を1つ任せる使い方が合う。楽天市場には出品が見当たらなかった。

よくある質問

ミニPCは普通のデスクトップと比べて性能はどう?

同じ価格帯なら、大きなデスクトップのほうが冷却に余裕があり、単体のグラフィックボードも積める。ただ、Ryzen 7 8845HSやCore i5-14500クラスのミニPCなら、事務作業から写真・動画の編集まで十分にこなせる。本格的な3Dゲームや大規模な動画の書き出しは、グラフィックボードを積んだデスクトップのほうが向く。

ベアボーンには何を買い足せばいい?

メモリ、SSD、OS(Windowsのライセンス)の3つ。メモリとSSDは、本体が対応する規格(DDR5か、M.2の長さとPCIeの世代など)に合うものを選ぶ。取り付けたあとにWindowsをインストールする手順も必要になる。

メモリやSSDは後から増設できる?

機種による。BMAXPC N4500 とBmax J3355 はSSDのスロットを2つ持ち、NiPoGi N5030 は2.5インチのSSDを足せる。ASUS NUC 14 Pro はメモリを最大96GBまで、ストレージを3台まで積める。メモリが本体に直付けの機種は増設できないので、購入前に確かめたい。

モニターの裏に取り付けられる?

VESAマウントが付く機種なら取り付けられる。HP EliteDesk 800 G9 Mini とNiPoGi N5030 はVESAマウント付き。モニターの背面がVESA規格(75mmや100mmのネジの間隔)に対応しているかも確かめる。

動作音は静か?

負荷が軽いときは多くのミニPCが静かに動く。BMAXPC N4500 は通常使用時の動作音を約32dB、Bmax J3355 は低負荷時に約38dBと示している。高性能なCPUの機種は、重い処理のときにファンの音が大きくなりやすい。

まとめ|性能を突き詰めるならUM890 Pro、画面を並べるならEliteDesk、軽い用途ならNiPoGi

ミニPCは、完成品かベアボーンかを先に決め、用途に合うCPUとメモリ、つなぎたい画面と周辺機器の数で絞ると選びやすい。省電力の機種は軽い用途に割り切れば、静かで場所を取らない1台になる。

総合2位 Minisforum UM890 Pro — パーツを選んで性能を詰めたいなら

Ryzen 9 8945HSのベアボーン。メモリ・SSD・OSを自分で用意して、用途に合わせた構成にできる。

総合3位 HP EliteDesk 800 G9 Mini — 画面を何枚も並べる仕事机なら

Core i5-14500・16GBで、最大4枚の4K画面と11個の端子。キーボードとマウス付きで、VESAでモニター裏にも付く。

4位以下では、Office付きですぐ仕事を始めるならLenovo ThinkCentre M75q Gen5、電源内蔵とデュアルLANならBeelink EQR6、静かな事務用ならBMAXPC N4500 が候補になる。机の下を占領していたタワーPCは、弁当箱くらいの大きさに置き換えられる。

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